蛇の脱皮の時期・回数・兆候について解説!適した温度や注意点も解説
更新日:2024年07月13日
蛇の種類にもよりますが、コーンスネークであれば23℃~28℃、ポールパイソンであれば26℃~32℃に保つと良いでしょう。
脱皮の際、温度よりも気をつけたいポイントは湿度です。湿度不足になってしまうと、脱皮不全を起こして皮膚に抜け殻が付着したままとなってしまいます。最悪の場合、皮膚が壊死してしまう恐れもあるのです。
目が白く濁って脱皮の時期になったら、霧吹きなどでゲージ内を湿らせましょう。湿度は60%~70%ぐらいが理想です。
脱皮の際、温度よりも気をつけたいポイントは湿度です。湿度不足になってしまうと、脱皮不全を起こして皮膚に抜け殻が付着したままとなってしまいます。最悪の場合、皮膚が壊死してしまう恐れもあるのです。
目が白く濁って脱皮の時期になったら、霧吹きなどでゲージ内を湿らせましょう。湿度は60%~70%ぐらいが理想です。
蛇が脱皮するときの注意点
蛇の脱皮の時期から温度・湿度まで紹介していきました。蛇が無事に脱皮を始めたとしても、これで終わりではありません。蛇が脱皮不全を起こしてしまう可能性もありますし、脱皮した皮を放置しておくと飼育環境が悪化する恐れもあるからです。
ここでは、蛇が脱皮をする時、飼い主である私たちが守る注意点を紹介していきます。
ここでは、蛇が脱皮をする時、飼い主である私たちが守る注意点を紹介していきます。
蛇が脱皮した皮は放置しない
両生類やヤモリは脱皮後の皮を食べる習性がありますが、蛇にはその習性がありません。先述したように、蛇の皮膚は私たちの髪や爪と同じケラチンというタンパク質でできています。
タンパク質はカビやダニが好むので、皮を放置しておくと、たちまちカビやダニの温床となってしまう恐れがあるのです。湿気が強い夏の時期などはカビが発生しやすくなります。脱皮した際はなるべく早く、皮をゲージから取り除くようにしましょう。
タンパク質はカビやダニが好むので、皮を放置しておくと、たちまちカビやダニの温床となってしまう恐れがあるのです。湿気が強い夏の時期などはカビが発生しやすくなります。脱皮した際はなるべく早く、皮をゲージから取り除くようにしましょう。
脱皮中のヘビに触らない
脱皮中の蛇は非常にナイーブになっています。その為、うかつに触ったりしない方が良いでしょう。この時期の蛇にとって触られることはストレスなのです。
皮が一度ですべて剥がれ落ちずに脱皮不全になってしまう可能性や、蛇に噛まれてしまう恐れもあり危険です。
皮が一度ですべて剥がれ落ちずに脱皮不全になってしまう可能性や、蛇に噛まれてしまう恐れもあり危険です。
脱皮不全を起こしたときは手伝ってあげる
脱皮中の蛇には触れてはいけないと述べましたが、脱皮不全を起こしているときは例外です。脱皮不全のまま放置しておくと皮膚が壊死してしまう恐れがあります。
ピンセットや毛抜きで剥がれていない皮を慎重に剥きます。目の部分で脱皮不全を起こしている場合や皮を剥ぐ自信の無い場合は動物病院へ連れて行きましょう。
ピンセットや毛抜きで剥がれていない皮を慎重に剥きます。目の部分で脱皮不全を起こしている場合や皮を剥ぐ自信の無い場合は動物病院へ連れて行きましょう。
蛇の脱皮の時期や回数について正しい知識を持とう
いかがでしたか。蛇の脱皮の時期は夏が多いこと、年齢が若いと脱皮の頻度が多いことがわかりました。時期や頻度は種類や環境によって異なるので、観察日記をつけて時期など記録してみても良いでしょう。
蛇の脱皮は蛇が生きていくうえで重要な現象です。脱皮の兆候が見られるときは、そっと見守ってあげましょう。
蛇の脱皮は蛇が生きていくうえで重要な現象です。脱皮の兆候が見られるときは、そっと見守ってあげましょう。
初回公開日:2022年07月28日
記載されている内容は2022年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。