サキシマカナヘビとはどんなヘビ？飼育に必要なものもあわせて紹介

紫外線ライトのレプタイルは、熱帯や亜熱帯に生息する爬虫類に最適なUVBを照射するランプです。爬虫類にとって必要な紫外線を照射、新陳代謝を促し生命活動の維持に役立ちます。

サキシマカナヘビは紫外線が不足すると、正常に骨を作ることができません。歩行障害や背骨の変形を起こすので、屋内で飼育する際は必ず紫外線ライトが必要になります。

また、ケージ内は自然に近い明るさにした方が良いため「ナチュラルライト」と併用することをお勧めします。

ウェットシェルターは、上部にあるくぼみに水をためるだけで高湿度を保つことができます。たっぷり水をためておけばケージ内は90％前後の湿度を保つことができ、湿度管理もらくになるでしょう。

ウェットシェルターを設置するだけで脱皮不完全も防ぐことができ、サキシマカナヘビにとって良い環境を作ることができます。

さまざまなタイプのウェットシェルターが販売されており、丸形や三角、四角など、好みにあったものが見つかるでしょう。しかし、サキシマカナヘビは尻尾が長く、ある程度大きく成長します。サイズが小さすぎると入りにくくなるので、余裕のあるサイズを選んで下さい。

爬虫類を飼育するのに保温器具は欠かせません。イージーグローサーモは、ダイヤルを回して温度管理ができるサーモスタットです。細かな温度調整ができるので、使いやすいでしょう。

設定できる温度は18～40度です。サキシマカナヘビの赤ちゃんは25～30度位で、大人だと20度位まであれば問題なく飼育できます。温度計を設置して、一定の温度を保ちましょう。

ケージ内に保温球を入れてしまうと飛びついて火傷をすることがあるので、保温球は必ず外側に設置してください。