スジエビの飼育に必要なものとは？水槽や適した餌などについて紹介

水草や流木を使って水槽内をレイアウトし、スジエビの隠れ場所を作ってあげましょう。飼育用の水草は農薬不使用で葉が柔らかく流木などへ活着しやすいものがおすすめです。

草丈が低く細かい葉で茂みを作るウィローモス、丈夫なアヌビアス・ナナなどスジエビに合う水草は数多くあります。お腹が空き食べてしまうことがあるため、水草を入れておくと餌の量や水槽内に入れるエビの数を見直すきっかけにもなるでしょう。

エアーポンプを使い水流を作ると、水槽内の隅々まで十分な酸素を届けられ、水質を下げる原因となる糞や食べ残しなどを水と一緒にろ過フィルターへ送れます。ヒーターやクーラーで管理している水温を均一にするのにも役立つでしょう。

酸欠に弱いスジエビを数匹一緒に飼育する場合はエアーポンプが必須です。エアーポンプを設置すると、スジエビだけでなく水中の有益なバクテリアにも酸素が行きわたります。

ここからはスジエビを入手する方法や飼育の仕方を見ていきましょう。

水槽内の管理やスジエビの体調管理など気にかけておきたい点はいろいろあります。赤ちゃんの育て方や飼育する上で気をつけておきたいことも確認しておきましょう。

スジエビは川などで捕まえられますが、販売しているものを購入すると欲しい数を確実に入手できるでしょう。釣具店で釣りの餌用として販売されているほかアクアリウムショップ、ペットショップで取り扱っている場合もあります。

近くにショップがないときは、ネット通販を利用してみましょう。ネットショップでは10匹単位で販売されていることが多く、店舗によって若干値段が違います。

雑食性のスジエビはエビ類を対象に作られた人工的な餌で育てられます。魚用の餌でも下に沈むタイプだと食べやすいでしょう。最初は食べなくても、徐々に慣らしていけくと食べるようになります。

餌やりの回数は1日あたり2～3回ほどでよく、1回に数分で食べられる量を与えるのがポイントです。食べ残すと水が淀んでしまうため、多そうだと感じた場合は加減してちょうどよい量をみつけましょう。