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ケヅメリクガメの寿命はどれくらいある?食べる餌や体重についても解説

更新日:2024年07月08日

「亀は万年」という言葉があることから、亀は一般的に長寿のイメージがあるのではないでしょうか。では、ケヅメリクガメの場合はどうなのか?特徴や食性などと共に、詳しい情報をお届けします。ケヅメリクガメに興味がある方は、ぜひ本記事をご覧ください。

ケヅメリクガメの寿命はどれくらいある?食べる餌や体重についても解説

餌の種類と与え方

ケヅメリクガメの餌には成長に必要なカルシウムが豊富に含まれている小松菜をはじめとしたキャベツ、レタス、きゅうり、モロヘイヤ、白菜などの野菜を主食にするのがおすすめです。

他にはイネ科の植物、果物だとリンゴやオレンジ、リンゴなども食べてくれます。ただし、植物は農薬や排気ガスに汚染されていないものを、果物は糖分が多いので与えすぎないようにしてください。

市販のリクガメ用フードは主食にせず、補助的に与えるようにしましょう。また、ショウ酸が多く含まれているほうれん草や、球根を持つ玉ねぎなどは、ケヅメリクガメの体によくないため、与えない方がいいとされています。

餌を与える頻度は1日1回、量は食べ残しを参考に調整し、餌入れに適量を置いてあげてください。同じものばかりを与えずに、バランスのよい食事を心掛けてあげましょう。

最適な温度

ケヅメリクガメの適温は22~30度程度です。生息地にあわせて夜間は20~23度程度まで下げてください。

変温動物であるケヅメリクガメにとって、日本の冬は厳しい寒さになります。暖房をつけ、保温器具を設置して35度~40度程度のホットスポット作りも忘れずに行いましょう。また、健康維持のため、最低でも週2回は日光浴させてあげてください。

散歩のさせ方

ケヅメリクガメはよく動き回るので、日光浴も兼ねて外で散歩させてください。運動不足になったり、ストレスが溜まったりしないようになるべく広い庭などに出してあげましょう。

カラスや猫などの天敵から身を守る対策として、柵を設置しておく必要があります。特に体の小さな幼体の時は絶対に目を離さないでください。

あちこちに糞と尿をするため、掃除が大変になります。なので体の大きさにあったおむつを履かせて、散歩させるのもおすすめです。

ケヅメリクガメの寿命の長さや大きさを知って飼育できるかよく考えよう

ここまでケヅメリクガメについて説明してきましたが、いかがでしたか。寿命の長さや成長速度を踏まえると、かなり先のことまで考えてから購入しなければなりません。

飼育の大変さからある程度大きくなると、飼育放棄する人もいると言われています。里親を募集したり、動物園へお願いしたりするなどして引き取り手を探す人もいますが、受け入れ先が見つからず、適当な場所に捨てる人が後を絶ちません。

ケヅメリクガメに限らず、ペットを捨てるのは悪いことです。飼育する際は、寿命の長さから生涯を共にするくらいの覚悟を持って、ケヅメリクガメが安心して暮らせる環境を整えてから飼うようにしてください。

初回公開日:2022年06月16日

記載されている内容は2022年06月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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