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スッポンモドキの販売場所はどこ?飼育方法や必要な水槽の大きさについても解説

更新日:2024年07月10日

ブタ鼻と大きな体が魅力のスッポンモドキ、飼育してみたいなと思っている人も多いのではないでしょうか。この記事ではスッポンモドキの飼育に必要なことや注意点を紹介しています。スッポンモドキに興味のある方や飼育を考えている方は是非チェックしてみてください。

スッポンモドキの販売場所はどこ?飼育方法や必要な水槽の大きさについても解説
スッポンモドキのオスメス見分け方を紹介します。

オスはしっぽが太くその付け根付近に排泄口があり、甲羅が盛り上がっています。
それに対しメスはしっぽが細く排泄口はしっぽから離れ、体側にあり甲羅が平べったくオスに比べると低いです。

これらの見分け方は他のカメにも共通しているため、他のカメの性別を見分ける際にも参考にしてください。

繁殖時期と産卵方法

スッポンモドキの繁殖は7月から11月頃に行われます。

普段水中で過ごしているスッポンモドキは産卵の時のみ陸にあがってきて、個体によっては40個程の卵を産み落とします。

そのような産卵方法を2度行いますが、スッポンモドキは卵にも噛みついてしまうため、交尾や産卵に気付いたらすぐに卵から親を離しましょう。

赤ちゃんの成長速度

スッポンモドキは赤ちゃんだと大体5~10㎝程で販売されています。
スッポンモドキは長生きなので成長速度もゆっくりですが3才程で成長期に入り、成長期になると40㎝程まで大きくなります。

個体や餌の量、水槽の大きさによっても変わってきますが最大80㎝程にもなるというスッポンモドキなので、大きなサイズでも責任を持って育て、設備を充実させる覚悟が必要です。

スッポンモドキを飼育する際の注意点

ここまでスッポンモドキの魅力や飼育するうえで必要なことを紹介してきました。
ペットとして人気もあり、とてもかわいいスッポンモドキにすっかり夢中になってしまった方も多いのではないでしょうか。

しかし動物を飼育する際には必ず注意しなくてはいけないことがあります。
ここからはスッポンモドキを飼育する際の注意点を紹介します。
自分でもきちんと飼育することができるのか今一度考えてみましょう。

噛む習性がある

スッポンモドキは噛み癖があります。
目の前にあるものは飼い主だろうと同種だろうと水槽設備だろうと何でも噛みます。

そのため水槽内の掃除の際はゴム手袋を装着し、ヒーターやライト、フィルターやコードなどは噛まれても問題がないようにカバーをかけたり、噛むことができないような場所に設置するようにしましょう。

大きく成長する

最大80㎝程まで成長すると言われているスッポンモドキは、広い飼育スペースが必要になります。

また、広い飼育スペースということは水槽内の水の量も多くとても重たいです。
そのため場所の確保だけでなく、床の補強も必要になり費用的な面でも負担が大きいので飼育にはそれなりの覚悟が必要になります。

どのペットにも言えることですが、可愛いからという理由や人気があるからという理由だけで飼育するのはとてもリスクが大きいです。

またスッポンモドキは飼育を始めると平均でも20年あなたと人生を共にする動物です。
今一度自分でも飼育することができるのかしっかり考えてみましょう。

スッポンモドキがなりやすい病気の原因と対策


スッポンモドキがなりやすい病気のひとつに水カビ病というものがあります。

水カビ病とは皮膚や甲羅に発症しやすく、白いモヤモヤしたものが瞼や四股にみられ、最終的には全身に広がる皮膚感染症です。
悪化すると食欲不振や、皮膚や爪の脱落が起こります。

発症の主な原因は飼育環境の悪さで、水カビ病を防ぐためには、ヒーターで水温を適温に保つこと、こまめな水換えや掃除できれいな水質を保つこと、バランスのよい食事を与えることが重要です。

出典:カメの皮膚感染症(水カビ)|垂水オアシス動物病院
参照:http://blog.tarumioasis.com/?eid=1144

スッポンモドキに必要な飼育方法と環境を知ろう


ここまでスッポンモドキの特徴や、飼育アイテム、飼育方法を紹介しました。
スッポンモドキには他のカメにはない特別な魅力が沢山あります。

またスッポンモドキは絶大な人気を集めたアニメ「けいおん!」でも部室で飼育されていたことから、国内でも人気が出て現在も沢山の方が飼育しています。
飼育するうえで困ったことや悩んだことがあると、参考になる記事や頼れる獣医さんも多いので安心して育てていくことができます。

正しい飼育方法や環境を知り、愛情深く育ててあげることで、魅力たっぷりのスッポンモドキはあなたのよきパートナーとなってくれることでしょう。

初回公開日:2022年06月22日

記載されている内容は2022年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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