ジーベンロックナガクビガメってどんな亀?寿命や飼育方法などを紹介
更新日:2024年07月10日
ジーベンロックナガクビガメを知っていますか。知らない方でも名前から首の長いカメだということはわかるでしょう。しかし、どんな見た目で、どんな性質のカメなのか知らない人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ジーベンロックナガクビガメの生態から飼育方法に至るまで、わかりやすく紹介いたします。
この記事を読むことで、飼う前に知っておきたい寿命や大きさなどの生態情報から、飼育の際に気をつけたい水槽などの設備、なりやすい病気と予防策についても知ることができます。これによって、飼う前の心構えや自分に適したペットなのかもわかるでしょう。
ジーベンロックナガクビガメを飼ってみたい方や、爬虫類が好きな方は是非この記事をチェックしてみてください。
本記事では、ジーベンロックナガクビガメの生態から飼育方法に至るまで、わかりやすく紹介いたします。
この記事を読むことで、飼う前に知っておきたい寿命や大きさなどの生態情報から、飼育の際に気をつけたい水槽などの設備、なりやすい病気と予防策についても知ることができます。これによって、飼う前の心構えや自分に適したペットなのかもわかるでしょう。
ジーベンロックナガクビガメを飼ってみたい方や、爬虫類が好きな方は是非この記事をチェックしてみてください。
ジーベンロックナガクビガメってどんな亀?
キャメ pic.twitter.com/8czPjK8GxV
— 鰐◆WANI (@wanivspbao) November 15, 2016
ジーベンロックナガクビガメは、英名をSiebenrock’s Snake-necked Turtleといいます。大きい頭と長い首が特徴の水棲で肉食のカメです。以前は流通量も少なくペットとしては希少でしたが、現在では流通量も増え、ナガクビガメの中でも人気の品種です。
長い首は体の中に引っ込めることは出来ないため、甲羅に沿って折りたたむようにして収納するのが特徴で、こうした首のしまい方をするカメを潜頸類といいます。
生息地
少し前までは、パプアニューギニアに生息するものがジーベンロックナガクビガメで、オーストラリアに生息するものがチリメンナガクビガメと区別していたのですが、近年は同種とみる傾向が強いです。
先に述べた地域を含め下記の地域に分布しています。
・インドネシアのパプア州南東部
・オーストラリアのクイーンズランド
・西オーストラリア北東部
・ノーザンテリトリー北部
・パプアニューギニア島西南部
温帯の池沼や流れの影響を受けない緩やかな河川に生息し、ほぼ水の中で暮らしています。
先に述べた地域を含め下記の地域に分布しています。
・インドネシアのパプア州南東部
・オーストラリアのクイーンズランド
・西オーストラリア北東部
・ノーザンテリトリー北部
・パプアニューギニア島西南部
温帯の池沼や流れの影響を受けない緩やかな河川に生息し、ほぼ水の中で暮らしています。
大きさ
ジーベンロックナガクビガメの成体は、大きいもので甲羅が全長約40センチになる個体もいますが、平均して20~30センチ程度にとどまる個体が多いようです。
ペットショップなどで見かけるのは10センチ程度のコンパクトサイズが多いのですが、ジーベンロックナガクビガメのオスは3、4年程で成体となりますので、生後2年を過ぎる頃には20センチ程のサイズにまで急成長します。
成体になった後の成長速度は穏やかになるのですが、成長によるサイズ変化をしっかりと知っておいたほうが良いでしょう。
ペットショップなどで見かけるのは10センチ程度のコンパクトサイズが多いのですが、ジーベンロックナガクビガメのオスは3、4年程で成体となりますので、生後2年を過ぎる頃には20センチ程のサイズにまで急成長します。
成体になった後の成長速度は穏やかになるのですが、成長によるサイズ変化をしっかりと知っておいたほうが良いでしょう。
寿命
カメの寿命は30〜50年ほどとされていますが、ジーベンロックナガクビガメの寿命はおおよそ10〜20年ほどです。個体差はありますが、適切な飼育環境で育てることで、30年ほどは生きてくれます。
長生きのためには、成長ごとに合わせた環境整備が大切になってくるため、体に合わせた水槽や、それに合わせたフィルターの買い替えなど、長期飼育をしっかり視野に入れて、飼育を開始することが重要です。
長生きのためには、成長ごとに合わせた環境整備が大切になってくるため、体に合わせた水槽や、それに合わせたフィルターの買い替えなど、長期飼育をしっかり視野に入れて、飼育を開始することが重要です。
ペットとして飼育できるの?
先に述べた通り、昔は流通量が少なかったため大変高価で希少なカメでしたが、今では愛好家の中で「ジーベン」の愛称で呼ばれるほどペットカメとしてポピュラーな存在になっています。しかし、流通量が増えたからといっても具体的なお値段はどれくらいなのでしょうか。
ここでは生体販売価格以外に、どのような場所で出会え、どのような個体を選ぶのがいいのかについても、併せて紹介いたしますのでチェックしてみてください。
ここでは生体販売価格以外に、どのような場所で出会え、どのような個体を選ぶのがいいのかについても、併せて紹介いたしますのでチェックしてみてください。
販売価格
カメをはじめとする爬虫類は対面販売が義務化されているので、ネット通販などは行われておりません。ペットショップの熱帯魚販売スペースにいることが多いです。
流通量の少ない頃は20万円近い値段で販売されていたようですが、現在の相場はベビーで1~2万円程度と、以前と比べればリーズナブルなお値段で取引されています。大きくなるほど値が上がり、成体で2〜5万円程度が相場です。
選ぶ際は水槽を元気に泳ぎ回っている個体を選びましょう。ジーベンロックナガクビガメは遊泳性の高いカメで、運動量も多く、通常であれば水槽の中を活発に動き回っています。
流通量の少ない頃は20万円近い値段で販売されていたようですが、現在の相場はベビーで1~2万円程度と、以前と比べればリーズナブルなお値段で取引されています。大きくなるほど値が上がり、成体で2〜5万円程度が相場です。
選ぶ際は水槽を元気に泳ぎ回っている個体を選びましょう。ジーベンロックナガクビガメは遊泳性の高いカメで、運動量も多く、通常であれば水槽の中を活発に動き回っています。
ジーベンロックナガクビガメの飼育方法
飼育の際にまず気にかけたいのが、住処となる飼育環境です。体の大きさに合わせた水槽の用意が必要だとして大きさの目安はどれくらいで、中にどんなものを設置したら良いのでしょうか。
また、体調管理や病気の予防を考えたときに大切になるのは、水の温度と清潔さと、適切な餌の提供です。
ここからはジーベンロックナガクビガメが快適に過ごすために必要な飼育環境について、理由も一緒に解説していきます。
また、体調管理や病気の予防を考えたときに大切になるのは、水の温度と清潔さと、適切な餌の提供です。
ここからはジーベンロックナガクビガメが快適に過ごすために必要な飼育環境について、理由も一緒に解説していきます。
水槽のレイアウト
飼育の際に必要な設備は以下の通りです。
・水槽
・ヒーター
・バスキングライト
・水温計
・陸地
・フィルター
水槽の大きさは少なくとも横90センチ、奥行き45センチ程度は必要です。ベビーの時なら、横60センチ、奥行き45センチ程度の大きさの水槽でも問題ありませんが、成長するので予め大きいものを用意したほうがいいでしょう。
衣装ケースのようなものだと水換えの時に多少楽でしょうが、ガラス製でも衣装ケースでも、そこそこの水深が必要なため、容易に水槽の移動はできません。よく考えてから設置場所を決めましょう。
水深は首を伸ばして鼻先が出る程度にします。特にベビーの際は水深が深すぎると溺死につながるので注意が必要です。
陸地は流木のようなもので構いません。泳ぎまわれるスペースが十分に確保でき、掃除のしやすいレイアウトを心がけましょう。
・水槽
・ヒーター
・バスキングライト
・水温計
・陸地
・フィルター
水槽の大きさは少なくとも横90センチ、奥行き45センチ程度は必要です。ベビーの時なら、横60センチ、奥行き45センチ程度の大きさの水槽でも問題ありませんが、成長するので予め大きいものを用意したほうがいいでしょう。
衣装ケースのようなものだと水換えの時に多少楽でしょうが、ガラス製でも衣装ケースでも、そこそこの水深が必要なため、容易に水槽の移動はできません。よく考えてから設置場所を決めましょう。
水深は首を伸ばして鼻先が出る程度にします。特にベビーの際は水深が深すぎると溺死につながるので注意が必要です。
陸地は流木のようなもので構いません。泳ぎまわれるスペースが十分に確保でき、掃除のしやすいレイアウトを心がけましょう。
水質の管理
初回公開日:2022年07月20日
記載されている内容は2022年07月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。