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インドホシガメの寿命はどのくらい?飼育する際に必要なものも紹介

更新日:2024年07月21日

インドホシガメの寿命や飼育方法をご存知でしょうか。この記事ではインドホシガメの生態や飼い方について解説しています。インドホシガメは絶滅の危機に瀕しているので現在希少なカメとされています。興味のある方は是非この記事をチェックしてみてください。

インドホシガメの寿命はどのくらい?飼育する際に必要なものも紹介

シェルター

インドホシガメが身を隠して落ち着くことができるようシェルターを入れてあげましょう。
特に飼い始めは必ず入れてあげてください。

シェルターはインドホシガメがスムーズに出入りでき、中でゆっくりできる奥行が必要です。
大きすぎても落ち着かないので大きさ選びは慎重に行いましょう。

保湿器具

インドホシガメは他のリクガメと比べて多湿を好みます。
水容器を入れておけば問題ない時もありますが、冬場など乾燥する時期はそれだけでは足らないことがあります。

霧吹きなどでも足らない場合は加湿器を入れましょう。
加湿器は人間が使う小型のものや電気を使わないものが向いています。

ミスト式の加湿器を入れる場合は保温球の近くには置かないようにしましょう。保温球が濡れると割れてしまうことがあるからです。
湿度を測るための湿度計も忘れず購入してください。

インドホシガメの飼育方法

インドホシガメを飼う上で気を付けることを知っておけば、初心者の方でも飼うことはできます。お世話の中では特に餌やりと環境整備が重要です。

インドホシガメはリクガメの中では「多湿系」に分類されており、乾燥系のリクガメに比べるとやや飼育は難しいと言われています。

不適切な環境で暮らすことはインドホシガメにとってかなりのストレスになります。
幸せに寿命を全うしてもらうためにも、飼育方法について正しい知識をつけておきましょう。

餌について

草食なので野菜をメインに与えます。
リクガメ用の人工飼料も販売されているのでトッピングしてあげると喜びます。


インドホシガメに与えることができる野菜は、
・小松菜
・青梗菜
・ニンジン
・カボチャ
・ベビーリーフ
・トマト
などスーパーで簡単に手に入るものばかりです。

野菜や人工飼料だけでは不足してしまうカルシウムやビタミンなどのサプリメントも忘れずに添加しましょう。

幼体には1日に数回食べるだけ、成体は1日1回腹八分目に餌やりします。
同じ野菜だけでなくいろいろな野菜を人工飼料と合わせてバランスよく与えてください。

温度や湿度について

インドホシガメの適温は28~35℃ほどで、夜間は20℃くらいまで下がっても大丈夫です。
適切な温度が保てていないと食欲がなくなって拒食になり弱る原因になってしまいます。

バスキングスポットの直下は40℃ほどに設定し、好きなときに体温を上げることができるようにしてください。ケージの中で暑いところと涼しいところができるよう、ライトの位置やワット数を工夫する必要があります。

また適切な湿度は70~80%ほどとかなり高いです。人間だとジメジメして不快に感じてしまうほどの多湿を好むので、ケージ内は乾燥させないよう気を付けましょう。
湿度が不足すると鼻水を出したり肺炎になってしまうことがあります。

日光浴や冬眠について

暖かい時期には是非屋外で日光浴させてあげましょう。
窓を開けて室内でしてもかまいません。太陽の紫外線を浴びることはインドホシガメにとっても嬉しいことです。

暑い時期に長時間外に出していると熱中症になってしまうことがあります。必ず日光から逃れられる場所を用意してあげてください。

一般的なリクガメは冬場は冬眠しますが、野生のインドホシガメは冬眠しないことが多いようです。対応できる気温の幅が広いことが要因のようです。

飼育下では冬場など寒い時期には保温球やパネルヒーターなどを追加して温めてあげましょう。冬眠させた方が長生きするとも言われていますが、慣れない状態で冬眠させるのは危険です。1年中暖かい環境で飼育する方が安心でしょう。

インドホシガメがいる動物園

インドホシガメは以下の動物園で見ることができます。
・福岡市動物園(福岡県)
・京都市動物園(京都府)
・札幌市円山動物園(北海道)
・愛媛県立とべ動物園(愛媛県)

インドホシガメが展示されている動物園は他にもあります。
野生と同じような環境でゆったりと過ごしている姿を見ることができます。
是非足を運んでみてください。
次のページ:インドホシガメについて深く知ろう

初回公開日:2022年09月23日

記載されている内容は2022年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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