なぜハムスターに嫌われたのか?理由と嫌われない方法を紹介
初回公開日:2019年08月03日
更新日:2020年09月25日
記載されている内容は2019年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

なつきにくいハムスター
ハムスターは比較的飼いやすい動物ですが、中には飼っているハムスターがなつかないので困っているという方もいらっしゃることでしょう。
個体差にもよりますが、ハムスターにはなつきやすい種類となつきにくい種類がいます。ハムスターがなつかない場合には、嫌われたのではなく、性格によるところも大きいです。
個体差にもよりますが、ハムスターにはなつきやすい種類となつきにくい種類がいます。ハムスターがなつかない場合には、嫌われたのではなく、性格によるところも大きいです。
ロボロフスキーハムスター
ロボロフスキーハムスターは、体長が7cm~10cm程度しかなく、世界で最も小型のハムスターといわれています。性格が臆病で神経質なところがあるため、なつかないハムスターとして有名です。
ハムスターの飼育初心者には飼いづらく、上級者向けの種類といえます。見た目がマスコットのように可愛らしいので観賞用と割り切って飼うという手もありますが、ハムスターとのスキンシップを楽しみたいのであれば他の種類を選ぶ方が無難でしょう。
ハムスターの飼育初心者には飼いづらく、上級者向けの種類といえます。見た目がマスコットのように可愛らしいので観賞用と割り切って飼うという手もありますが、ハムスターとのスキンシップを楽しみたいのであれば他の種類を選ぶ方が無難でしょう。
チャイニーズハムスター
チャイニーズハムスターは、他の種類のハムスターと比べると尻尾が長いのが特徴で、ネズミのような見た目をしています。見た目や仕草が可愛らしく、日本でも古くから飼育されています。排泄物のにおいが少ないので、賃貸住宅などでも飼いやすいです。
とはいえ、性格的にはやや警戒心が強いため、なつくまでには時間がかかります。嫌われたくなければ、あせらずに時間をかけてなつかせていきましょう。
とはいえ、性格的にはやや警戒心が強いため、なつくまでには時間がかかります。嫌われたくなければ、あせらずに時間をかけてなつかせていきましょう。
キャンベルハムスター
キャンベルハムスターは、ハムスターの中で最も野性味が強く、気性が荒い種類です。外見はジャンガリアンハムスターと酷似していますが、ジャンガリアンハムスターと比べるとなつきにくいといわれています。
触ろうとすると噛んだり逃げたりしますが、臆病な性格で人間に対する恐怖心があるからです。時間をかければ慣れさせることもできますので、恐怖心を持たせないように、子供の頃から少しずつ慣らしていきましょう。
触ろうとすると噛んだり逃げたりしますが、臆病な性格で人間に対する恐怖心があるからです。時間をかければ慣れさせることもできますので、恐怖心を持たせないように、子供の頃から少しずつ慣らしていきましょう。
ハムスターに嫌われたときの4つの理由
ハムスターに嫌われたのは、種類の問題ではなく、飼い主自身に原因がある場合もあります。先ほどご紹介した以外の種類のハムスターでも、接し方を間違えると嫌われたりすることもあるでしょう。
ハムスターに嫌われた方が一体どんな理由で嫌われたのか、ここではハムスターに嫌われたときの主な理由を4つご紹介します。
ハムスターに嫌われた方が一体どんな理由で嫌われたのか、ここではハムスターに嫌われたときの主な理由を4つご紹介します。
ハムスターに嫌われる要因
- 大声を出した
- エサを食べている時に邪魔をした
- 眠っている時に邪魔をした
- 臭いが強い
ハムスターに嫌われたときの理由1:大声を出した
ハムスターに嫌われた理由としてまず考えられるのが、大声を出したから嫌われたということです。ハムスターは耳が良い動物で、大声を嫌いますので、ハムスターの近くで大声を出したことが嫌われた原因になることもあります。
特に女性や子供の場合には声が高いため、ハムスターにとっては男性の低い声よりも聞き取りやすいです。ハムスターに嫌われたくないなら、優しく声をかけるようにしましょう。
特に女性や子供の場合には声が高いため、ハムスターにとっては男性の低い声よりも聞き取りやすいです。ハムスターに嫌われたくないなら、優しく声をかけるようにしましょう。
ハムスターに嫌われたときの理由2:エサを食べている時に邪魔をした
エサを食べている時に邪魔をしたということも、ハムスターに嫌われた理由として考えられます。動物が生きていくためには、食べることが必要不可欠です。そのため、ハムスターもエサを食べるのを邪魔されると強いストレスを感じてしまいます。
なついているハムスターにエサを手渡しであげたり、手の上で食べさせたりするのはよいですが、食事の邪魔はしないように気を付けましょう。
なついているハムスターにエサを手渡しであげたり、手の上で食べさせたりするのはよいですが、食事の邪魔はしないように気を付けましょう。
ハムスターに嫌われたときの理由3:眠っている時に邪魔をした
眠っている時に邪魔をしたせいで、ハムスターに嫌われたという可能性もあります。ハムスターは警戒心が強い動物ですから、たとえ眠っている時でも周囲のことを警戒しています。
夜行性のため昼間は眠っていることも多いですが、眠っている時にはそっとしておきましょう。睡眠中に触ったりケージの掃除をしたりするのはストレスの元です。
夜行性のため昼間は眠っていることも多いですが、眠っている時にはそっとしておきましょう。睡眠中に触ったりケージの掃除をしたりするのはストレスの元です。
ハムスターに嫌われたときの理由4:臭いが強い
ハムスターは、耳だけでなく鼻も良い動物です。したがって、臭いが強いことも嫌われた理由になりえます。他の動物の臭いやタバコの臭いなどを手や服に付けたまま近づくのはやめた方がよいでしょう。
香水などの人間にとっては良いにおいと感じられるものでも、ハムスターには嫌な臭いになりますので注意が必要です。逆に、汗の臭いが原因で嫌われたりする可能性は低いでしょう。
香水などの人間にとっては良いにおいと感じられるものでも、ハムスターには嫌な臭いになりますので注意が必要です。逆に、汗の臭いが原因で嫌われたりする可能性は低いでしょう。
ハムスターに嫌われない方法3つ
ハムスターをなつかせるためには、まずは信頼関係を築くことが重要です。早くなつかせようとして、無理にスキンシップを図ろうとすると、逆にストレスを与えることにもなりかねません。
ハムスターに嫌われないようにするにはどうすればいいのか、続いてはハムスターに嫌われない方法を3つご紹介します。
ハムスターに嫌われないようにするにはどうすればいいのか、続いてはハムスターに嫌われない方法を3つご紹介します。
ハムスターに嫌われない方法
- 大きい音をたてない
- 素早く動いたりしない
- むやみに触ったりしない
ハムスターに嫌われない方法1:大きい音をたてない
ハムスターに嫌われないようにするには、まずは大きい音をたてないということです。ハムスターは聴覚が優れていて、静かな環境を好みます。嫌われたくないのであれば、ハムスターの近くでは騒がしくしないことが大切です。
ハムスターがいる部屋で大きな音で音楽を聴いたり、乱暴にドアを開閉したりするのはやめましょう。大声を出したりケージを叩いたりするのも禁物です。
ハムスターがいる部屋で大きな音で音楽を聴いたり、乱暴にドアを開閉したりするのはやめましょう。大声を出したりケージを叩いたりするのも禁物です。
ハムスターに嫌われない方法2:素早く動いたりしない
ハムスターに嫌われないためには、素早く動いたりするのもよくないです。ハムスターは目があまり良くないため、においや声で飼い主のことを認識しています。
いきなり触ろうとすると、相手が飼い主だと判断する前に、敵と勘違いして咄嗟に逃げてしまいます。ハムスターに触る時には、怖がられることがないように、正面からゆっくりと手を近づけましょう。
いきなり触ろうとすると、相手が飼い主だと判断する前に、敵と勘違いして咄嗟に逃げてしまいます。ハムスターに触る時には、怖がられることがないように、正面からゆっくりと手を近づけましょう。
ハムスターに嫌われない方法3:むやみに触ったりしない
ハムスターにむやみやたらと触ったりすることもやめた方がいいです。特にハムスターを飼い始めたばかりの頃はまだ新しい環境に慣れていませんので、最初の2週間から1ヶ月くらいは触らないでおきましょう。
ハムスターがなついてきてからも構い過ぎるのはよくありません。いくら慣れてきたからといって、長時間触ることはハムスターにとってはストレスになります。犬や猫と違って、ハムスターは触られるのを喜ぶ動物ではないことを頭に入れておきましょう。
ハムスターがなついてきてからも構い過ぎるのはよくありません。いくら慣れてきたからといって、長時間触ることはハムスターにとってはストレスになります。犬や猫と違って、ハムスターは触られるのを喜ぶ動物ではないことを頭に入れておきましょう。
ハムスターがなついた時の仕草4選
ストレスを与えないように優しい接し方を心掛けていると、警戒心の強いハムスターも徐々になついてきます。
ハムスターがなついたことはどういった仕草でわかるのか、最後にハムスターがなついた時の仕草を4つご紹介します。
ハムスターがなついたことはどういった仕草でわかるのか、最後にハムスターがなついた時の仕草を4つご紹介します。
ハムスターがなついた時の仕草
- 手に乗ってくる
- 手を噛まなくなった
- 近寄ってくる
- 手の平で仰向けになる
ハムスターがなついた時の仕草1:手に乗ってくる
ハムスターがなついたのがわかりやすい仕草といえば、やはり手に乗ってくることでしょう。中には、手の上で毛づくろいを始めたり寝てしまったりするハムスターもいます。
早くなつかせたくて、ハムスターを無理やり手に乗せようとするのはNGです。最初はエサを手渡しすることから始め、慣れてきたら手の上で食べさせて、根気強く慣らしていきましょう。
早くなつかせたくて、ハムスターを無理やり手に乗せようとするのはNGです。最初はエサを手渡しすることから始め、慣れてきたら手の上で食べさせて、根気強く慣らしていきましょう。
ハムスターがなついた時の仕草2:手を噛まなくなった
ハムスターは恐怖を感じると、身を守るために相手に噛みつきます。飼っているハムスターに手を近づけると噛むのは、飼い主に対して警戒心があるからです。
ハムスターがなつけば、手を近づけても噛まなくなります。もっとなつくと手を舐めるようになることもあります。まずは自分のにおいや声をハムスターに覚えさせて、敵ではないということを認識してもらいましょう。
ハムスターがなつけば、手を近づけても噛まなくなります。もっとなつくと手を舐めるようになることもあります。まずは自分のにおいや声をハムスターに覚えさせて、敵ではないということを認識してもらいましょう。
ハムスターがなついた時の仕草3:近寄ってくる
飼い主は怖い存在ではなく、一緒にいるとメリットがあると理解してもらえれば、ハムスターから近寄ってくるようになります。名前を呼ぶだけで駆け寄ってくるようになる場合もあります。
ハムスターから近寄ってくるようになったら、エサを手渡しすることにもチャレンジしてみましょう。少しでも嫌がったら、すぐにやめることが肝心です。
ハムスターから近寄ってくるようになったら、エサを手渡しすることにもチャレンジしてみましょう。少しでも嫌がったら、すぐにやめることが肝心です。
ハムスターがなついた時の仕草4:手の平で仰向けになる
飼い主の手の上が安心できる場所だと分かれば、ハムスターが手の平で仰向けになってくれるようになることもあります。弱点であるはずのお腹を見せるのは、ハムスターが完全になついている証拠といえます。
ただし、仰向けになってキーキー鳴いている場合には、ハムスターが嫌がって抵抗しているということですから注意しましょう。
ただし、仰向けになってキーキー鳴いている場合には、ハムスターが嫌がって抵抗しているということですから注意しましょう。
ハムスターにストレスを与えないことが大切
ハムスターに嫌われた理由や嫌われない方法などをご紹介しました。飼っているハムスターに嫌われたくなければ、ストレスを与えないようにすることが大切になります。
ハムスターに嫌われたりなつかれにくくなったりしないように、飼い始めの頃から思いやりのある接し方をすることを心掛けて、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。
ハムスターに嫌われたりなつかれにくくなったりしないように、飼い始めの頃から思いやりのある接し方をすることを心掛けて、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。