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アカメアマガエルの飼育についてや注意点とは?餌や必要なものについても紹介

更新日:2024年07月09日

「森の妖精」と呼ばれるアカメアマガエルについてご存知でしょうか。鮮やかな見た目で、派手なカエルが好きな方にはたまらない種類です。この記事では、アカメアマガエルの生態や飼育方法について詳しく紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

アカメアマガエルの飼育についてや注意点とは?餌や必要なものについても紹介

アカメアマガエルの飼育について

アカメアマガエルへの理解が深まり、ペットとして迎え入れたいという思いがより強くなった方も多いでしょう。

ここからは、アカメアマガエルの飼育についてより詳しく紹介していきます。

飼育の際の注意点もあるため、各項目を押さえておきましょう。

アカメアマガエルの入手

カエルの中ではペットして比較的にポピュラーですが、一般的なペットショップでは取り扱いのない場合が多いです。主にウェブサイトや、爬虫類専門のペットショップからの購入になります。

アカメアマガエルの平均価格は、10,000〜15,000円程です。

基本的には成体での販売となるため、オタマジャクシから飼育したい場合は、店舗への事前確認が必要となります。

アカメアマガエルの餌

アカメアマガエルは、コオロギ、レッドローチ、デュビア、ミルワームなどを主食とします。

餌を与えるペースは、3日に1回です。個体差はありますが、1回に与える量は5匹程度が目安です。基本的にカエルは動いているものしか捕食しないため、生きた昆虫をアカメアマガエルが活発に動く夜に入れておきましょう。

カルシウムやビタミンも必要となるため、餌を与える際は昆虫にカルシウムやビタミンを薄くまぶしてあげると良いです。

人慣れしている場合は、ピンセットで昆虫をつまみ目の前で動かすと「パクッ」と食いついてくれることもあります。この場合は、昆虫だけでなく冷凍マウスや人工の餌なども与えられます。

餌の大きさは、口に入る程度のものを選びましょう。大きすぎる昆虫や与える量が多すぎると、食べられずに生き残った昆虫が、アカメアマガエルを攻撃する場合があるため注意してください。

飼育に適した温度環境

アカメアマガエルを飼育する上で、一番重要であることが温度調節です。

環境の変化に敏感であり、温度環境は生死にも関わってくる大きな問題です。

温度は25度ぐらいをキープして、湿度は70%になるように温度環境を整えてあげましょう。部屋全体で温度調節をする場合は、乾燥を防ぐためにクーラーが直接当たらないように配置してください。

高い湿度を保つために、毎晩霧吹きを適量かけてあげましょう。乾燥していると床底から動かなくなることがあります。湿度が高いと通気性の高い上の方に移動するため、アカメアマガエルの動きも確認しながら温度調節をしましょう。

ケージの掃除と水の管理

アカメアマガエルがかかりやすい病気として挙げられるのが「自家中毒」です。自家中毒とは、放置した死骸やフンから発生したアンモニアを、皮膚から吸収することで引き起こす病気です。主な症状は、筋肉の収縮や炎症などがあると言われています。

病気を未然に防ぐためにも、ケージの掃除や水の管理をして清潔な状態を保たなければいけません。

汚れがなくても定期的に清掃し、水入れは毎日変えてあげましょう。

出典:爬虫類の病気や飼育|笠原動物病院
参照:https://www.kasahara-amc.co.jp/pet_amphibian.html

アカメアマガエルを触るときの注意点

アカメアマガエルは慣れてくると触ることもできますが、注意すべき点がふたつあります。

ひとつ目はカエルは体温が低く、人間の体温は熱すぎるという点です。ふたつめは、カエルは皮膚から吸収する性質があるため、人間の手についた成分や細菌を吸収してしまう点です。

触るときには手洗いをした後、水でよく冷やし、濡れた手の状態のまま触りましょう。

カエルは、触れ合って楽しむペットではなく、鑑賞向きであるため、むやみに触りすぎないという点も注意しておきましょう。

アカメアマガエルの飼育方法を理解した上で飼ってみよう

この記事では、アカメアマガエルについて詳しく紹介してきました。

原色の鮮やかな見た目は、「森の妖精」と呼ばれる所以です。

夜行性であるため、昼間に姿を見ることは難しいですが、真っ赤な目を開けてこちらに顔を覗かせてくれたときの喜びはさらに増すでしょう。

温度環境や衛生状態に敏感な種類であるため、飼育する際は特に注意して大切に育ててあげてください。

初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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