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シュレーゲルアオガエルの飼育方法!生態や飼う時の注意点を解説

更新日:2024年07月29日

シュレーゲルアオガエルはどのように飼育したら良いでしょうか。本記事ではシュレーゲルアオガエルの飼育方法や飼育に必要な機材、飼育時の注意点を紹介しています。シュレーゲルアオガエルの飼育を考えている方は、ぜひ本記事を役立ててください。

シュレーゲルアオガエルの飼育方法!生態や飼う時の注意点を解説
「シュレーゲルアオガエルを飼ってみたいけど、どうやって育てるの?」
「小さいカエルだけど飼育するのは難しいのかな?」
シュレーゲルアオガエルの飼育を考えている人は、このような疑問があるのではないでしょうか。

今回はシュレーゲルアオガエルの飼育方法、飼育する際の注意点について詳しくご紹介します。飼うのが初めてという方も、そもそもシュレーゲルアオガエルはどんなカエルなのかというところから解説していますので安心してください。

本記事を読むと、シュレーゲルアオガエルの生態が分かり、どのように飼育すればよいのかが分かります。

シュレーゲルアオガエルの飼育を考えている人は是非参考にしてみてください。

シュレーゲルアオガエルとは?

シュレーゲルアオガエルは、カエル目、アオガエル科に属するカエルです。

シュレーゲルアオガエルという学名は、「シュレーゲル氏のカエル」という意味を持ちます。これは、その研究に携わったとされるオランダのライデン王立自然史博物館の館長だったヘルマン・シュレーゲルに由来します。

しかし、シュレーゲルアオガエルは日本の固有種で、本州、四国、九州、と北海道以外のほぼ全域に生息しています。

シュレーゲルアオガエルの生態

普段は水田や森林等に生息していますが、繁殖期の4~5月頃になると水田や湖沼に集まってきます。日本全国に生息しているため、寒い地域、暑い地域によって2月から8月までばらつきがあります。

成体になると水中にはほとんど入らず、陸上で生活します。

主に生きた昆虫や、節足動物などを捕食します。

繁殖期になると、オスが「コロロ、コロロ」という特徴的な鳴き声を発するのが特徴で、他のカエルに比べて長めに鳴くことで判別できます。

シュレーゲルアオガエルの特徴と性格

シュレーゲルアオガエルは、メスの方が体が大きく、オスが32-43mm、メスが43-53mmほどの体長になります。

見た目はモリアオガエルやニホンアマガエルにとても似ていますが、全体が明るい緑色をしていること、比較的大型に成長する点、虹彩が黄色いという特徴で見分けられます。

シュレーゲルアオガエルの寿命

シュレーゲルアオガエルの寿命は、5~7年ほどです。

成体になってから、生殖能力が備わるまでに1~2年かかると言われているので、その間は特に注意して育ててあげることが必要です。

シュレーゲルアオガエルの繁殖方法

繁殖期になると、メレンゲ状の泡で包まれた3cm~10cm程の卵塊を産卵します。

主に畦などの水辺に産卵しますが、土中に産卵することもあります。泡の中でオタマジャクシが育ち、雨で泡が溶けると水中に流れ出ていき、成体になるまで水の中で生活します。

シュレーゲルアオガエルの飼育に必要なもの

シュレーゲルアオガエルの飼育方法!生態や飼う時の注意点を解説
シュレーゲルアオガエルを飼育する際は、できるだけ自然で生活しているのと同様の環境を作ってあげることが大事です。

ここでは、そのために必要なものを解説していきます。
  • ケージ
  • 床材
  • 霧吹き
  • 水場
  • 流木や植物
  • ヒーター

ケージ

シュレーゲルアオガエルの飼育には、幅60cm程の水槽が適しています。小さいのでそれ程大きいものは必要はありませんが、運動量があるので少し余裕があるくらいが丁度良いでしょう。

飛び跳ねて逃げ出さないよう、必ず蓋つきのものを選ぶ必要があります。
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初回公開日:2022年10月12日

記載されている内容は2022年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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