シュレーゲルアオガエルの飼育方法!生態や飼う時の注意点を解説
更新日:2024年07月29日
適温・適湿を保つ
ケージ内は適温・適湿を保ちましょう。
温度は16~24度、湿度は高めの80%くらいを目安にしておくと安心です。
温度は16~24度、湿度は高めの80%くらいを目安にしておくと安心です。
冬場の飼育環境について
冬場に気温が下がってくると、徐々に動きが鈍くなり冬眠してしまいます。冬眠時の管理は初心者にはやや難しいので、ヒーターを設置して、冬眠させずに越冬させるという選択肢もあります。
餌の与え方と注意点
シュレーゲルアオガエルを飼育する際、餌の与え方については注意が必要です。餌がないことも問題ですが、逆にやみくもに餌を与えすぎると病気になってしまい、最悪死んでしまう恐れもあります。
ここでは餌を与える際のポイントを押さえていきましょう。
ここでは餌を与える際のポイントを押さえていきましょう。
与えすぎは脱腸のリスクも
餌が切れないようにすることは大事ですが、逆に餌の与え過ぎは消化不良を起こし脱腸のリスクがあります。放置すると、うまく排便ができず、最悪うっ血して腫れ、壊死してしまう可能性があるので注意が必要です。
ダスティングで骨の病気を予防する
通常、犬や猫の人工飼料は研究が進んでいて、栄養バランスが考えられたものになっています。しかし両生類や爬虫類用に市販されている人工飼料は非常に少なく、飼育者が自分で用意した昆虫などの生餌を用意することが大半です。
人工飼料を使わず、生餌を使う場合はカルシウムやビタミンなどの栄養素が不足しがちで、くる病などの代謝性骨疾患を発症するリスクがあります。
これを予防するためにカルシウム剤などを餌に振りかけて与えるダスティングで病気の予防をすることが大切です。
人工飼料を使わず、生餌を使う場合はカルシウムやビタミンなどの栄養素が不足しがちで、くる病などの代謝性骨疾患を発症するリスクがあります。
これを予防するためにカルシウム剤などを餌に振りかけて与えるダスティングで病気の予防をすることが大切です。
オタマジャクシの飼育方法
シュレーゲルアオガエルをオタマジャクシから育てる飼育方法をご紹介します。
オタマジャクシは、カルキ抜きした水の中で育てます。餌は、金魚の餌などの配合飼料でもいいですが、オタマジャクシ用の固形の餌も市販されていますのでそれを与えても良いでしょう。
オタマジャクシは水の汚れには強いですが、他の魚と一緒に入れていると食べられてしまう事があるので、オタマジャクシ用の水槽に入れて育てましょう。
手足が生えてきたら、エラ呼吸から肺呼吸に変わるので、陸地がないと溺れて死んでしまいます。上陸できる陸地を作っておく、もしくは別の水槽に移し替えるようにしましょう。
オタマジャクシは、カルキ抜きした水の中で育てます。餌は、金魚の餌などの配合飼料でもいいですが、オタマジャクシ用の固形の餌も市販されていますのでそれを与えても良いでしょう。
オタマジャクシは水の汚れには強いですが、他の魚と一緒に入れていると食べられてしまう事があるので、オタマジャクシ用の水槽に入れて育てましょう。
手足が生えてきたら、エラ呼吸から肺呼吸に変わるので、陸地がないと溺れて死んでしまいます。上陸できる陸地を作っておく、もしくは別の水槽に移し替えるようにしましょう。
他の種類のカエルと一緒に飼える?
シュレーゲルアオガエルは、他のカエルと一緒に飼うことも可能です。サイズが同程度のモリアオガエルやアマガエルなど、樹上性のカエルであれば一緒に飼育しても問題ないでしょう。
シュレーゲルアオガエルを飼育してみよう
シュレーゲルアオガエルは、注意点さえ押さえればそれほど飼育は難しくありません。必要な器具等をそろえ、自然で生活しているような環境を作ってあげるようにしましょう。卵やオタマジャクシの状態から育てれば、より成長過程を楽しむこともできます。
この記事でご紹介した点を是非参考にして頂き、シュレーゲルアオガエルを飼育してみてください。
この記事でご紹介した点を是非参考にして頂き、シュレーゲルアオガエルを飼育してみてください。
初回公開日:2022年10月12日
記載されている内容は2022年10月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。