Search

検索したいワードを入力してください

おたまじゃくしの食性とは?メダカの餌などの食べる餌の種類を紹介

更新日:2024年07月31日

私たちの生活に身近な存在のおたまじゃくし。実はなんでも食べる雑食性だということはご存知でしょうか。しかし餌の中には早くに腐ってしまう物もあるため、本記事では数多くある餌から厳選しておすすめの餌などを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

おたまじゃくしの食性とは?メダカの餌などの食べる餌の種類を紹介
誰もが1度は目にしたことがあるおたまじゃくし。見た目が小さくて非常にかわいらしいですが、実際に飼育してみると「何を食べさせたら良いか分からない」ということもあるでしょう。

この記事では、そんなおたまじゃくしの食性や、飼育の仕方、またおすすめの餌や、餌を与えるときのポイント、水換えまで詳しく説明します。

この記事を読めば、いつも池や田んぼで見かけるおたまじゃくしの見え方が変わってくるでしょう。また、もし飼育を考えているのであれば餌には何を与えたら良いか。そんな疑問も解決でき、あっという間におたまじゃくしから立派なカエルに成長させてあげられるでしょう。

是非この記事を参考にして、餌に関する不安なく食いしん坊の可愛らしいおたまじゃくしの飼育を楽しんでください。

おたまじゃくしの食性とは?

おたまじゃくしの食性とは?メダカの餌などの食べる餌の種類を紹介
おたまじゃくしは水田や池、用水路など水位が浅く水の流れが穏やかな場所に生息してます。大人になると劇的に見た目が変わるおたまじゃくしですが、初めておたまじゃくしを見た人はカエルの子供だと気づかないでしょう。

おたまじゃくしは草食性ではありますが実はなんでも食べられる雑食性です。そのため、餌は基本的になんでも食べます。

自然下にいるおたまじゃくしは主に泥、コケ、水草、またはプランクトンなど生物の死骸を食べています。

しかし、そんなかわいらしい見た目をしたおたまじゃくしですが、実は食欲旺盛すぎるゆえに共食いをしてしまうのです。また、先に卵からふ化したものは卵を食べてしまうこともあります。そのため、複数の個体を飼育しようと考えている方は注意する必要があります。

おたまじゃくしが食べる餌の種類

基本的になんでも食べるおたまじゃくしですが、飼育する際は、かつお節、にぼし、ごはん、パン、茹でたホウレンソウなどを与えます。どれも簡単に手に入れることができるため、おたまじゃくしは非常に飼育しやすい生き物です。

しかし、先ほど挙げた餌は非常に腐りやすいです。多く与えてしまうと餌が腐ってしまい水を汚してしまう為、餌を与える際は少しずつ与えるようにしましょう。

また、人工飼料を与える場合もあります。この餌は前述の餌と比べると腐りにくく、栄養も多く含まれているため飼育に適しています。主に、金魚の餌、メダカの餌、カメの餌を与えている人も多いです。

さらに、水草を水槽に入れておくと、腐ることもなく、おたまじゃくしがお腹を空かせた時に食べてくれるため便利です。

メダカの餌などの人工飼料

前述でお伝えしたようにおたまじゃくしは人工飼料もよく食べます。

主にメダカの餌、金魚の餌、カメの餌、熱帯魚の餌などを食べます。これらの餌は安価で手に入れやすいです。また、量が多く入っているため餌不足の心配もなく安心です。

しかし、ここで気を付けてほしいことがあります。

どんな人工飼料も食べるおたまじゃくしですが、おたまじゃくしは基本的に水底で生息していることから、口は下向きについています。したがって、おたまじゃくしにとって浮き上がる餌は食べにくく、食べることをやめてしまうこともあるのです。

そのため、タブレット状で沈下性(水に沈む餌)であるプレコの餌やメダカの餌を与えると良いです。基本的にプレコの餌は沈下性ですが、メダカの餌に関しては沈下性と記されていないこともあるので餌を選ぶ際は注意して購入するようにしましょう。

生き餌

おたまじゃくしは生き餌も喜んで食べます。

おたまじゃくしは口が小さく少しずつ餌を食べます。そのため、与えるのであれば少し大きくなってから与えるようにしましょう。

主に小さなミミズを与えると良いです。しかし食べきれないこともあるので食べ残しが出た際、人工飼料と比べると水質が大きく悪化する可能性が高いため、食べ残しはすぐに捨てるようにしましょう。

先程もお伝えしたように、おたまじゃくしは草食性が強い生き物です。自然下では自ら狩りをすることは少なく、基本的にプランクトンや生き物の死骸を食べています。

そのため、無理に生き餌を与える必要はなく、人工飼料の方が水質悪化の恐れもなく飼育に適しているといえます。

しかし、雑食性の生き物ですので人工飼料だけでは栄養が偏ってしまいます。その場合は動物性の餌である煮干し冷凍の赤虫を与えるようにしましょう。特に赤虫はほかの餌と比べて味に特化した餌でおたまじゃくしも好んで食べます。

餌をたくさん食べるほど成長速度も早く、体も大きく成長してくれるので大きなカエルに成長させたい場合は冷凍の赤虫を与えましょう。

水草

水草は人工飼料と同様におすすめの餌のひとつになります。

水草のいいところとしては、人工餌と比べて腐る恐れがないことです。また、おたまじゃくしは食欲旺盛ということもあり空腹の時間ができやすいです。

そのため水草を入れることにより、おたまじゃくしの非常食になるので餌不足の可能性が少なくなり安心です。また、水草は食べ残しやフンなどから出るアンモニアを吸収して自身の栄養にする為、水質を良くしてくれます。

このことから水草はおたまじゃくしの飼育をサポートしてくれる重要な餌です。

水草のおすすめとしては、マツモを購入するのが良いでしょう。なぜならマツモは成長速度がとても早く、新たに水草を買い足す必要がなくなるので低コストで飼育できます。

また、マツモはほかの水草と比べて植える必要はなく、水に植えるだけで成長してくれるので床材を必要としないことから水草を購入される場合はマツモをおすすめします。

購入を考えていない方は家の近くに池や川がある場合はそこで採取した水草でも良いです。しかし、水草の中にヤゴなどの肉食生物が紛れているとおたまじゃくしが食べられてしまうため注意が必要です。

おたまじゃくしにおすすめの餌

おたまじゃくしの餌は人が食べたものの残飯やメダカの餌、金魚の餌、カメの餌、ドッグフードなど、食べられる餌はたくさんあります。

そのため、実際におたまじゃくしを飼育する際に何を与えたら良いか迷ってしまうでしょう。その疑問を解決するために、これからおすすめの餌を紹介します。

おすすめの餌としては人工飼料を与えましょう。理由としては、生き物に合わせて作られているのでその生き物に必要な栄養が適量含まれているからです。

特に人工飼料を選ぶうえで、沈下性かどうかを判断して選ぶと良いでしょう。

なぜなら、おたまじゃくしは口が小さく、下向きに付いているため大きすぎたり水に浮くタイプの餌だと、とても食べづらく食べ残しにつながるからです。

そのため、プレコの餌やメダカの餌を購入するようにしましょう。

テトラ (Tetra) プレコ 40g

プレコとは草食性の熱帯魚です。プレコはおたまじゃくしと同様に水底や壁に張り付いて暮らしていることから、口が下向きに付いています。

そのため、プレコは水に沈む性質を持っています。おたまじゃくしもプレコと同様に口が下向きに付いているため、非常に食べやすくできているのです。

おたまじゃくしに似た性質を持つ草食性の生き物専用の餌である為、栄養バランスが整っており野生で捕まえたおたまじゃくしに与えるのも安心です。

また、プレコの餌は人工飼料ということもあり水を汚しにくくできています。そのため、おたまじゃくしの飼育に適した餌となっております。

しかし、人工飼料で水を汚しにくくできていても放置してしまえば水質悪化につながる可能性がある為食べ残しは必ず取り除くようにしましょう。
次のページ:おたまじゃくしの餌やりのポイント

初回公開日:2022年10月14日

記載されている内容は2022年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related