アマガエルのオスメスの違いの見分け方とは？体の特徴や食べ物についても解説

アマガエルのオスの前足は、メスに比べて大きいのが特徴です。さらに、婚姻瘤（こんいんりゅう）と呼ばれるコブが前足の親指辺りにあります。

前足の大きさと婚姻瘤は、繁殖に必要な特徴です。前足の大きさの違いは1匹だけでは分かりづらい特徴のため、他にアマガエルが何匹かいる状態で見比べてみましょう。

繁殖期に入ると、大きなカエルの上に小さなカエルがちょこんと伸し掛かっている可愛らしい姿が見られます。まるで親子のようですが、これは繁殖のためにオスがメスの背中に伸し掛かっている状態です。

繁殖が目的のペアのため、大きい方がメスで小さい方がオスと、性別が見分けやすいのではないでしょうか。

個体によっては鳴嚢の色が黒ずんでいることがあり、この部分からオスだと判断できることもあります。この鳴嚢は、鳴くために膨らませるものなので、鳴いていない時はたるんでいる場合もあります。

また、黒ずむというほどでもなく、肌色程度というオスもいますが、「メスに比べると色がついている」という違いで判断するのもよいでしょう。

本記事では、アマガエルのオスとメスの見分け方をはじめ、体の特徴や食べ物などについて紹介しました。

見た目も可愛らしいアマガエルには、いくつかの性別による特徴があります。アマガエルを飼育したい場合や、道で見かけたアマガエルがオスかメスのどちらなのか知りたい時に、見分け方のコツが役立ちます。

アマガエルの鳴き声が聞こえてきたら、その姿が見られるチャンスです。可愛いアマガエルを観察してみましょう。