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ヌマガエルとはどんな生き物なのか|飼育に必要なものを紹介

更新日:2024年07月20日

ヌマガエルはどのような生き物かご存じでしょうか?この記事では、ヌマガエルの生態と飼育に必要なものを紹介します。ヌマガエルをペットとして育てようと考えている人や、はじめてカエルを飼おうと思っている人はぜひチェックしてみてください。

ヌマガエルとはどんな生き物なのか|飼育に必要なものを紹介

床材

ヌマガエルは地表性のカエルなので、水地だけでなく床材も必要です。土、水苔、フロッグソイルがヌマガエルの飼育に向いています。もし野外で飼育するのであれば、腐葉土などの土を敷いてあげるのもおすすめです。

腐葉土には小さな虫が寄ってくるため、ヌマガエルの生き餌を確保するのにも重宝します。室内飼育であれば、ヤシガラや爬虫類飼育用の老廃物を分解してくれる土類を選びましょう。床材はカエルの体の高さと同じか、7割程度の厚さを基準に敷き詰めます。

水入れ

水入れはカエルを飼育するときになくてはならないものです。水分補給をするとき、カエルはおなかの薄い皮膚から水分を吸収します。そのため、水分補給のために水入れが必要になります。

脱皮した皮や体の老廃物を落とす入浴の目的でも水入れは必要です。カエルを飼育するうえでの生命線ともいえる水入れですが、ヌマガエルは地表性のカエルであまり泳ぎは得意ではありません。水入れはカエルが溺れない程度の大きさのものを用意しましょう。

植物

植物を飼育ケース内に入れれば、カエルが身を隠す場所をつくることができます。もしも直射日光が当たる場所で飼育しているのであれば、植物がカエルの身を守る日陰になってくれます。

カエルは乾燥に弱いため、直射日光は大敵なのです。そのため、植物を置いていた方が安心して暮らすことができるでしょう。

水草などを入れれば、浮き輪代わりになったり、水入れから出るときの乗り場所にもなるためおすすめです。人工水草であれば安価にそろえることができます。

本物の植物であれば、水槽内の土や水質の環境を快適に保つ役割を果たしてくれます。日陰でも育ち、丈夫なポトスがよく使われています。

金魚網

飼育していれば必ず、水槽内の環境のお手入れをしなければなりません。土を変えたり水を入れ替えたり、掃除をするときにはヌマガエルは別の場所に移動させます。移動させるときに便利に使えるのが金魚網なのです。

よく、人の手で触るとカエルは火傷してしまうと言われます。カエルの適正温度は人の体温よりも低いため、体温の温度差が体に影響してしまいます。さらにカエルは変温動物で皮膚も薄いため、温度変化にとても敏感です。

素手で触ると体調を崩したり、場合によってはショック死することもあります。カエルを移動させなければならないときは、金魚網など柔らかい網で移動させましょう。

どうしても素手で触らなければならないときは、手を水で濡らしてやさしく包むように触れることで、カエルへの負担をやわらげられます。
次のページ:ヌマガエルを飼育する際に気を付けたいこと

初回公開日:2022年09月22日

記載されている内容は2022年09月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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