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ウーパールーパーの呼吸方法は?どんな生き物なのか特徴や生態を紹介

更新日:2024年07月15日

ウーパールーパーはどんな生き物なのでしょうか。この記事ではウーパールーパーの特徴や生態について紹介しています。ウーパールーパーは寿命も長く飼育しやすい生き物です。何か生き物を飼ってみたいなと思っている人は是非読んでみてください。

ウーパールーパーの呼吸方法は?どんな生き物なのか特徴や生態を紹介
ウーパールーパーは1980年代にカップ焼きそばのCMでブームが起こり、今では水族館に展示されたり、ウーパールーパーをモデルにしたキャラクターやぬいぐるみなどのグッズもちらほら見かけますよね。

ウーパールーパーは特徴的なエラと可愛らしい姿で人々の心を捉えて離さないような癒される生き物ですが、実際は一体どんな生き物なのでしょうか。本記事ではウーパールーパーの特徴や生態について紹介していきます。

また、ウーパールーパーは寿命も比較的長く、安価で飼育することもできますが、生息できる環境は非常にデリケートなものですのでそれらについても説明しています。

ウーパールーパーを飼ってみたい方やウーパールーパーについて知りたい方はこの記事を読んでウーパールーパーについての知識を深めましょう。

ウーパールーパーってどんな生き物?

ウーパールーパーってどんな生き物なのでしょうか。皆さんがウーパールーパーと聞いて思い浮かべるのは白い体に黒い目、顔周りにエラがふさふさと生えている姿だと思います。

ウーパールーパーはなぜ、あのような不思議な見た目をしているのでしょうか。これからウーパールーパーの生態や特徴について説明していきます。

ウーパールーパーの特徴

ウーパールーパーの大きさは全長約10cmから約25cmで、初めは約5cmにも満たないほど小さいようです。また、個体差がありますが寿命は5~8年とされています。

ウーパールーパーの種類は変態しない両生類で、サンショウウオと呼ばれるグループに属しており、オオサンショウウオやイモリの仲間です。

しかし、他の両生類が変態でエラが消滅するのに対して、ウーパールーパーは幼生成熟と言われる幼生の形態をしたまま性成熟するため、エラを残したまま大人になります。よって、他の両生類の生き物と比べて、見た目に違いがあります。

ウーパールーパーの生態

ウーパールーパーは水温が低くヨウ素が少ない環境に生息するため、日本の自然には生息していません。主に、一年を通して低温に保たれているメキシコの盆地の湖で生息しています。

日本では基本的に水槽で飼われていますが、ウーパールーパーは水温18度を好むため季節ごとに水槽用ヒーターや冷却ファンが必要です。

また、ウーパールーパーは基本的に穏やかな性格ですが、小さい魚は食べてしまいますし、逆に大きい魚はウーパールーパーのエラを食べてしまうことがあるので混泳は向いていません。ウーパールーパー同士でも、エラを食べてしてしまう可能性があるので注意が必要です。

ウーパールーパーは何呼吸なの?

ウーパールーパーは両生類のためエラ呼吸と肺呼吸、両方可能です。しかしほとんどは水中でエラ呼吸を行っています。肺呼吸は、水中の溶存酸素が少ないときに水面で肺呼吸をします。

そのためウーパールーパーが水面で顔を出しているときは、水中の酸素の確保をしてあげないといけない合図であることが多いです。

また、ウーパールーパーはエラ呼吸をしていることがほとんどなので、肺呼吸をしすぎるとエラが小さくなり、エラ呼吸に影響を及ぼす恐れがあります。水中で呼吸ができるように、水槽の中の環境には注意しましょう。

両生類の呼吸方法について

両生類は幼生のとき水中でエラ呼吸をして生活し、成長すると肺呼吸になり陸上生活を行います。例えば、カエルは成体になると肺で呼吸をし、陸上での生活が可能なものが多いですが、それらを除いたほとんどの両生類は、産卵は水辺で行うため、水辺がないと生きていくことができません。

また、両生類の肺は袋状をしています。両生類が陸上で呼吸をするときも、肺呼吸よりも皮膚呼吸に依存しているようです。

それでは、ウーパールーパーが何呼吸をしているのかを見ていきましょう!

ウーパールーパーは主にエラ呼吸をしている

ウーパールーパーは主にエラ呼吸をしています。肺では全く呼吸しないというわけではありませんが、水中の溶存酸素が少ないときに肺呼吸をしています。

水槽の水換えのときのみ外に出す程度は可能ですが、基本的に水中でのエラ呼吸で呼吸をする生き物のため、水中にいる時間を減らしてしまうとエラが小さくなり、水中での呼吸がしづらくなってしまうので注意が必要です。

ウーパールーパーのエラは飛び出ている

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初回公開日:2022年07月28日

記載されている内容は2022年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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