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警察犬訓練士の給料はどのくらい?年齢や役職別に徹底比較!

更新日:2024年01月17日

犬をペットとして飼っている人の中で、警察犬訓練士に憧れている人はいるのではないでしょうか?しかし、特別な資格が必要なのか、と悩んでしまうものでしょう。この記事では、警察犬訓練士になるために必要な条件、また適した性格などについて紹介していきます。

警察犬訓練士の給料はどのくらい?年齢や役職別に徹底比較!

警察犬訓練士とは

警察犬訓練士とは、候補に選出された犬に警察犬として活躍してもらうために必要とする能力を訓練する仕事です。

犬は集団での訓練ができません。そのため、警察犬訓練士が犬と一対一で向き合い、犬の性格を読み取りその性格に合わせた能力開発が必要となります。

警察犬は人間より4000〜6000倍もの嗅覚があり、麻薬探知犬、跡追求犬、気選別犬、威嚇犬の4つの仕事に分かれて犯罪捜査や災害現場などで活躍しています。

警察犬訓練士の歴史

警察犬訓練士は当初、牧羊犬の訓練から始まり、時代が進むなか警察犬や盲導犬といった人の役に立つ犬として育てることになりました。

日本は明治維新により、猟を目的とする猟犬が輸入されるようになり、輸入されたことにより一部の富裕層が趣味と生じて犬を飼っていた時代です。

価格の高い犬を海外から取り寄せて展示会やショーに出場させるため、訓練士を雇い調教を行なっていたのが、警察犬訓練士の始まりとされています。

警察犬訓練士に必要な資格

社団法人、日本警察犬協会が実施している公認訓練士という警察犬を訓練する民間資格が必要です。公認訓練士の主な仕事は、訓練所などで警察犬の世話や管理を行いながら、試験科目に沿った訓練をします。

また公認訓練士には5階級があり、階級にはそれぞれ三等訓練士、二等訓練士、一等訓練士、一等訓練士正、一等訓練士長があります。

上の階級に昇格するには、それぞれに定められている実務経験を積んでいかなければなりません。

警察犬訓練士になる方法

警察犬訓練士になるには、公務員試験を受け警察官もしくは税関職員になる必要があります。また警察犬訓練士には、直轄警察犬による訓練士と嘱託警察犬による訓練士の2つがあります。

直轄警察犬は、警察官となって事故などの鑑識を専門とする鑑識課などの部署に配属しなければなりません。配属期間は3〜5年で異動があります。

嘱託警察犬は、警察犬訓練所もしくは警察犬訓練学校に入学し、訓練士の資格を取得する必要があります。

警察犬訓練士になるメリット

警察犬訓練士には、犬を訓練することによる成長や楽しみなどの充実感が得られる仕事です。

警察犬訓練士という仕事は、特殊な資格がないとできない仕事に思えますが、その先にある充実した魅力は警察犬訓練士ならではといえるでしょう。

それでは警察犬訓練士の仕事をすることて魅力を感じるメリットを紹介していきます。

警察犬訓練士になるメリット1:犬と触れ合える

犬が大好きな人にとって警察犬訓練士は天職であるといえるでしょう。警察犬訓練士の仕事は生活のほとんどを犬と一緒に過ごすことになります。

最初は思った通りの行動をとってくれませんが、次第に訓練を通じて犬と触れ合えるだけでなく、犬の成長を側で見届けることができます。

訓練を重ねることでさまざまな行動をとってくれるようになり、誰よりも訓練士自身が近くで見届けることができる感動があるでしょう。

警察犬訓練士になるメリット2:やりがいを感じる

犬のしつけ教室などを設け、飼い主からしつけができてない犬を預かって服従訓練を行ったりもします。飼い主と犬の一番の問題は、すぐ人間に噛みついてしまうことです。

しかし、この問題の多くは犬よりも飼い主に原因があるのがほとんどです。飼い主が犬を甘やかしすぎると、犬の中で立場が飼い主よりも上になってしまうのです。

そうならないために、服従訓練を行なって立場を飼い主よりも上にしないようにします。

警察犬訓練士になるメリット3:多数の犬とコミュニケーションを取れる

警察犬訓練士には、さまざまな犬と触れ合える楽しみもあります。警察犬訓練士は、ほとんどの時間を犬と過ごすことになるので、多数の犬とコミュニケーションが取れることも大切です。

一人前の警察犬を育て上げる訓練以外に、何頭もの犬の世話をしたり、朝早くから犬舎の掃除などの業務もあります。

警察犬訓練士の給料とは?

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