インコの鳴き声の意味とは？鳴き声の種類別｜インコの気持ち8選

｢キュー｣というインコの鳴き声を聞いたときは注意が必要な場合があります。その鳴き声と合わせて息をする音が聞こえる場合は気をつけてあげましょう。

それに加えてご飯を食べない、何だかぐったりとして見えるなどの症状が見られる場合は内臓や呼吸器に何か問題がある可能性があります。

ご飯は食べているから大丈夫だと思う方もいるかもしれませんが、インコは弱った姿を見せると外敵に狙われてしまうから食べているふりをするなど野生の習性から私たちまでもだましてしまっている可能性があります。

少しでも気にかかることがある場合は、動物美容に行くのがです。インコに限らず小さな生き物は弱ってから弱り切ってしまうのがとても早いです。

｢ピュロロ｣というさえずるようなインコの鳴き声はオスがメスに求愛するときの鳴き声です。もしくは、何かおもちゃや人の手を求愛の対象にしているときにもこの声で鳴きます。

人間で言うと｢愛しているよ｣、という意味合いを持っています。うっとりとしながら、頭を振りながらなどの動作が一緒に見られます。

もしくは飼い主さんを大好きなインコのオスはこの声を出して甘えることがあります。メスの場合は「プキュー」という声を出して甘える子もいます。

インコの鳴き声がうるさい時に、対処する方法はあるのでしょうか。

下記では「呼び鳴きには答えない」「かまいすぎに注意する」「静かにできたら褒める」「ストレスを感じていないか様子をみる」の4つの対処法をご紹介します。

先述したように大きすぎるインコの鳴き声、呼び鳴きをやめさせたいという方もいるかと思います。呼び鳴きであるとわかっている場合は対処法は簡単です。

まず1番簡単な対策として呼び鳴きに答えないということが大切です。あなたの姿が見えないときに寂しがっていると思うと可愛くて思わず返事をしてしまう方もいるかと思いますが、何とか気持ちを抑えましょう。

インコの鳴き声がうるさいときは、かまいすぎにも注意してください。インコが呼び鳴きをしている理由に、飼い主への依存が考えられます。

インコをかまいすぎることで、発情過多になって病気や卵詰まりを起こしてしまうことも考えられます。

全くかまわないこともインコのストレスの元になるので距インコとの離を上手くはかりながら、楽しく暮らせることが理想的です。

インコの鳴き声がうるさいときに反応しないようにする代わりに、静かにしているときにしっかりと褒めてあげるのもとても対処法です。

インコはかしこいので、工夫次第でどうして褒められているのか理解させることも可能です。

ご飯が大好きな子にはおやつをご褒美として使う、寂しがり屋な子にはストレスにならないよう少しずつ覚えさせるなど工夫しながらしつけるようにすると効果的です。

何度か言いましたが、いくらインコの鳴き声がうるさいとはいえストレスを感じさせるような対処の仕方はNGです。ストレスは繊細な性格のインコにとってとても体に悪いものです。

インコの鳴き声がどんなにうるさくても、インコの様子を伺いつつインコのペースに合わせてあげながら学習させることが何よりも理想的な方法です。

今回はインコの鳴き声の種類やそれぞれの意味、そして呼び鳴きの対処法について細かく紹介しました。インコが何を伝えたがっているのかわからなかった人も、本当の鳴き声の意味を知ることができたのではないでしょうか。

インコと仲良く共存するために、より多くの鳴き声の種類を聞き分けてあげられるようになっておきましょう。