Search

検索したいワードを入力してください

猫がすりすりしてくる意味としつこい・激しいときの対処法

更新日:2024年03月09日

猫がすりすりしてくる理由についてご紹介します。可愛い猫のすりすりにはどんな意味があるのでしょう。猫の感情表現がわかると、猫との生活がより楽しくなります。猫を飼っている方も、これから飼うことを考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。

猫がすりすりしてくる意味としつこい・激しいときの対処法

噛む

猫がすりすりした上に噛む時の意味です。すりすりしておいて噛むというのは、自分の要求が受け入れられないということへの不満の表れです。「構って欲しいのに」「ごはんが欲しいのに」「今撫でて欲しいのに」など、「すりすり」で自分の要求を聞いてもらえないと、「噛む」という強行手段に出てきます。

「甘噛み」の場合もあります。「すりすり」して甘えて、さらに甘えたくなって甘噛みをしてくる場合もあります。甘噛みの場合は猫も加減をしますから、こちらも痛くはありません。

どちらの理由にしても「噛む」ことを癖にしないように、躾をしましょう。噛まれたときに大げさに痛がるのが効果的です。猫もびっくりして止めてくれるようになります。

舐める

猫がすりすりの後に舐めてくる時の意味です。この「舐める」というのは、甘えている証拠です。猫同士ですと、子猫が母猫の体を舐めたりします。この行動は「相手にも同じことをして欲しい」という感情の表れです。つまり「甘えたい、可愛がって欲しい」という感情表現です。

人間である飼い主が猫を舐めるわけにはいきませんから、優しく抱き上げて撫でてあげましょう。猫がぐるぐると喉を鳴らして甘えてくれる時間は、なんとも言えない幸福感でいっぱいになります。猫がすりすりのあとに舐めてきてくれたら、それはもう幸せ時間の始まりです。

猫同士のすりすり

猫同士がすりすりしているのを見かけます。これは、猫同士が親しい関係にあることを意味しています。お互いに相手が安心な存在であることを確認しています。また、相手の猫に甘えている愛情表現でもあります。

猫を多頭飼いしているお家などで「猫同士のすりすり」を見かけたら、猫同士の関係が良好であると考えていいでしょう。猫同士が甘え合っている姿を見るのは可愛いです。ほっこりとした幸せな気持ちになれます。

ねこのすりすりが激しいときの対処法

マーキングだとわかっていても可愛い猫の「すりすり」ですが、場合によっては困ってしまうこともあります。猫のすりすりが原因で会社や学校に遅刻をしても許されません。すりすりにできるだけ構ってあげたいけれど、人間には人間の生活というものがあります。

猫のすりすりにはどう対処したらいいのでしょう。猫のすりすりがしつこい時の対処法についてご紹介します。

抱いてあげる

猫がすりすりしてくる時の多くは「マーキング」と「関心を引きたい」の二つです。「すりすりしてくるけれど理由がわからない」という時は、まずは抱いてあげましょう。「関心を持っているよ」「無視してないよ」という表現になります。その上で猫が嫌がるようであれば、降ろしてあげればいいでしょう。

猫にとっては関心を向けられたことに納得してどこかに行ってしまうこともあります。それでも声を出して鳴きながらすりすりを止めないようであれば、「お腹が空いた」か「トイレを掃除して欲しい」などの要求だとわかります。

撫でてあげる

撫でてあげるという方法です。猫のすりすりは関心を引きたいが故の行動であることが多いので、理由がわからなければ撫でてあげましょう。「構って欲しい」「甘えたい」の場合は、撫でてあげることで満足してくれます。

頭や顔を撫でてあげれば、さらに撫でて欲しい場所を猫の方からすり寄せてきますから、ある程度付き合ってあげてください。外出前などで時間がない時でも「忘れてないよ」ということを伝えることはできます。

遊んであげる

猫じゃらしやおもちゃで遊んであげましょう。とても効果的な方法です。猫が執拗にすりすりしてくるのは、何かを求めている時や関心を引きたい時です。遊んであげることで猫の欲求は満たされます。さらに遊びに夢中になることで、それまでの自分の欲求や主張を見事なまでに忘れてくれます。

「おやつをあげたいけど、ダイエット中だし」というケースなどに特に効果的です。猫がすりすりしてきてどうにもならないという時に、ぜひ試してください。

おやつをあげる

おやつをあげるというのは一番効果のある方法です。特に猫が「ニャーニャー」と鳴きながらすりすりしてくる時というのは、ほとんどが「お腹が空いた」という主張をしているときです。この場合は、ごはんですとかおやつをあげるのがいいでしょう。

ただし、癖になってしまうことがあります。「うるさく鳴いてすりすりをすれば、おやつをもらえる」と猫に学習させてしまわないように、「どうしても」という時だけにしましょう。猫にとっても肥満は多くの病気の原因となります。飼い猫の健康を管理するためにも、おやつは量を決めて与えてください。

完全無視をする

猫がすりすりをしてきても、大きな声で鳴いても、無視をするという方法もあります。すりすりをしてくる時の多くは、マーキングや何かを要求してきています。イニシアティブを飼い主が握っていることを明確にするためにも、「猫の言いなりにならない」というのも大切です。

この場合、猫と人間の根気比べになります。結果が出るまで大変ですが、必死な様子の猫というのも普段は見られない可愛い姿です。楽しんで根気比べをしてみてください。
次のページ:猫が靴にすりすりするときの対処法

初回公開日:2017年11月10日

記載されている内容は2017年11月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related