猫が膝の上に乗って寝る理由|ゴロゴロ/毛づくろい/丸くなる
更新日:2024年10月02日
猫が膝の上に乗って寝る理由
温かいから
猫は気温に敏感な生き物です。少しでも寒くなると、人間の膝の上に乗って少しでも温まろうとします。通常は人間の体温は約36度で猫の体温は約38度ですので、猫にとってこの約36度という温度は熱すぎずちょうどいい温度ということになります。
猫は下から温まることを好み、毛が少なく冷えやすいお腹を丸めて暖をとる生き物ですので、猫にとって人間の膝の上は天然のホットカーペットになります。そのため、夏場は猫が全く膝の上に乗ってこないケースも多くあります。夏はフローリングなどの涼しい場所を好み、冬は温かいこたつや人間の膝の上を好んで過ごします。
猫は下から温まることを好み、毛が少なく冷えやすいお腹を丸めて暖をとる生き物ですので、猫にとって人間の膝の上は天然のホットカーペットになります。そのため、夏場は猫が全く膝の上に乗ってこないケースも多くあります。夏はフローリングなどの涼しい場所を好み、冬は温かいこたつや人間の膝の上を好んで過ごします。
柔らかいから
せっかく猫用のクッションを買ったり、ふかふかのベッドを用意したのに、そこでは寝てくれずにがっかりした方も多いのではないでしょうか。猫が安心して安らげるようにと販売されている猫用グッズはたくさんありますが、なかなか猫に気に入ってもらうのは難しいです。
そういった猫用グッズを使わない状態で猫がどこで休んでいるのかというと、ソファーやベッド、洗濯物の上など何かを下に敷いたような状態の場所で休むことが多いです。猫はもともと砂や土に触れながら生活している生き物なので適度に柔らかくて固さがある物を本能的に好みます。そのため家の中でも何かを下に敷いて休むことに自然と安心を感じます。
猫にとって柔らかく適度に固さがあってちょうどいいのが、まさに人間の膝の上です。柔らかさや固さだけでなく普段一緒にいる飼い主の側にいられる場合、猫はベッドやソファーよりも人間の膝の上で休みたくなります
そういった猫用グッズを使わない状態で猫がどこで休んでいるのかというと、ソファーやベッド、洗濯物の上など何かを下に敷いたような状態の場所で休むことが多いです。猫はもともと砂や土に触れながら生活している生き物なので適度に柔らかくて固さがある物を本能的に好みます。そのため家の中でも何かを下に敷いて休むことに自然と安心を感じます。
猫にとって柔らかく適度に固さがあってちょうどいいのが、まさに人間の膝の上です。柔らかさや固さだけでなく普段一緒にいる飼い主の側にいられる場合、猫はベッドやソファーよりも人間の膝の上で休みたくなります
安全だから
猫は用心深く警戒心が強いので、家のチャイムが鳴っただけで隠れたり、怖がって警戒したりします。また、外から犬の鳴き声や鳥の鳴き声など、聞き慣れない不審な物音がするととても気になってしまいます。そんな警戒心を取り除いてくれるのが、飼い主です。
普段一緒にいて「自分には危害を加えない飼い主の側にいれば何が起こっても大丈夫」という絶対的な安心感から人間の膝の上に乗ってくる猫もいます。猫が怖がっているときに膝の上に乗ってくるようであれば、猫からとても信頼されている証拠です。
普段一緒にいて「自分には危害を加えない飼い主の側にいれば何が起こっても大丈夫」という絶対的な安心感から人間の膝の上に乗ってくる猫もいます。猫が怖がっているときに膝の上に乗ってくるようであれば、猫からとても信頼されている証拠です。
何かしてほしい要求があるから
膝の上に乗ってきて立ったままで座ろうとしなかったり、寝ようとしない場合は飼い主に何かしてほしいことがあると考えられます。前足で飼い主をつついてきたり、顔をじーっと見つめてきたりした時は、ご飯は足りているのか、トイレが清潔なのか、運動(遊び)はできているかなどを確認した方が良いでしょう。
普段あまり甘えてこないような猫であれば、膝の上に乗ってくるということはよほどの要求があると考えましょう。
普段あまり甘えてこないような猫であれば、膝の上に乗ってくるということはよほどの要求があると考えましょう。
猫が膝の上でゴロゴロする理由
心地良いから
猫にとって人間の体温は猫の体温よりも低く、長い間乗っていても心地良く過すことができる温度です。人間で言えば、ぬるめのお湯に浸かってゆっくり体を温めている感覚に近いです。リラックスでき、ついうとうとしてしまう温度です。
猫は普段の生活の中で人間が温かいことや、膝の上に乗ることで暖をとれるということを本能的に知っています。そのため、冬の時期に猫が膝の上に乗ってきて眠ったり長居をする場合は、寒がっているのだと考え、温めてあげるようにしてください。
猫は普段の生活の中で人間が温かいことや、膝の上に乗ることで暖をとれるということを本能的に知っています。そのため、冬の時期に猫が膝の上に乗ってきて眠ったり長居をする場合は、寒がっているのだと考え、温めてあげるようにしてください。
甘えているから
猫はクールで単独行動が好きな動物だというイメージが一般的ですが、とても甘えん坊な猫もいます。猫の性格によるところが大きいですが、人の後を追って歩いたり、足にすり寄ってきたりする猫もたくさんいます。飼い主の膝の上に乗ることでたくさんなでなでをしてもらえますから、甘えん坊の猫にとって膝の上はまさに絶好のポジションです。
特に単独飼いをしている場合に多く見られる傾向で、飼い主を自身の唯一の仲間だと認識しているのだと考えられます。オスとメスではオス猫の方が甘えん坊で、膝の上に乗ってくる確率が高いです。
特に単独飼いをしている場合に多く見られる傾向で、飼い主を自身の唯一の仲間だと認識しているのだと考えられます。オスとメスではオス猫の方が甘えん坊で、膝の上に乗ってくる確率が高いです。
心配しているから
猫は安心している時や眠い時だけでなく、飼い主が元気がない時にそっと寄り添ってきてゴロゴロと鳴くことがあります。犬と同じで猫も飼い主の雰囲気や気持ちの変化を感じ取ることができます。
猫のゴロゴロには猫自身だけでなく、飼い主の気持ちを落ちつかせようとする効果があるとされています。飼い主の気持ちを考えてくれているのは事実ですので、たまには逆に甘えて元気をもらうと良いでしょう。
猫のゴロゴロには猫自身だけでなく、飼い主の気持ちを落ちつかせようとする効果があるとされています。飼い主の気持ちを考えてくれているのは事実ですので、たまには逆に甘えて元気をもらうと良いでしょう。
猫が膝の上で丸くなる理由
初回公開日:2017年11月03日
記載されている内容は2017年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。