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猫・子猫がシャーというときの気持ちと怖い時の対処法|威嚇

更新日:2023年12月07日

猫に「シャー」と言われたことはありますか。その時にはあまり良い気分にならないと思われますが、猫は何の意味もなく「シャー」とは言いません。すなわち、「シャー」には理由があるのです。猫が「シャー」と言う原因、対処法などについてを説明しています。

猫・子猫がシャーというときの気持ちと怖い時の対処法|威嚇
子育て中の母親は「子どもを守る意識が強く働く」ために、とても神経質になります。たとえ飼い主さんでも、近付くだけて「シャー」をされることがあります。そのため、子育て中の猫には近寄らない方が無難です。

猫がシャーと言わないようにするしつけ方法は?

「シャー」と言う原因を取り除いても「シャー」をする場合は、しつけを行いましょう。猫が「シャー」と言わなくなる有効なしつけ方法は、2つあります。1つは「驚かせること」で、もう1つは「構わないこと」です。

驚かせる方法

この方法は、犬のしつけと同様です。猫が「シャー」と言った時に、拍手をするように両手を叩いて音を出す・缶など落とすとうるさい物を床に落として音を出すなど、猫が驚くような大きな音を出すことで、威嚇の気持ちが萎えると言われています。

「シャー」の度に大きな音を出す、というのを繰り返すことで、いつしか「シャー」を言わなくなるとされます。全ての猫に効くわけではないため、各原因を含めて適切な対処法を考えてください。注意点としては、「声は使わない」ことが挙げられます。人の声で叱ると、構われていると勘違いしたり、飼い主さんが嫌われる可能性があります。

また、霧吹きで水をかける方法もあります。猫が「シャー」する時には、威嚇として体に緊張が生じているため、霧吹きの水のようなちょっとしたものが触れるだけでも驚きます。そのため、たくさんかけなくても問題ありません。むしろ、かけ過ぎないように気を付けましょう。

構わない方法

特に飼い猫は、飼い主さんに構って欲しいがために「シャー」をすることがあるそうです。この場合、ちょっと不快な気持ちで「構って構って」と言っている可能性があります。この「構って構って」に反応してしまうと、さらに「シャー(構え構え)」が強くなります。

どういう理由で構って欲しいのかも猫によって違うため、「シャー」と言っている猫の様子をよく観察し、どういう意味が込められた「シャー」なのかを察した上で、適切な対応をすることが求められます。

猫と人は使う言葉が違うため、分からないことがあって当然ですが、猫の動きは良くも悪くも偽りがなく素直なので、よくよく観察していれば察せられる部分は増えるでしょう。

猫がシャーというのがむかつく時の対処法!

猫の「シャー」が「むかつく」というのは、何となく「生意気」という意味でしょうか。「怖い」からの「イラッ」という感情とも考えられますが、いずれにしても「むかつく」時には、猫にその気持ちをぶつけるのではなく、互いに害のない対処法を実践しましょう。対処に使えるアイテムを、ご紹介していきます。

おもちゃ

猫のおもちゃといってもいろいろありますが、何かしらの遊べる物があるとストレス解消に役立ちます。また、猫が持っている所有欲を満たすことにもつながり、猫自身が抱く存在感としての安心感を満たせる可能性があります。猫じゃらしなどの動かすことで反応を示すようなおもちゃを使った、猫と人のコミュニケーションも大切にしてください。

爪とぎ

「ここが爪とぎの場所ですよ」というのがあると、ストレス解消に役立ちますし、爪の伸び過ぎ防止にもなります。爪は伸び過ぎると歩きにくくなるため、関節に悪いです。外猫はコンクリートや石の上などを歩いて自然と削られたりしますが、家猫には爪とぎ場所が必要です。

爪をといではいけないところが大変なことになる前に、爪とぎ場所を用意してあげましょう。ペットショップで販売されています。

猫用ベッド

猫は、自分の居場所が欲しい動物です。自分だけの居場所となる場所があると、安心感につながります。

猫のシャーには理由がある!適切に対応することが大事

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初回公開日:2018年02月05日

記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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