どうして子猫は人を噛むの?噛む理由と効果的なしつけ方を紹介
更新日:2024年09月17日
子猫が人を噛む理由9つ
子猫の噛み癖は早めに対処する必要があります。
猫は人間の命令を聞きません。猫の飼育における躾とは「問題行動の原因を取り除く」「本能を利用して自然に導く」物です。
ではまず、猫が噛む理由を見ていきましょう。
猫は人間の命令を聞きません。猫の飼育における躾とは「問題行動の原因を取り除く」「本能を利用して自然に導く」物です。
ではまず、猫が噛む理由を見ていきましょう。
子猫が人を噛む理由
- 撫でられるのが嫌
- ストレスが溜まって八つ当たり
- 狩猟本能
- 防衛本能
- 歯がかゆい
- 飼い主と遊びたい
- 甘えたい
- オスの場合は発情期
- かまってほしい
1:撫でられるのが嫌
猫が噛む理由の1つに「撫でられるのが嫌」ということがあります。
抱っこが嫌いな猫がいるように、撫でられることが嫌いな猫もいます。また、長時間撫で続けていると「しつこいのは嫌」と言わんばかりに噛むこともあります。
拒絶や怒り、抵抗の意味での噛みつきです。普段は問題なく撫でさせてくれる猫が急に噛むようになった場合、撫でた部分に怪我をしている可能性がありますので、確認が必要です。
抱っこが嫌いな猫がいるように、撫でられることが嫌いな猫もいます。また、長時間撫で続けていると「しつこいのは嫌」と言わんばかりに噛むこともあります。
拒絶や怒り、抵抗の意味での噛みつきです。普段は問題なく撫でさせてくれる猫が急に噛むようになった場合、撫でた部分に怪我をしている可能性がありますので、確認が必要です。
2:ストレスが溜まって八つ当たり
猫は転嫁行動をする生き物です。転嫁行動とは、いわゆる八つ当たりのことです。
大きな音に驚いて反射的に誰かを噛むケースや、高い所へ飛び上がるのに失敗してムカついて八つ当たりするケースなども、転嫁行動の1つといえます。
また、子猫は人間の子供と同じく寝ぐずりがありますので、人間の幼児が眠くて泣くのと同じように、眠くてウニャウニャ言いながら噛むことがあります。
日常的なストレスの原因が判明している場合は、ストレスの元を取り除いてあげましょう。
大きな音に驚いて反射的に誰かを噛むケースや、高い所へ飛び上がるのに失敗してムカついて八つ当たりするケースなども、転嫁行動の1つといえます。
また、子猫は人間の子供と同じく寝ぐずりがありますので、人間の幼児が眠くて泣くのと同じように、眠くてウニャウニャ言いながら噛むことがあります。
日常的なストレスの原因が判明している場合は、ストレスの元を取り除いてあげましょう。
3:狩猟本能
猫は狩猟動物ですので、狩猟本能があります。家の中でエサをたくさん貰っていても、その本能は消えることはありません。
狩猟本能とは獲物を追いかける狩の本能なので、動くものを見れば追いかけたくなるのは、当然といえます。人間の手や足を獲物に見立て、仕留めようとして噛むということです。
もし、噛みついたまま首を左右に振る様子があったら、それは、仕留めた獲物を細かく引きちぎろうとしています。そのときの噛みつきは、狩猟本能からきている可能性が高いでしょう。
狩猟本能とは獲物を追いかける狩の本能なので、動くものを見れば追いかけたくなるのは、当然といえます。人間の手や足を獲物に見立て、仕留めようとして噛むということです。
もし、噛みついたまま首を左右に振る様子があったら、それは、仕留めた獲物を細かく引きちぎろうとしています。そのときの噛みつきは、狩猟本能からきている可能性が高いでしょう。
4:防衛本能
ほぼすべての生物が持っている「防衛本能」は、猫にもあります。身を固くして身を守る生物もいれば、隠れる生物もいます。逃げる生物もいれば、反撃して身を守る生物もいます。
猫は、基本的に逃げたり隠れたりして身を守る生き物です。それが不可能なとき、初めて反撃をもってして身を守ろうと試みます。
猫が防衛本能から飼い主を噛むのは、爪切りや投薬など、猫にとって嫌なことをされそうなときです。逃れようとして、飼い主に噛みつき、隙を見て逃げようと試みます。
猫は、基本的に逃げたり隠れたりして身を守る生き物です。それが不可能なとき、初めて反撃をもってして身を守ろうと試みます。
猫が防衛本能から飼い主を噛むのは、爪切りや投薬など、猫にとって嫌なことをされそうなときです。逃れようとして、飼い主に噛みつき、隙を見て逃げようと試みます。
5:歯がかゆい
人間の幼児と同じく、動物でも歯が生える時期には口の中がムズムズします。
子猫の歯が生えそろうのは、個体差もありますが、生後約1ヶ月前後です。その乳歯が永久歯に生え変わるのが、生後6ヶ月頃です。この時期の子猫は何でも噛むことがあります。
生理的な現象なので、やめさせることは難しいでしょう。子猫には、噛みちぎっても問題ないおもちゃなどを与え、時期が過ぎるのを待ちましょう。
子猫の歯が生えそろうのは、個体差もありますが、生後約1ヶ月前後です。その乳歯が永久歯に生え変わるのが、生後6ヶ月頃です。この時期の子猫は何でも噛むことがあります。
生理的な現象なので、やめさせることは難しいでしょう。子猫には、噛みちぎっても問題ないおもちゃなどを与え、時期が過ぎるのを待ちましょう。
6:飼い主と遊びたい
猫にとっての遊びは、追いかけっこや、取っ組み合いです。組み合ったままパンチやキックを繰り返し、噛み付き合って転がり回って遊びます。
猫は「遊ぼう」と言葉に出せませんから、どちらかが相手に噛みつき、噛まれた方が噛み返すことで遊びが始まります。
噛む子猫は、噛みつき遊びのお誘いを飼い主に仕掛けてきている可能性があります。
猫は「遊ぼう」と言葉に出せませんから、どちらかが相手に噛みつき、噛まれた方が噛み返すことで遊びが始まります。
噛む子猫は、噛みつき遊びのお誘いを飼い主に仕掛けてきている可能性があります。
7:甘えたい
子猫は、甘えたい気持ちから、飼い主を噛むことがあります。これは、愛情表現の1つです。
兄弟や親子間で、噛みつくという愛情表現はよく見られます。血の繋がりに関係なく、仲のいい猫同士でも見られる行為です。
飼い主のことを慕う気持ちから、甘えて噛むと考えられています。優しく撫でであげたり、抱っこして落ち着かせてあげるといいでしょう。
兄弟や親子間で、噛みつくという愛情表現はよく見られます。血の繋がりに関係なく、仲のいい猫同士でも見られる行為です。
飼い主のことを慕う気持ちから、甘えて噛むと考えられています。優しく撫でであげたり、抱っこして落ち着かせてあげるといいでしょう。
8:オスの場合は発情期
発情期を迎えたオス猫が、交尾の真似事をして噛むことがあります。
猫の交尾は、オス猫がメス猫の首の後ろに噛みついた体勢で行われます。その真似事を、飼い主の手などで行っている可能性があります。
子猫は、生後半年程度で初の発情期を迎えますので、去勢していないオス猫なら、発情期が原因の可能性を考えましょう。
本能的な行動なので止めさせることは不可能に近いですが、去勢しておけば防げます。しかし、稀に、去勢をしても発情期に近い状態になる猫もいますので、去勢すれば必ず収まるというわけではありません。
猫の交尾は、オス猫がメス猫の首の後ろに噛みついた体勢で行われます。その真似事を、飼い主の手などで行っている可能性があります。
子猫は、生後半年程度で初の発情期を迎えますので、去勢していないオス猫なら、発情期が原因の可能性を考えましょう。
本能的な行動なので止めさせることは不可能に近いですが、去勢しておけば防げます。しかし、稀に、去勢をしても発情期に近い状態になる猫もいますので、去勢すれば必ず収まるというわけではありません。
初回公開日:2019年07月31日
記載されている内容は2019年07月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。