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猫は寒がりなのか?寒さに弱い猫の特徴|防寒対策6選

更新日:2024年03月06日

猫は全身ふかふかの毛皮で覆われているので、とても寒がりだとは思えない風貌なのですが、噂どおりやっぱり猫は寒がりです。猫を寒さから守ってあげるにはどうしてあげればいいのでしょうか。寒さ予防と寒さ対策、またお留守番の際に気をつけることなどまとめてみました。

猫は寒がりなのか?寒さに弱い猫の特徴|防寒対策6選

猫は寒がりなのか?

猫が寒がりなのはみんな知っていることです。しかしそれは本当なのでしょうか。犬は全然寒がりじゃないのに、猫だけが寒がりなんて変でしょう。

でも、やはりその話しは本当で、猫はまぎれもなく寒がりです。

寒いときによく見るサイン

猫が寒がっているとき、よく丸くなっているのを見かけますが、そのほかにも、猫の寒がりサインってあるのでしょうか。

猫は寒がりなので、暖かい場所をみつけるのが得意です。

例えば誰かの膝の上とか、最近は家庭でも少なくなってきてはいますが、コタツの中とか眠っている間に布団の中に入ってきて、朝目覚めると一緒に寝ていたなんてこともあります。

何をしていてもとってもかわいい猫ですが、そのほかにはどんな寒がりサインを見せてくれるのでしょうか。

丸くなる

猫は眠る時など、小さく丸くなって寝ることがよくあります。しかし起きていても丸まっていたり、ずっとそのまま動かなかったりする場合などは、寒がっている可能性も考えられます。

このように猫が、寒がりサインを見せたら、ヒーターをつけてあげるなど、早めの対処をしてあげましょう。

一緒に暮らしていれば徐々にどんなとき、どのくらいの温度で寒がりサインを出すのかわかってくるようになります。

飼い主の膝の上に乗る

猫が、やたらと飼い主のそばに寄ってきたり、座っていたら膝の上にのってきたりしたら、それは寒がりサインの可能性が高いです。

飼い主の膝の上は暖かくて居心地のいいことを猫はよく知っています。いつもつめたくて素っ気ない猫が、こんな風に自ら寄ってきてくれるとかわいくてしょうがないでしょう。

しかし、だからといってそのままにしておくというのも、よくありません。

もちろん飼い主もそのままでは動くことができませんし、猫が寒さでお腹をこわしてしまったりしては大変です。

暖かい暖房機器のそばで暖をとる

猫が、暖房機器のそばから離れなくなると、それは寒がりサインです。よほど寒いと暖房機器にぴったりと体をくっつけたまま動かなくなってしまいます。

危険なものでなければいいですが、ストーブなど、火が出るものだと、危険な場合があります。寒がりサインを出す前に気をつけてあげるようにしましょう。

そして暖房機器などのそばに行かなくてもいいように、暖かい場所を用意してあげましょう。

毛を逆立てて体を大きくする

猫は怒っているときや驚いているというような、威嚇する場合など、毛を逆立てて体を大きく見せる行動をすることがあります。

しかし特に怒っているわけでもないのに、威嚇している時と同様、体を膨らませていることがあります。その時は寒がりサインを出している場合とも考えられます。

毛を逆立てて、冷たい外気から地肌を遮断し、守ろうとしています。

寒さが嫌いで寒さに弱い猫の特徴

猫の祖先はもともと砂漠などの暑い地域で生活をしていました。猫の祖先のリビアヤマネコは、砂漠地域で生き残るために、暑さや乾燥に強い体をしています。

そのため、水が苦手で寒さにも弱い体の構造をしています。

成猫よりも子猫

特に寒がりなのは、子猫の頃です。

猫の寒さが苦手なのは、猫の筋肉量が少ないことが起因しています。猫はゴロゴロと寝てばかりいて、筋肉が発達するほど頑張って動いたりしません。適度な脂肪と筋肉によって、猫の体は作られています。

しかし子猫はその少ない筋肉もほとんどついていませんので、子猫は特に寒がりです。小さい子猫は体が弱いので、寒さの調整もしっかりと行ってあげましょう。

シニアの猫

猫もシニアにさしかかってくると、体が弱ってきます。

抵抗力が弱り、寒がりの性質がさらに寒がりとなってきます。体を寒さから守るはずの毛も細く弱くなってきますし、筋肉も落ちてきます。どんどん自分の力で寒さから身を守ることができなくなってしまいます。

そのために、若くて元気なころより余計に注意してあげるようにしましょう。抵抗力が弱い分、体を冷やしてしまうことで思わぬ病気にかかってしまいやすくなります。

少しでも長生きしてもらうよう飼い主の配慮が必要です。
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初回公開日:2019年07月31日

記載されている内容は2019年07月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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