猫が仰向けで寝るのはなぜ？仰向けで寝る理由とヘソ天が見れる時期

猫が仰向けで寝るときにお腹を見せるのは「人に甘えたい」「かまってほしい」など色々な理由があります。

ここでは、猫が仰向けで寝る理由にはどのようなものがあるかを5つ取りあげてご紹介します。

安心しているときに、猫は仰向けで寝ます。温もりのある気持ちいいフローリングの上で、ごろんごろんと仰向けで寝る猫は安心感に包まれている状態です。

また、仰向けで寝る猫は、お腹を見せることで飼い主に「安心しているよ」と伝えます。

また、飼い主が傍で安心した猫は、とても穏やかな状態となり、一番の弱点であるお腹を見せることで、警戒心がないことを伝えることもあります。

猫が仰向けで寝るのは、性格が甘えん坊だからです。甘えた性格の猫は、自分の大好きな飼い主に「甘えたい」「可愛がってもらいたい」と感じます。

そのため、全身をくねくねさせたり、わざと目の前でごろんと仰向けで寝ることで、大事なお腹を触らせて甘えようとしています。

また、寂しがり屋の猫は、特に飼い主に甘えたいと感じますから、仰向けで寝る傾向が強く見られます。

飼い主にかまってもらいたいという気持ちから、猫が仰向けで寝ることもあります。猫は自分が好きな飼い主に、仰向けに寝ることで大事なお腹を見せながら「なでなでして」と気持ちを伝えることが多いです。

また、猫がなでられて嬉しいところをなでてもらったときは、猫はとても喜びます。そして、猫は「もっとかまって」と飼い主の膝や手にスリスリと体を摺り寄せてきます。

暑いときにも猫は仰向けで寝ることが増えます。全身が毛で覆われているので、体温が上がる暑い日には、じっと座っていることができません。

そのため、暑いと感じているときには、仰向けで寝ることで毛の薄いお腹から体温を下げて、涼しくなるように仰向けに寝ます。

暑い日には、1日中仰向けで寝ることもある猫は、より涼しくなるように日陰で仰向けで寝ることもありますし、扇風機の前で仰向けに寝ることも多いです。

警戒心が取れてリラックスしているときは、猫は仰向けで寝ます。飼い主が近くに来ると、猫は「警戒しなくても大丈夫」と判断し、床にゴロンと仰向けに寝ることが多いです。

そして、目の前でお腹を見せながら「リラックスしてるよ」と飼い主に気持ちを伝えます。

また、体をくねくねさせてお腹を見せながら仰向けで寝るのは、「気分がいいんだ、楽しいな」と感じており、かなりリラックスしています。

「ヘソ天」を見せてくる飼い猫の可愛い姿に飼い主は心奪われ、「一緒に寝たい」と感じてメロメロになる人も多いでしょう。

ここからは、猫の「ヘソ天」が見れる時期はどんなタイミングなのかについてご紹介します。

猫の「ヘソ天」が見られる時期は、気を許して熟睡しきっているときです。

猫が飼い主の横で仰向けで寝るのは、母親への愛情に似た感情を飼い主に感じているときです。愛情を感じる飼い主が傍にいると、気を許した猫は安心感から熟睡しきって、手足を大きく広げて「ヘソ天」をします。

また、母親が子猫のお腹を愛撫するように、飼い主に撫でられた猫は「安心する」「幸せ」と感じ、何度も「ヘソ天」を見せます。