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猫が「カカカ」とクラッキングするときの特徴と気持ちを知ろう

更新日:2023年10月16日

猫はなぜ、クラッキングをするのでしょうか。稀に「にゃー」ではなく、「カカカ」と鳴くことがあります。「クラッキング」と呼ばれる行為で、猫の習性の一種です。そこで、猫がクラッキングする時の特徴と気持ちについて紹介しましょう。

猫が「カカカ」とクラッキングするときの特徴と気持ちを知ろう

猫のクラッキングとは

クラッキングとは「カカカ」という、特殊な猫の鳴き声の一種です。

猫を始めて飼う人にとって、クラッキングは驚かれるでしょう。でも猫の習性の一種なので、心配無用です。

猫は獲物を獲る習性がある

猫のクラッキングは、獲物をとる習性が関係していると言われています。

野良猫の場合、狩りをしなければ生きていくことはできません。一方家で飼われている猫の場合、特に狩りをしなくても飼い主からエサがもらえます。

ただし家猫、ほんの些細なことで野生の本能が目覚める場合があります。

例えば窓から獲物が見えた時です。獲物を見た瞬間に本能が目覚め、興奮してクラッキングを行います。

chattering(チャタリング)反応

クラッキングは日本特有の言い方で、海外では「チャタリング反応」です。

Clackingは、「機会的にカタカタ鳴る」という意味があります。もし英語圏の方が「Cat’s Clacking」と聞くと、猫のロボットがカタカタ鳴っていると捉えるでしょう。

生物が鳴く意味の英語はClackingではなく、Chatterです。現在進行形でケケケと鳴いているから、後ろに「ing」をつけてChatteringとなります。

日本では「カカカと猫が鳴いている」ですが、海外では「猫がお喋りしている」です。

猫のクラッキングの鳴き声の特徴

猫のクラッキングを聞いたことがないというのなら、どういう特徴がある鳴き声をしているか、想像つかないでしょう。

猫のクラッキングの鳴き声についての特徴を3つ紹介します。

クラッキングの鳴き声の特徴1:ケッ

短く「ケッ」と鳴いて、クラッキングを起こすことがあります。

猫は獲物を見つけると「ケッ」と最初から鳴かず、「にゃ」と短く鳴きます。そして興奮度が少しずつ高まると「にゃ」から、「ケッ」と鳴くようになるという訳です。

途中で「にゃ」から「ケッ」と鳴き声が変わったら、何か獲物を見つけて興奮していることが考えられます。窓の外を見て「ケッ」と鳴いていたら、獲物を見つけたとおもっても構いません。

「ケッ」と鳴いて興奮してきたら、何もせずそっと見守ってあげて下さい。

クラッキングの鳴き声の特徴2:カカカ

家の中で飛んでいる虫を見つけた時、「にゃにゃにゃ」混じりに、カカカと鳴くことがあります。

猫によっては獲物を見つけたら鳴くことはせず、目で追跡する場合もあります。目で追跡して獲物獲得のチャンスを掴んだら、興奮して「カカカ」と鳴くという訳です。

音程は普段「にゃーん」と鳴いている時よりも、半音高めです。猫が高い音程で鳴く場合は、ポジティブな感情を抱いていると考えられます。

だから高い声で「カカカ」と鳴いていたら、喜んでいると捉えておきましょう。

クラッキングの鳴き声の特徴3:カッカッ

クラッキングの中でも最も興奮している時に出る鳴き声が、「カッカッ」です。鳴き声に、スタッカートがかかるのが特徴です。

顎を小刻みに動かし喉を鳴らすようにして、「カッカッ」と鳴きます。状況に寄るので断言はできないものの、隙あらば獲物を捉えようと臨戦態勢に入っていることでしょう。

臨戦態勢に入っていると、家の中で大暴れする恐れがあります。昼間ならまだしも夜間の場合、隣近所に迷惑がかかるので要注意です。

猫が暴れてもいいように、防音や棚の上にある物を片付けるなどの対策を整えておきましょう。

クラッキングで「カカカ」と鳴く猫の気持ち

クラッキングで「カカカ」と鳴く猫の気持ち

  1. 獲物を見つけ興奮して出る鳴き声
  2. 捕まえたい獲物が手に届かない
  3. 鳥やカラスを見つけて不安になる
  4. 対象物を見つけ喉を鳴らして警戒してる
次のページ:猫はどんな時にクラッキング行動をするのか?

初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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