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猫がいる部屋でストーブを使う際の注意点|やけどした場合の対処方法

更新日:2024年09月24日

猫がストーブで暖を取る姿は、猫好きさんなら誰もが可愛いと感じる姿の1つでしょう。しかし、猫とストーブが同じ空間内で共存することは数々の危険と隣合わせでもあります。寒い季節に猫が安全に暖を取ることができるよう、必要な知識を蓄えましょう。

猫がいる部屋でストーブを使う際の注意点|やけどした場合の対処方法

猫がいる部屋でストーブを使う際の注意点

猫がいる部屋でストーブを使う際の注意点|やけどした場合の対処方法
猫がストーブの前を陣取る光景は猫好きさんなら誰もが癒やされる光景でしょう。しかし、猫とストーブの共存はあらゆる危険と隣合わせでもあります。

猫の安全を守るために、まず猫がいる部屋でストーブを使う際の注意点について知っておきましょう。

近づきすぎると皮膚がやけどする危険がある

猫がストーブに近付きすぎると、皮膚にやけどを負ってしまう危険性があります。

猫の毛皮は、熱を遮断する役割を持っています。そのため、猫は熱を感知することに対して鈍感です。熱を感知することに対して鈍感な猫は、ストーブの熱によって毛皮が焦げていることに気付きません。

毛皮の焦げはやけどに繫がる可能性があります。猫が「同じ体の部位を舐めている」という仕草をしていたら、やけどを負っているサインです。

サインを受けとるために、常日頃から猫の仕草に注意を払いましょう。

灯油が燃料なので猫が一酸化中毒を起こす可能性がある

石油ストーブを使う際に、空気の換気を怠ると室内が酸素不足になります。酸素が不足している状況下の元で室内の空気が燃焼し、不完全燃焼になった結果、一酸化炭素が発生します。

人間は、一酸化炭素を体内に含むと一酸化炭素中毒になる危険性が高まります。一酸化炭素中毒は最悪の場合、命を落とす可能性がある極めて危険な中毒の一種です。

人間と同様に、猫も一酸化炭素中毒を引き起こし、命を落とす危険性があります。

LPガスや灯油を使うタイプは一酸化炭素が大量に発生するため息苦しくなる

一酸化炭素が大量発生するタイプのストーブは、猫にとって優しくありません。LPガスや灯油を使用するタイプのストーブは一酸化炭素が大量発生するため、猫が息苦しさを感じます。

LPガスや灯油を使うタイプのストーブとして、ファンヒーターを挙げることができます。ファンヒーターを使用する際は、一酸化炭素が大量発生します。

そのため、ファンヒーターを使用する際は、猫に息苦しさを感じさせてしまう可能性が高いです。

近づきすぎると火が猫自身の体に引火して火事になる危険性がある

ストーブに近付きすぎると、火が猫自身の体に引火して火事になる危険性があります。

自身の体に火が引火したゆえに冷静さを失った猫は、家の中を縦横無尽に駆け回り、カーテンやカーペットにさえも引火の魔の手を及ぼします。

そのような事態に陥った場合、飼い主さんは冷静さを失うことなく、猫の体に引火した火を消火してあげましょう。

猫がいる部屋で注意したい暖房器具3つ

ストーブの種類によって、やけどを負いやすい、あるいは火事が発生しやすいなどの危険度が変わります。

ここでは、メリットとデメリットを踏まえながら、猫がいる部屋で注意すべき暖房器具を3つご紹介します。

猫がいる部屋で注意したい暖房器具

  1. 石油ストーブ
  2. ファンヒーター
  3. オイルヒーター

猫がいる部屋で注意したい暖房器具1:石油ストーブ

石油ストーブは室内をぽかぽかと暖めるだけではなく、お湯を沸かす、あるいは調理をすることもできます。人間が使用する際には、メリットが数多くあるタイプのストーブです。

石油ストーブに猫が近付きすぎた場合、やけどを負う危険性が最も高いタイプのストーブなので、細心の注意を払うことが大切です。

また、猫が石油ストーブの上に乗ることが原因で毛皮が焦げたり、重度のやけどを負う危険性が高まります。

猫がいる部屋で注意したい暖房器具2:ファンヒーター

ファンヒーターは、LPガスや灯油を使用するため、一酸化炭素が大量発生します。

一酸化炭素が発生している空間では、猫にとって息苦しさを感じさせてしまう恐れがあります。

ファンヒーターに猫が近付きすぎると毛皮が焦げる、あるいは毛皮に引火した結果、火事に繫がる危険性がある点もデメリットの1つです。

しかし、ファンヒーターは石油ストーブよりも火事になる危険性が低いタイプのヒーターです。
次のページ:猫がストーブに近づき過ぎてやけどした場合の対処方法

初回公開日:2019年08月14日

記載されている内容は2019年08月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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