Search

検索したいワードを入力してください

猫が足元で寝る時の理由とは?猫が眠る位置でわかる9つの信頼関係

更新日:2024年04月08日

自分の足元で寝る猫の姿を見たことはあるでしょうか。家の中に猫の居場所はたくさんあるはずなのに、どうして寝る時間になると人間の布団へやってくるのでしょう。実は、そこにはちゃんとした意味があります。猫は自由気ままな動物だからこそ、その行動に気持ちがよく表れます。

猫が足元で寝る時の理由とは?猫が眠る位置でわかる9つの信頼関係
猫が丸くなって寝ているときは、「体を守りたい」という気持ちがあります。猫としては最もポピュラーな寝相で、弱点を隠して眠りに付きます。

ただし、周囲を強く警戒しているわけではありません。猫が警戒しているときには、腰を下ろして眠ることがないからです。一般的な寝相として捉えましょう。

また、「寒い」と感じている場合に丸くなることがありますので、冬場であれば特に気温には注意をしてあげてください。ストレスの原因にもなります。

お尻を向けて寝ているときの気持ち

猫がお尻を向けて寝ているときは、「あなたへの信頼」を表しています。

猫にとって腰からお尻は死角であり、本来であれば守るべき場所です。これをあなたに向けるということは、あなたからの攻撃はないという信頼に他なりません。

猫にとってお尻を見せるという行為は嫌がらせや嫌悪の意思表示ではなく、あなたへの信頼と愛情のサインです。邪険にしたり、悲観したりすることなく、その好意を受け取ってあげてください。

癒される猫の寝相

猫は安心感を覚えると、リラックスして色々な寝姿を見せてくれます。見た目の可愛らしさはもちろん、信頼しきった無防備な姿が、見る人に癒しを与えてくれるでしょう。

以下に、可愛らしい猫の寝相をご紹介します。

癒される猫の寝相1:お腹をみせるヘソ天

癒される猫の寝相の1つ目は、「お腹を見せるヘソ天」です。

「ヘソ天」とは、仰向けになり足を広げるような、最大限の無防備を表した姿を言います。

飼い主への信頼を表す寝相であり、その愛くるしさと警戒心のなさに笑いさえ誘います。猫の様子から満足気な心理が溢れんばかりに読み取れますので、見ている方も思わず頬が緩んでしまうでしょう。

何よりも猫が安心して暮らせている証拠ですので、飼い主としては喜ばしいことです。

癒される猫の寝相2:香箱座り

癒される猫の寝相の2つ目は、「香箱座り」です。

「香箱座り」とは、四足を体の中に折り畳むようにして座っている状態を言います。非常にコンパクトにまとまった姿が可愛らしく、見ている者に癒しを与えます。

体勢を崩していない香箱座りは、一見警戒しているかのようにも思われますが、猫の心理としてはとても安心している状態です。

四足を折り畳んでいる状態では、すぐに体勢を立て直すことができません。そんな不都合な姿勢をとるのは、周囲に危険がないと安心している証拠です。

癒される猫の寝相3:ごめん寝相

癒される猫の寝相の3つ目は、「ごめん寝相」です。

「ごめん寝相」とは、香箱座りのような状態で前足を前に出し、その上に頭をもたげるようにして寝ている姿を言います。まるで頭を下げて謝っているように見えることから、「ごめん寝相」と呼ばれるようになりました。

とても可愛らしい寝相ですが、猫にとっては眩しさを回避するためにとっている場合もあります。光が猫のストレスにならないように気をつけてあげましょう。

癒される猫の寝相4:お尻向け寝相

癒される猫の寝相の4つ目は、「お尻向け寝相」です。あなたに対してお尻を向ける、あるいはお尻を押し付けるような寝方を指します。

上に述べたとおり、猫がお尻を見せるのは「信頼」の証です。信頼や安心を受け取って喜ばしいという意味で癒される人も多いでしょう。

それだけでなく、純粋に猫の後ろ姿に癒されるということもあります。丸みのあるシルエットに耳がピョコンと出ている姿はなんとも愛らしい事でしょう。

癒される猫の寝相5:アンモニャイト

癒される猫の寝相として、5つ目は「アンモニャイト」です。「アンモニャイト」とは、化石「アンモナイト」のようにまん丸になって寝ている姿のことを言います。驚くほど丸になっている寝姿には、可愛らしくも笑ってしまうような癒しがあるでしょう。

ただし、猫の心理としてはあまり良い状態ではありません。寒さや警戒心を抱いている可能性があります。室内温度や生活環境を見直してあげましょう。不用意に猫を刺激することのないようにしてください。

猫が一緒寝てくれるのは信頼されている証拠

猫は非常に警戒心の高い動物で、本来であれば、ひとり気ままに生活することを好みます。

そんな猫があなたの足元などで寄り添って眠るということは、それだけあなたのことを信頼しているという証です。家族として認めてくれていることは間違いないでしょう。

足元に限らず、体にぴったりとくっつかれると寝づらいなど、問題は多少ありますが、猫なりの愛情表現ですので、無下に扱うことのないようにしてあげてください。

猫の気持ちを理解し、お互いにとって幸せな関係を築いていきましょう。

初回公開日:2019年08月17日

記載されている内容は2019年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related