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猫がおしりの匂いをかぐ理由4つ|おしり以外の匂いをかぐ理由も解説!

更新日:2024年09月24日

人の数万倍も鼻が鋭いと言われている猫ですが、猫が匂いを嗅ぐ行為には意味があります。特にお尻の匂いをかぐ行動は相手のプロフィールなどの情報を得たり、コンディションを確認したりと、重要なコミュニケーションの1つとなっています。

猫がおしりの匂いをかぐ理由4つ|おしり以外の匂いをかぐ理由も解説!

目を合わせない

猫の世界で目を合わせる=ケンカを売っているという意味になります。目を合わせて良いのは親猫や兄弟猫、飼い主に限られます。

猫の社会ではなるべく同じテリトリー内の猫に会わないように生活をします。もし他の猫と鉢合わせをしてしまった場合は目を合わせないようにするのがルールです。

また子猫の場合は子猫とケンカをするわけにはいかないので、成猫が目を合わさないようにします。

ルール違反をすれば喧嘩に発展する

猫は平和主義で争いを好まない生き物ですが、ルールを破ると喧嘩が勃発します。しかし喧嘩に発展した場合でもなるべく大きな喧嘩にはしたくないので、相手を睨んで威嚇することから始まります。

そして睨み合いに負けた方はこの時点で目をそらしたり、その場で座り込んで負けを認めます。一方でお互いにやる気満々の場合は威嚇状態を続けたまま、次第に近づき、やがて取っ組み合いの喧嘩になります。

猫がおしり以外をかぐ理由とは?

猫はおしりの匂いをかぐ以外にも物の匂いや人の匂いを嗅いでくることがあります。

においを嗅ぐというシンプルな行動ですが、警戒心を持っていたり、飼い主かどうか確認している場合など、様々な理由があります。

身の回りの新しいものの匂いをかぐときは警戒心を持っている

猫はとても好奇心旺盛な生き物です。匂いに敏感なので新しいものは匂いで気づき「あれはなんだろう?」と気になる一方で、警戒もしています。

よく猫が前足でツンツンし、物を触っている光景を目にしますが、それは警戒しながらも気になっている証拠です。何度も慎重に触って確認し、その後匂いを嗅いでどんなものなのかを判断しています。

飼い主の匂いをかぐのは飼い主を確認している

飼い主が帰宅するとお出迎えをしてくれる猫も少なくないはずです。待っていましたと言わんばかりに体の匂いをかいでくるのは飼い主かどうかを匂いで判断しているからです。
そしてすぐにその場を後にするのは飼い主であることを確認し安心したからです。

また匂いをかいだ後に猫の後頭部や体を擦り付けてくることがありますが、それはご主人様への愛情表現です。自分の匂いをつけて安心感を得ており、甘えている行動でもあります。

自分のグッズの匂いをかぐのは安心するため

猫を飼っていると1日に何度もソファや壁にスリスリする行動を目にします。それは自分のグッズや家のものに自分の体臭をつけて「これは自分のものだ」という主張です。

そしてその匂いを嗅ぐことで自分の縄張りやお気に入りのものが安全に保たれているのかを確認しています。

猫は自分の匂いが好きな生き物です。毎日自分の匂いをつけ、確認する行動は自分のテリトリーが侵されていないかを確認し、安心したい猫の本能です。

猫がおしりの匂いをかぐのは大切なコミュニケーションの一貫

猫にとっておしりの匂いをかぐことは私たち人間にとっての握手や自己紹介です。お互いのおしりの匂いをかぐことで相手のプロフィールやコンディションを確認し合っています。

お尻の匂いを嗅がせるということは相手を攻撃することができない、無防備な状態を晒すことになります。相手に敵意はないことを伝えている証拠でもあります。

猫がおしりを嗅ぐ理由について詳しく知り、上手に猫とコミュニケーションをとっていきましょう!

初回公開日:2019年08月05日

記載されている内容は2019年08月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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