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猫が出てこないときの対策|人慣れするまでは見守ってあげよう

更新日:2024年09月24日

猫は警戒心が強くて本能的に狭い場所を好むため、ケージや家具の隙間からなかなか出てこないという猫も少なくありません。この記事では猫が出てこない理由に加えて、猫に出てきてもらうために試してもらいたい対処法についてご紹介しています。

猫が出てこないときの対策|人慣れするまでは見守ってあげよう
狭く囲まれているところも、猫が隠れて出てこない場所のひとつに数えられるでしょう。

狭くて四方八方を壁のようなもので囲まれている場所は、猫にとって安心してくつろぐことのできる居心地の良い空間です。

警戒心と防衛本能の強い猫は、小さなダンボールや家具と壁の隙間、あるいは家具と家具の間など、自分だけが入りこめて外敵から攻撃されにくい場所を好むのでしょう。

猫が隠れる場所5:ケージ

猫が隠れて出てこない場所のひとつとしてご紹介したいのが、ケージの中です。使い慣れたケージは、猫にとって最も快適であり、なおかつリラックスして過ごすことのできる場所でもあります。

特に小さいころからずっと同じケージを使ってきた場合には、猫にとってケージはまるで母親の胎内のように感じられるのでしょう。

昼寝をする時はもちろん、物音がして怖く感じた時にはすぐに安心できるケージの中に逃げ込み、じっと身を隠すようにして出てこない状態になります。

猫が出てこない原因

どの猫にも、その猫ならではのお気に入りスポットがあります。猫は自分にとって安全であり居心地がいい場所を見つけると、その場所に頻繁に隠れては出てこないことが多くなることでしょう。

ここからは、猫が出てこない主な理由について詳しくご紹介していきます。

猫が出てこない原因1:警戒

猫が出てこない場所としてまず考えられるのが、周囲を強く警戒しているということです。

特に元野良猫や保護猫の場合、普通の猫よりも警戒心が強くなつくまで時間がかかるため、飼い始めたばかりの頃は狭い場所に隠れてなかなか出てこないことが多くなるでしょう。

また、赤ちゃんの時から室内で飼育してきた猫であっても、知らない人が家を訪ねてきた時や新居に引っ越したばかりの時には警戒心を強めてケージなどに逃げ込み、出てこないことになります。

猫が出てこない原因2:本能

猫の本能的なものも、猫が出てこない原因のひとつとして考えられるでしょう。

猫はもともと狭い場所や暗くて外敵に見つかりにくい場所を本能的に好むため、そのような居心地の良い場所を見つけるとなかなか出てこないことも多いです。

何かに警戒していたり恐怖や不安を感じていなくとも、ただ単に自分の本能的な欲求を致してくれる場所でリラックスしたいと考えているのでしょう。

猫が出てこない原因3:体調が悪い

名前を呼んだりご飯の時間になるといつもは出てくるのに、急に猫が出てこない状態になったのならば、体調不良を疑ったほうがよいでしょう。

体調が悪い時、猫は自分の弱った姿を外敵に察知されたくないという防衛本能が働くため、隅っこや暗くて狭い場所などに身を隠して出てこない状態になります。

いつもと違った行動を取っていたり元気のなさそうなそぶりを見せるのならば、体調が悪くて痛みを感じている可能性もありますので、できるだけ早く動物病院に連れて行ってあげましょう。

猫が出てこない原因4:ストレス

ストレスを感じているというのも、猫が出てこない原因のひとつに数えられるでしょう。

猫は意外とデリケートな生き物であり、引っ越ししたばかりの時や飼い主さんにもらわれたばかりの頃は、ストレスから狭い場所に入り込んで出てこなくなりがちです。

猫が出てこないときの対策

上でご紹介したように、猫が出てこない原因は非常に多岐にわたります。では、猫があまりにも出てこないときにはどうすればよいのでしょうか?

ここからは猫が出てこない時に試してもらいたい対処法をご紹介していきます。

猫が出てこないときの対策とは?

  • おもちゃなど好きなものでおびき出す
  • そっとしておく
  • 安心できる隠れ場所を用意してあげる
  • 目があったらゆっくりとまばたきする
  • 手から餌をあげて安心させる

猫が出てこないときの対策1:好きなもので呼び出す

猫が出てこないときの対策としてまずしたいのが、おもちゃや餌など好きなものを使って猫を呼び出すということです。

多くの猫は「おやつ」や「おもちゃ」といった言葉を覚えていますので、そのような言葉を発しながら優しく呼び出してみると、意外とすんなりと出てきてくれるでしょう。

猫が出てこないときの対策2:隠れているときはそっとしておく

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初回公開日:2019年08月02日

記載されている内容は2019年08月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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