猫が段ボールを好きな理由5つとは？かじる理由や対策も紹介！

普段よく猫の家や小屋としても使われている段ボールですが、なぜ猫は段ボールを好むのでしょうか？猫は狭い箱が好きで、猫の好きな場所ともなります。

そんな猫たちが段ボールが好きな理由や、ダンボールなどをご紹介していきます。

猫が人間と暮らすようになったのは、およそ1万年前。猫には野生の本能が色濃く残っています。

猫は段ボール箱のような狭い空間に身を隠す事ができる場所が落ち着くと言われていますが、それは野生で身を隠して暮らしていた時の名残があります。

外敵に見つからないように、茂みや木陰などを思わせる段ボールが現代の猫たちが好まれます。最近では猫がスッポリと段ボール箱に入っている、いわゆる「ダンボール猫」も有名です。

猫の祖先はリビアヤマネコと言い、獲物を追いかけまわして狩りをするのではなく、物陰に隠れて獲物を見つけ、奇襲するという狩りをしていました。

小さな穴や物陰を見ると、「獲物がいる」と野生の本能が働き、1日の半分は寝て過ごす動物です。毛づくろいを含めると狩りをする時間は長くありません。

そのため、狭い場所に身を隠しているほうが安心でき、誰にも邪魔されることなく眠ることができる狭い場所のほうが、ストレスなく快適に過ごせます。

動物が無理をして温度調整する必要のない温度の範囲を「熱的中性域」と言います。

これよりも温度が高いと、人間は汗をかいて身体を冷やしたり、反対に温度が低いと身体を震わせて熱を生産し、体温を調整します。

猫の熱的中性域は30～38度と言われています。平均的な一般家庭の室温は24度前後ですので、猫は日頃から少し肌寒く感じている可能性があります。

ですので、保温性の高い段ボールの箱などが最適と考えられます。

猫の爪とぎをする理由は大きく分けて２つあり、1つは「爪のメンテナンス」であり、爪の古い表層を剥がし、武器としての戦闘準備をしています。

猫が爪を噛むときは古い爪を剥がしています。2つめは縄張りと主張するために爪をといで跡をつけ、肉球から出るフェロモンでマーキングしています。

爪をとぐことは猫にとってストレス解消にもなります。段ボールは安価であり、段ボールの断面で爪研ぎする猫が多いです。

猫のつめとぎには最適な猫用ダンボールもありますので、下記にてご紹介します。