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猫がおしりをなめるのはなぜ?なめる理由とケアした方がいい場合

更新日:2024年04月04日

「猫がおしりをなめるのはなんでだろう?」と疑問に感じたことのある飼い主さんも多いことでしょう。そこでこの記事では、猫がおしりをなめる理由について徹底解説しています。また、おしりをケアしてあげるべきケースや対処法についてもご紹介しているので、ぜひご覧ください。

猫がおしりをなめるのはなぜ?なめる理由とケアした方がいい場合

猫がおしりをなめるわけ

猫がおしりをなめるのはいったいなぜなのでしょうか?猫がおしりをなめるのは多くの場合単なる習性であり、特に心配する必要はありません。

ただ、トラブルゆえにおしりをなめることもあるので、おしりをなめる理由について詳しく知っておく必要があります。

猫がおしりをなめる理由6つ

猫がおしりをなめるのには、実はさまざまな理由やメッセージが隠されています。ここではまず、猫がおしりをなめる主な理由についてチェックしておきましょう。

猫を飼っている方は、ぜひご覧ください。

猫がおしりをなめる理由

  • グルーミング
  • 母猫が子猫の排泄をサポート
  • うんちがついている
  • 肛門腺がたまっている
  • おしりにけがをしている
  • 病気の可能性

猫がおしりをなめる理由1:グルーミング

猫がおしりをなめる理由としてまず知っておきたいのが、ただ単にグルーミングをしているだけということです。

猫のグルーミングは本能的な習性であり、体毛を綺麗にしたり気持ちを落ち着かせたりと、さまざまな意味や理由が込められています。

猫がグルーミングをするのはごく自然なことであり、おしりだけではなく手足やお腹など、さまざまな体の部位をなめることでしょう。

この場合は特に病気やストレスなどのトラブルが原因であるわけではないので、猫のしたいようにおしりをグルーミングさせてあげましょう。

猫がおしりをなめる理由2:母猫が子猫の排泄をサポート

母猫が子猫のおしりをなめる場合には、子猫の排泄をサポートしようとしています。

小さな赤ちゃん猫は自分の力でおしっこやうんちをするのが難しいため、母猫がおしりをなめることで肛門や尿管などを適度に刺激し、排泄をサポートしてあげます。

つまり、母親が子猫のおしりをなめるのは立派な育児行為であり、愛情をもって子猫のことを育ててあげていることの証だと言えるでしょう。

なお、母猫がいない子猫の場合には、飼い主さんが母猫の代わりにおしりまわりを優しく指やガーゼで撫でて刺激してあげることが必要になってきます。

猫がおしりをなめる理由3:うんこがついている

猫がおしりをなめる理由のひとつとして、うんちがおしりまわりについているからということも考えられるでしょう。

ゆるい便が出るとおしり周りにうんちがこびり付きやすくなってしまいますので、それをきれいにしようとしておしりをなめることもよくあります。

あまりにも頻繁におしりまわりにうんちが付着していて、それをなめる場合には、お腹や体の調子が悪いということですので放置するのはNGです。

猫がおしりをなめる理由4:肛門腺が溜まった

肛門腺が溜まったからというのも、猫がおしりをなめる理由のひとつとして考えられるでしょう。

猫には肛門腺というものがあり、そこに分泌液が溜まってしまうとかゆみや違和感を覚えるため、それをどうにか解消しようとしておしり周りをなめることがあります。

肛門腺がたまった状態を放置してしまうと、悪臭が漂うだけでなく猫の体のコンディションが悪化してしまうので要注意です。

肛門腺がたまっていることが原因で、おしりを執拗になめるならば、飼い主さんが定期的に肛門絞りをして分泌液を適切に出してあげなければなりません。

猫がおしりをなめる理由5:おしりにけがをしている

猫がおしりをなめる理由のひとつとして知っておきたいのが、おしりに怪我をしているということです。

おしりに怪我をしていると、猫は怪我の痛みを和らげようとして、あるいは傷を治そうとして本能的に怪我をしている部分やその周囲を舐めることがあります。

しかし、怪我をしている部分をなめることで余計に状態が悪化したり痛みが出てしまうこともしばしばです。

そのため、いつもと様子が違っているように見受けられたならば、動物病院にすぐにつれていく必要があるでしょう。

猫がおしりをなめる理由6:病気の可能性

病気にかかっているということも、猫がおしりをなめる理由のひとつとして挙げられるでしょう。

精神的あるいは肉体的な病気ゆえにおしりをなめるというケースもありますので、「大丈夫だろう」と素人判断をせず、少しでもおかしいと違和感を覚えたならば、すぐさま動物病院で猫を診てもらってください。

早めの段階で受診をすることで、病気の進行を食い止めたり症状の悪化を防ぐことができます。
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初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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