フレーメン反応って何?|一見変な顔に見えるものの正体とは
更新日:2024年09月20日
のんびりのそのそ歩いているイメージのウシですが、ウシも嗅覚は優れています。
初めて見るものや近づいてくるものに対してとりあえず匂いを嗅ぐという習性があります。害があったり敵であったりを匂いでも判別しています。
主食の牧草を食べるときも、傷んでいたり毒成分がついていたりすると匂いを嗅ぎ分けて食べないようにしています。
嗅覚の優れたウシにもヤコブソン器官があり、ウマと同じようにフレーメン反応を起こします。
初めて見るものや近づいてくるものに対してとりあえず匂いを嗅ぐという習性があります。害があったり敵であったりを匂いでも判別しています。
主食の牧草を食べるときも、傷んでいたり毒成分がついていたりすると匂いを嗅ぎ分けて食べないようにしています。
嗅覚の優れたウシにもヤコブソン器官があり、ウマと同じようにフレーメン反応を起こします。
羊
おとなしくて従順な羊ですが、フレーメン反応を起こすとウマのように歯がでて、いわゆる変な顔になります。
羊の嗅覚も優れており、発情した雌を雄はかなり離れた距離からでも嗅ぎ分けて駆けつけるともいわれます。
また雌羊は、自分の産んだ子を匂いで判別しているといわれており、嗅覚が非常に重要な器官であるとわかります。
ただ、羊のフレーメン反応では、一部はお腹が痛い場合にも起こるという報告があります。
羊の嗅覚も優れており、発情した雌を雄はかなり離れた距離からでも嗅ぎ分けて駆けつけるともいわれます。
また雌羊は、自分の産んだ子を匂いで判別しているといわれており、嗅覚が非常に重要な器官であるとわかります。
ただ、羊のフレーメン反応では、一部はお腹が痛い場合にも起こるという報告があります。
ヒトでは起こらない
多くの哺乳類にはフレーメン反応を起こすメカニズムがありますが、人間には起こらない反応です。
ヒトは進化の過程でヤコブソン器官が胎児のうちに退化してしまっているためにフレーメン反応は起こりません。
ヤコブソン器官自体は、人体に名残があるようなのですが、神経がつながっておらず特に意味のないものとなっています。
ヒトは進化の過程でヤコブソン器官が胎児のうちに退化してしまっているためにフレーメン反応は起こりません。
ヤコブソン器官自体は、人体に名残があるようなのですが、神経がつながっておらず特に意味のないものとなっています。
フレーメン反応は不機嫌を示す反応ではない
猫の飼い主にとって気になるフレーメン反応について詳細を追ってみました。臭そうなものを嗅いで変な反応をしているので、機嫌が損ねたのかなとショックを受けた人も多いのではないでしょうか。
フレーメン反応は不機嫌を示す反応ではなく、大事なフェロモン情報を分析している状態です。この反応を見たら、安心感を得るためにしているんだなと微笑ましくみてあげましょう。
フレーメン反応は不機嫌を示す反応ではなく、大事なフェロモン情報を分析している状態です。この反応を見たら、安心感を得るためにしているんだなと微笑ましくみてあげましょう。
初回公開日:2019年08月27日
記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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