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どうして猫はポカンと口を開けるのか?5つの理由と対処法をご紹介

更新日:2024年09月21日

猫と一緒に生活をしていると、いろいろな表情を見せてくれます。その表情の中に、ポカンと口を開けるということがあります。猫が口を開けるときは、問題ない場合もありますが、病気やトラブルが原因となっていることもあるので、飼い主は猫の状態に注意しないといけません。

どうして猫はポカンと口を開けるのか?5つの理由と対処法をご紹介

猫がフレーメン反応をする理由2:安全な人間か確かめている

猫は初めて会った人や、飼い主がいつもとは違う物や新しい物などを身につけて、普段とは違う臭いがしていたりなどすると、猫が鼻を近づけて臭いを嗅いでくることがあります。

このとき、初めて嗅いだ臭いなどがあると、フレーメン反応を起こして、その臭いを分析して、自分にとって安全か、危険かを判断しようとします。

フレーメン反応を起こした猫は、臭い物を嗅いだときのような表情になることもありますが、決してその人が臭いことで猫の表情が変わったわけではありません。

猫がフレーメン反応をする理由3:発情している

先に述べた通り、猫はフェロモンを嗅ぎ分けようとしたときにフレーメン反応を起こすことがあります。フェロモンは非常に微細な物質のため、嗅ぎ分けるためには鼻だけでなく、口を開けることで、上顎からもフェロモンを取り込もうとします。

特に、フェロモンに対して敏感になりやすい発情期にはフレーメン反応が起こりやすくなります。

猫の口が開いているときの対処法

猫が口を開ける理由や原因はいくつかあります。フレーメン反応のように、しばらくすると何事もなかったかのようにすることもありますが、口を開ける理由や原因によっては接し方に注意しないといけない場合もあります。

猫の口が開いているときの対処法1:不用意に近づかない

猫が口を開けて、シャーと鳴いている場合には威嚇をされています。威嚇をしている猫に近づいたり、触ろうなどとしてしまうと、攻撃をされてしまうことがあります。

家猫の場合は、構わないで欲しいという意思表示のこともありますが、あまりに飼い主がしつこいと怒って手が出てしまうこともあるので注意しましょう。また、ストレスが溜まっていて、攻撃的な性格になってしまっていることもあります。

猫の口が開いているときの対処法2:ちょっかいをかけない

猫が口を開けるときは、威嚇であったり、鼻が詰まっていたり、フレーメン反応を起こしていたりなどします。これらのときは、猫が構わないで欲しいと思っている状況のときが多いです。

そのため、口を開けて苦しそうにしているなど、緊急を要さない場合には、遊びで猫にちょっかいをかけるようなことはやめてあげましょう。

これらのときに猫にちょっかいをかけると、猫が怒ってしまったり、嫌われたりなどすることがあります。

猫の口が開いているときの対処法3:獣医に相談する

ずっと口呼吸をしている場合や、寝るときにまで口が開いている場合などにも鼻や口に何らかの異常があると考えられます。

そのため、猫が口を開けているときは、病院に連れて行くべきかどうかを、猫の状態を確認してあげるようにしましょう。

猫が口を開けっぱなしでいたら注意深く見てあげよう

猫は口が開けっ放しになることがあります。猫が口を開けるときには、フレーメン反応などの問題ない場合もありますが、病気やトラブルなどが原因で口が開いていることもあります。

猫は自分で不調を言葉で訴えることはできません。そのため、猫の口が開いている場合には、猫の状態を確認して、病院へ連れて行くべきかどうかを判断しましょう。

初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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