猫が追いかけっこをする理由とは？喧嘩に発展した時の対処法

最初は仲良く追いかけっこをしていた猫ですが、「イライラする」と怒り出し、喧嘩に発展してしまうことがあります。

では、追いかけっこから喧嘩に発展した時の対処法を3つ取り上げて、それぞれ詳しくご紹介しましょう。

ケンカに発展した時の対処法は、猫の興味をそらすことです。ずっと目の前にいる猫を威嚇しながら見ていると闘争心に火がつき、「やってやるぞ」との気持ちが強くなってしまいます。

そのままの状態では喧嘩をしてやるとの気持ちが強くなってしまい、止めることが難しくなるので、おもちゃやおやつを見せながら「こっちを見て」と誘い、興味をそらしましょう。

また、取っ組み合いの猫の喧嘩になる前に興味をそらす方法は、バンとドアを閉めて大きな音を立てるか、スリッパで床を叩いて驚かす方法もあります。

相手の猫の姿を見えなくすることも喧嘩に発展した時の対処法です。目の前に仲の悪い先住猫がいた場合「俺のテリトリーに入ってくんなよ」とイライラした猫は怒り、飛び掛ってネコのケンカに発展してしまうことがあります。

そんな時は、先住猫の姿を見えなくすることでイライラした気持ちを鎮めることができますし、多頭飼いをしていても他の猫と部屋を別にすることで酷い喧嘩に発展することもありません。

気持ちが高ぶる猫が落ち着くまで離隔することが喧嘩に発展した時にできる対処法です。喧嘩に発展した猫はとても興奮している状態ですので、少し宥めたくらいでは落ち着きません。

そんな落ち着かない状態の時は、他の猫に会わせたり、一緒にしておくといつまでも興奮した状態のままで落ち着きませんので、落ち着くまで猫を静かな部屋に隔離しましょう。

静かな部屋であれば興奮して、緊張した気持ちも落ち着き、リラックスして「兄弟喧嘩をしないようにしよう」との気持ちになります。

猫が追いかけっこをするのはどうしてかその理由を知ることが大切です。

いきなり猫同士が追いかけっこをしたその理由を学ぶことで、どのような止め方をすればそれ以上猫のケンカを悪化させずに止めることができるのか分かります。

また、その追いかけっこは一方的なのか、それともメスの奪い合いのための喧嘩なのかなどよく様子を確認することが大切です。

猫にも理由があって追いかけっこをしますから、むやみに手を出してしまえば機嫌を損ね、飼い主との関係が悪化してしまうこともありますので気をつけましょう。