猫が追いかけっこをする理由とは？喧嘩に発展した時の対処法

猫が追いかけっこに真剣になり過ぎる理由には、狩猟本能が働くからです。生まれながらにして持つ獲物を自分で捕まえて食べる本能が備わっている猫は、美味しそうな獲物を見つけたら「食べたい」と強く感じるので追いかけます。

しかし、獲物も逃げるために猫も走りますが、すばしっこい獲物は色々な方向へと逃げ回るので「絶対に食べてやる」と狩猟本能に火がつき、さらに激しく真剣に追いかけっこをするようになります。

飼い主とのコミュニケーションがしたいと強く感じるから追いかけっこに真剣になり過ぎます。

猫は、大好きな飼い主に抱っこして撫でてもらいたいと考えると「ねえ、だっこして」と甘えた表情を見せます。

そのため、飼い主は抱っこをしてあげますが、それでも物足りないので「撫でて」と強く感じた猫は、その場から離れた飼い主を追いかけることが多いです。

しかし、飼い主も自分のやることがあるので、いつまでも相手にできないからと走り去ると「待って、もっと構って」と強く感じた猫は飼い主を逃さないと真剣に追いかけます。

ストレス解消のため猫同士で追いかけっこをして興奮するから真剣になり過ぎます。

ストレスを抱えると「イライラする」と落ち着かなくなり、「誰かと遊んでストレスを解消したい」と感じた猫は、目の前に遊べそうな猫を見つけると「相手になってよ」と誘います。

しかし、相手は遊びたくないのでその場から走り去ってしまいます。

そんな猫に対して、逃げれば逃げるほど「逃がさないぞ」と本気になり、絶対に捉まえたいから追いかけっこをして、ストレスを解消したいと考えるところが真剣になり過ぎる理由です。

好奇心が強くなることで追いかけっこに真剣になり過ぎてしまいます。猫は好奇心旺盛な生き物ですから、興味を持つと触れてみたい、関わってみたいと強く感じることが多いです。

そのため、目の前で好奇心をくすぐるような猫がいた時、「おっ、面白そう」と感じた猫は話し掛けてみたいと感じます。

そして、好奇心をくすぐられた相手と遊んだ時、「楽しい」と感じると「もっと楽しみたい」と考えますが、肝心の相手が走って行ってしまうので「何で逃げるの」と慌てて追いかけるところが真剣においかけっこをする理由です。

警戒心が強い猫はおいかけっこに真剣になり過ぎます。警戒心の強い猫に対して怪しい動きを見せながら近づいてくる猫に「なんだろう」と不信感を抱きます。

しかし、堂々と歩いてくればいいのに、忍び足でゆっくりと歩いてくるので「ますます怪しい、危険かも」と感じた警戒心の強い猫は追いかけて追い払います。

それでも怪しい動きをしながら近づいてくるため、「もう近寄るな」と追いかけて追い払っているうちに「まだこのくらいでは追い払えないし降参しないだろう」と感じるところが追いかけっこに真剣になり過ぎる理由です。

猫は「好きだな」と感じた好意ある相手に愛情を伝えるための表現をすることがあります。

では、猫の愛情表現とはどのようなものか3選取り上げて、それぞれ詳しくご紹介します。

おなかを見せて猫は愛情表現をします。自分の大切なお腹を見せるのは信頼と愛情がある人に対して行う表現ですので、この場合、「僕はあなたのことが好き」と好意を伝えていると分かります。

また、おなかを見せながら心地いい表情をするなら、「大好き過ぎて自分の気持ちが抑えられないよ」と飼い主に可愛く伝えているともわかる猫の強い愛情を感じさせる表現です。

猫がすり寄るのは、「愛おしいほど大好き」との気持ちを伝えていると分かります。いつも深い愛情を注いでくれる大好きな人には、自分の体をすり寄せて「愛してるよ」としっかり伝えてくることが多いです。

また、自分の溢れる愛情をどうにか受け止めてほしいと感じた猫は、体全体を大好きな人の足や腰などに強く何度もすり寄せ、愛おしい気持ちを激しく伝えてきます。

体をすり寄る時は「ニャア」と鳴き声を出すこともある猫の愛情表現です。

ゴロゴロと喉を鳴らすのは「甘えたいほど大好き」との気持ちを伝えたい時にする猫の愛情表現です。

母親のように育ててくれる人に対して子猫のような気持ちになった猫は「ああ、お母さんのような人で大好き」と気持ちを伝えたいと感じます。

その気持ちは喉を鳴らして、より気持ちを可愛く伝えたいと考えるからゴロゴロと鳴らして表現することが多いです。

また、喉をゴロゴロ鳴らすことで「大好き。ねえ、撫でて」「抱っこして」と大好きな人を誘い、自分の気持ちを伝えることもあります。