猫がかわいい行動をする理由は？ 状況別の理由6選徹底紹介

猫好きのひとでなくても、猫を見て思わず「かわいい」と言ってしまったことがありませんか。猫には「かわいい」と思わせるような行動が多く見られます。

なぜ猫はこんなに「かわいい」行動をとるのでしょう。ここでは、猫のかわいい行動について理由を考えてみます。

猫が親しげになめてくる姿をみて、なんとも愛らしいとハートを射抜かれてしまう人も少なくないでしょう。

人に媚びないといわれる猫ですが、なめるという行為はどのような心理で行われているのでしょう。

猫が人をなめるという行動は、親愛の気持ちの表現だといわれています。かわいいと感じる気持ちのとおり、愛情がこもっていると受け取ってよいでしょう。ねこ大好きな人にとってはまさに「たまらん」行動です。

猫をあまり好きではなかったという人でも、なめてくる猫の気持ちを理解できたら、猫を愛おしく感じるようになってしまうのではないでしょうか。

猫がひたすら飼い主について回るという行動には、いくつかの理由があります。どのような気持ちが原因でついて回っているのかは、状況などから飼い主さんが理解してあげましょう。

猫が飼い主についてくるのは「親だと思っている場合」「遊んでほしい、かまってほしいと思っているとき」「ごはんが欲しいとき」「寂しかったり、不安だったり、気持ちが不安定なとき」です。

ついてくる猫と向かい合って、どのような気持ちなのか推し量ってあげましょう。少し一緒にいてあげると細かな感情も読み取れるはずです。

飼い猫はともかく、道で見かけたはじめましての猫でも、ときに寄ってきて「スリスリ」することがあります。

そのかわいらしさにほだされそうになりますが、このとき猫はどのような気持ちなのでしょう。

猫がスリスリしてくる場合、飼い主さんに対しては甘えの感情だと考えられ、見知らぬ人に対しては甘えの可能性もマーキングの可能性もあります。

猫はマーキングをする動物なので、スリスリして自分の匂いをつけ、安心したいという気持ちもあります。

仲良しになりたいという想いの可能性もあるので、やっぱりかわいい行動であることに違いはありません。

朝、目覚ましのアラームの代わりに猫が起こしに来て、かわいらしくて二度寝はとてもできない、という話も多く聞かれます。家猫が、飼い主が起きる頃にやってくるのはなぜでしょう。

猫が飼い主を起こしに来るのは、餌が欲しいとか遊んでほしいという理由ではなく「飼い主が起きる時間だから」という説もあります。

毎朝、同じ時間に猫が起こしにくるのに、その飼い主さんが不在で、別の家族しかいないときには、その時間に「起こす」という行動はとらないというのです。

ますますかわいく感じてしまう理由だといえるでしょう。

猫のかわいい姿をあげるのなら、じっと飼い主をみつめてくるつぶらな瞳を思い出さずにはいられません。くりくりっとしていて、目じりだけはキリッとあがっている印象的な目です。

野良猫などの野生の猫がみつめてくるのは、どちらかといえば「ガンを飛ばしている」に近い、敵対視した目線といえます。敵対視している眼は、つぶらな瞳ではなく吊り上がっています。

飼い猫が飼い主をじっとみつめるのは、甘えた感情だといわれています。同じ「じっと見る」という行動でも、敵対視とは真逆の感情なので、可愛い行動と捉えて間違いありません。

猫は鳴き声のバリエーションも豊かです。叫び声のような鳴き声のこともあれば、発情期などはなんとも艶めかしい鳴き声になります。

特に子猫のころに多い、なんともか細く、「守ってあげたい」と思わせるような鳴き声に、すごく後ろ髪をひかれるという人も多いでしょう。

捨て猫が「ニャーニャー」とか細い声で鳴いていると、その場を立ち去れなくなってしまいます。

猫の鳴き声の中で「かわいい」と感じる鳴き方は、猫が甘えや要求を伝えるときに使われています。この鳴き声を聞いたときに、立ち去りがたい気持になるのは、猫の必死な気持ちを感じるからでしょう。

最近の日本では、犬を超えて猫が高くなっています。ネコ好きなひとたちは、自分の飼い猫だけでなく、品種を超えて「猫」というものをかわいいと感じ、メロメロな様子です。

なぜ人は、こんなにも猫に惹かれてしまうのか、「猫をかわいいと感じる理由」を紹介していきます。