猫の肉球は何のためにあるのか?|知れば面白いトリビア3つ
更新日:2024年08月23日
猫の肉球の役割5:顔のお手入れに使う
猫は、いたずらをして部屋を散らかし飼い主さんを困らせることもありますが、よく毛並みを整えたり自分のお手入れをしていて結構綺麗好きなところもあります。
猫は、自分の目や耳周辺の顔回りをなめられないため肉球をなめて湿らせ、ブラシ代わりにしてお手入れをします。また、自分の舌が届くところはなめて毛繕いをします。
その際に毛を飲み込んでしまうのでたまに毛玉になって吐き出すこともありますが、一生懸命自分でお手入れをしている姿は、なんとなく愛くるしいです。
猫は、自分の目や耳周辺の顔回りをなめられないため肉球をなめて湿らせ、ブラシ代わりにしてお手入れをします。また、自分の舌が届くところはなめて毛繕いをします。
その際に毛を飲み込んでしまうのでたまに毛玉になって吐き出すこともありますが、一生懸命自分でお手入れをしている姿は、なんとなく愛くるしいです。
猫の肉球の役割6: 暑い時の体温調整
人間は暑い時、汗をかいてその汗が蒸発することで体温調節をしますが、猫も同じです。
汗をかかないと思われがちな猫ですが、実は耳から熱を放出したり、肉球で汗をかいて体温調節をします。
唯一、汗腺を持ち汗をかく場所が肉球であり、汗をかくことで体温調節に役立っています。
そのほかにも体温調節のために犬と同じようにハアハアという『あえぎ呼吸』で気化熱を放出して体温調節をしたり、からだをなめることも体温調節の一助になります。
汗をかかないと思われがちな猫ですが、実は耳から熱を放出したり、肉球で汗をかいて体温調節をします。
唯一、汗腺を持ち汗をかく場所が肉球であり、汗をかくことで体温調節に役立っています。
そのほかにも体温調節のために犬と同じようにハアハアという『あえぎ呼吸』で気化熱を放出して体温調節をしたり、からだをなめることも体温調節の一助になります。
猫の肉球のトリビア3つ
ここまで肉球の役割をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。一見ちょっとした役割でも猫にとっては非常に大切な役割となっています。
ここからは猫の肉球の名称や肉球の組織について詳しくご紹介します。
なかなか自分で調べることなどがないため、知ることによって、すこし豆知識になる「なるほど~」という内容をご紹介します。
ここからは猫の肉球の名称や肉球の組織について詳しくご紹介します。
なかなか自分で調べることなどがないため、知ることによって、すこし豆知識になる「なるほど~」という内容をご紹介します。
猫の肉球のトリビア1:肉球にはそれぞれ名前がある
下記では、猫の肉球の正式名称を紹介します。
《前脚》
・掌球(しょうきゅう):一番大きな肉球で前脚の中心に位置する
・指球(しきゅう):掌球の外側の小さな肉球の総称
・手根球(しゅこんきゅう):前脚にしかない肉球で、人間でいう手首あたりの少し離れた部分に位置する
・狼爪(ろうそう):指球の中の内側にある親指にあたる肉球で、掌球と手根球の間あたりに位置する。
《後脚》
・足底球(そくていきゅう):後ろ脚の中心に位置する一番大きな肉球
・趾球(しきゅう):前脚にある(しきゅう)とは漢字が異なり、足底球の外側に位置する4つの肉球の総称。
《前脚》
・掌球(しょうきゅう):一番大きな肉球で前脚の中心に位置する
・指球(しきゅう):掌球の外側の小さな肉球の総称
・手根球(しゅこんきゅう):前脚にしかない肉球で、人間でいう手首あたりの少し離れた部分に位置する
・狼爪(ろうそう):指球の中の内側にある親指にあたる肉球で、掌球と手根球の間あたりに位置する。
《後脚》
・足底球(そくていきゅう):後ろ脚の中心に位置する一番大きな肉球
・趾球(しきゅう):前脚にある(しきゅう)とは漢字が異なり、足底球の外側に位置する4つの肉球の総称。
猫の肉球のトリビア2:正式名称は「蹠球」
上記のように猫の前脚は指が5本、後脚に指は4本あります。前脚と後脚で本数も名称もこれだけの違いがあります。
また、私たちがよく呼んでいる「肉球(にくきゅう)」とは、正式には「蹠球(しょきゅう)」という名前があります。
主に猫目(食肉目)の動物の足裏部に見られる、盛り上がった無毛の部分の名称です。
上記で説明したように中心に位置する大きなもの(掌球や足底球)と、外側に位置する小さなもの(手根球や趾球)で構成されています。
また、私たちがよく呼んでいる「肉球(にくきゅう)」とは、正式には「蹠球(しょきゅう)」という名前があります。
主に猫目(食肉目)の動物の足裏部に見られる、盛り上がった無毛の部分の名称です。
上記で説明したように中心に位置する大きなもの(掌球や足底球)と、外側に位置する小さなもの(手根球や趾球)で構成されています。
猫の肉球のトリビア3:肉球は皮膚の倍以上の厚さ
赤ちゃんの頃は非常にやわらかい肉球ですが、成長していくにつれて自ら歩行するようになるとだんだん固くなっていきます。
ほかの皮膚と同じように表面は角質層で覆われていますがたいへん厚く、いちばん外側は人の爪のような固いケラチンで覆われています。
その下は脂肪を多く含んだ弾性繊維でできていて、それが網目状に重なっており、神経や血管はその中に埋まっているため、裸足でも地面の熱さや冷たさなどの感覚は感じにくいです。
猫の皮膚は非常に薄く、0.02~0.04ミリほどであるのに対し、肉球は厚く1ミリ程あります。
ほかの皮膚と同じように表面は角質層で覆われていますがたいへん厚く、いちばん外側は人の爪のような固いケラチンで覆われています。
その下は脂肪を多く含んだ弾性繊維でできていて、それが網目状に重なっており、神経や血管はその中に埋まっているため、裸足でも地面の熱さや冷たさなどの感覚は感じにくいです。
猫の皮膚は非常に薄く、0.02~0.04ミリほどであるのに対し、肉球は厚く1ミリ程あります。
猫の肉球について知ろう
初回公開日:2019年08月09日
記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。