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猫神が神様として崇められている理由|猫神の神社やお寺8選

更新日:2024年09月12日

愛猫家の方なら、猫神のことをご存知でしょうか?ペットとしてであり馴染みの深い猫が、神様(猫神)として崇められている神社やお寺が日本各地に存在します。猫神については勿論のこと、猫を神様と崇めている理由や猫神の神社やお寺などを紹介してまいりましょう。

猫神が神様として崇められている理由|猫神の神社やお寺8選

世界で有名な猫神様とは?

エジプトのバステト神、イングランドでは黒猫、ブラジルではシアナ、北欧のノルウェージャンフォレストキャットなどは、神話に登場する有名な猫の神様です。

それぞれの猫神について詳しく解説していきます。

バステト神(エジプト)

エジプト神話に登場するバステト神は、猫の女神として有名です。太陽神ラーの娘か妹、妻とされていました。雌ライオンの頭のバステトは、遠方の女神やラーの目などの物語で攻撃的な性格の女神でした。

猫の頭のバステトは、アトゥムの娘となりました。天空の神や音楽の神としての穏やかな性格を持つ女神となります。

漁師の守り神(イングランド)

イングランドでは、黒猫が猟師の守り神とされます。

猫は猟師の守り神として、猟師と一緒に船に乗れる(猫は船酔いしない)、猟師が漁をしている間留守宅を守る、長い航海にはネズミの駆除をするなど猟師にとって役立つ働きが大きい存在と信じられています。

シアナ(ブラジル)

ブラジル神話で登場するシアナは、ジャガーと人間の間に産まれた猫の姿をした神様(猫神)です。

また猫神であるシアナは、ブラジル原住民のジュルナ族(インディアン)の祖先神と言い伝えられ、信じられてきました。

ノルウェージャンフォレストキャット(北欧神話)

北欧神話では、雷神トールや女神フレイヤと共にノルウェージャンフォレストキャットが登場します。

神話の中で大型の猫として表現され、ノルウェー原産のノルウェージャンフォレストキャットがモデルと考えられます。

有名な猫神の神社やお寺8選

日本各地にある猫神信仰ですが、その中から日本で有名とされる猫神の神社やお寺をご紹介しましょう。

美喜井稲荷、豪徳寺、田代島の猫神社、木島社、王子神社、猫神神社、生善院、招霊赤猫社をどうぞご覧ください。

有名な猫神の神社やお寺1:東京赤坂の美喜井稲荷

東京赤坂にある美喜井稲荷は、羊羹で有名な虎屋本店ビル近くの路地にひっそりと佇む小さな神社です。

「この神様にお願いする時はタコを食べない」というのが有名なお約束です。狛犬ではなく狛猫が出迎えてくれます。

もしかしたら、近所の野良猫が顔を見せてくれるかもしれませんよ。
住所交通手段猫神の数
東京都港区赤坂4丁目9-19最寄り駅 赤坂見附駅(東京メトロ丸ノ内線・銀座線) A出口(赤坂3丁目方面)より徒歩約9分(650m)狛猫や小鳥を手に乗せた猫など(3柱)

有名な猫神の神社やお寺2:東京世田谷の豪徳寺

東京世田谷にある豪徳寺は、招き猫発祥との伝説があるお寺として有名です。井伊直孝(彦根藩主)が猫に招かれて、雷雨を避けられ、ありがたい説法を聞くことができたことから、後に井伊家の菩提寺としました。

豪徳寺には、招福観世音菩薩(招猫観音)を祀る招猫殿があり、その横には願が成就したお礼としての招福猫児(マネギネコ)が多数奉納されています。こちらの招福猫児は、右手を上げた白猫の姿です。
住所交通手段猫神の数
東京都世田谷区豪徳寺2丁目24-7最寄り駅 宮の坂駅(東急世田谷線)より徒歩約5分・豪徳寺駅(小田急線)より徒歩約10分招猫観音・招福猫児が多数

有名な猫神の神社やお寺3:宮城県田代島の猫神社

次のページ:猫神のいる神社やお寺に行ってみよう!

初回公開日:2019年08月19日

記載されている内容は2019年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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