猫神が神様として崇められている理由|猫神の神社やお寺8選
更新日:2024年09月12日
猫神とは?
猫神とは簡単に言えば猫の神様のことです。姿形はほぼ同じ猫でありながら、猫の神様として崇められているのが猫神です。
日本では猫神が、大切に祀られている神社やお寺も存在します。世界各国の神話にも登場します。
日本では猫神が、大切に祀られている神社やお寺も存在します。世界各国の神話にも登場します。
猫神と歴史
猫神の歴史は古く、猫神の姿も、地域や時代によって多少の違いがあります。エジプトの初期の猫神は雌ライオンの頭に人間の体、その後猫神(イエネコ)の頭に変わり神様の性格も変わりました。
ブラジルではシアナと呼ばれ、ジャガーと人間との間に生まれた猫神がいます。イングランドでは、黒猫が猫神です。
ブラジルではシアナと呼ばれ、ジャガーと人間との間に生まれた猫神がいます。イングランドでは、黒猫が猫神です。
猫と人間との関わり
猫と人間との関わりは古く、紀元前3000年ごろと言われています。ペットでお馴染みの猫(イエネコ)の起源は、古代エジプトに遡ります。
そして、イエネコの祖先は、約13万1000年前、中東の砂漠などで生息していたヨーロッパ山猫(リビア山猫)をネズミの駆除などのために家畜化したものだと考えられています。
そして、イエネコの祖先は、約13万1000年前、中東の砂漠などで生息していたヨーロッパ山猫(リビア山猫)をネズミの駆除などのために家畜化したものだと考えられています。
猫を神様として崇めている理由
猫を神様として崇めるのは、猫が可愛いい存在だけではなく、人間にとって大変役立つ働きをすることが大きな理由です。
猫の身体能力の高さと狩猟の本能が強い、天候や災害を察知する能力などには驚かされます。
猫の身体能力の高さと狩猟の本能が強い、天候や災害を察知する能力などには驚かされます。
猫を神様として崇めている理由
- 猫は世界各国での家の守り神とされていた
- 女神パステトは猫の女神
- 多産を司る神様
- 漁師の守護神
- ネズミの駆除
猫を神様として崇めている理由1:猫は世界各国で家の守り神とされていた
猫には、癒し効果だけではなく、特別なパワーがあり、病気や災害などから家族を守ると信じられてきました。世界各国で、猫にまつわる話は多数存在しています。
日本では、猫が家族の病気を治したり寄せ付けない、家族の身代わりになるなどと信じられてきました。
日本では、猫が家族の病気を治したり寄せ付けない、家族の身代わりになるなどと信じられてきました。
猫を神様として崇めている理由2:女神バステトは猫の女神
女神バステトは、エジプト神話に登場します。当初は雌ライオンの頭を持つ女神で、攻撃的な神様とされましたが、猫の頭を持つ女神となってからは、穏やかな性格の神様になりました。
また、古代エジプト時代では、猫(イエネコ)を宝のように、とても大切にしていました。法律では国外への持ち出しが禁止されていました。
また、古代エジプト時代では、猫(イエネコ)を宝のように、とても大切にしていました。法律では国外への持ち出しが禁止されていました。
多産を司る神様
猫は多産を司る神様でもあります。猫の出産は、2~8匹の子猫を産みます。しかも、多産な猫は、年に2~3回出産することもあります。
アメリカのトラ猫が生涯で産んだ子猫は420匹で、ギネスに記録されています。
アメリカのトラ猫が生涯で産んだ子猫は420匹で、ギネスに記録されています。
猫を神様として崇めている理由3:漁師の守護神
黒猫を飼っていると海難事故が防げると信じられています。猫と一緒に船に乗り込む猟師が多いのも、漁師の守護神と信じられているためです。
国や地域によっては、猫の毛色で吉凶が真逆になることもあります。白猫や黒猫の場合は特に、不吉の意味だとしたり、幸運を招く意味にもなるので、注意して使われています。
国や地域によっては、猫の毛色で吉凶が真逆になることもあります。白猫や黒猫の場合は特に、不吉の意味だとしたり、幸運を招く意味にもなるので、注意して使われています。
猫を神様として崇めている理由4:ネズミの駆除
人間の生活が狩猟から農耕に移行した結果、備蓄される穀物が増えたことでネズミが大量発生し、駆除が必要になり、小動物を狩る本能が強い猫が登場しました。
猫の聴力は、ネズミが出すような超音波も聞き取れるといわれ、身体能力も高く、夜行性であることも、ネズミの駆除に猫が最適でした。
猫の聴力は、ネズミが出すような超音波も聞き取れるといわれ、身体能力も高く、夜行性であることも、ネズミの駆除に猫が最適でした。
初回公開日:2019年08月19日
記載されている内容は2019年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。