猫のひげが抜ける理由とは?3つの理由とひげの役割を知ろう
更新日:2024年09月12日
猫のひげは抜けるのか?
猫を初めて飼った人の中には、掃除をしていて猫のひげが落ちているのを見つけて驚いたという人も多いのではないでしょうか?
猫のひげが抜けるということは意外と知られていないので、抜けているのを見ると病気ではないのかと心配になります。
そこで、猫のひげはなぜ抜けるのか、猫のひげはどういう役割を果たしているのかなど、猫のひげについての情報をいろいろとご紹介していきます。
猫のひげが抜けるということは意外と知られていないので、抜けているのを見ると病気ではないのかと心配になります。
そこで、猫のひげはなぜ抜けるのか、猫のひげはどういう役割を果たしているのかなど、猫のひげについての情報をいろいろとご紹介していきます。
猫のひげは生え変わる
猫のひげは体毛と同じく生え変わります。体毛は量が多いので、一度にたくさんの量が抜けてしまうことがありますが、猫のひげの場合は一度に大量に抜けることはなく、少しずつ生え変わっていきます。
歯が生え変わっていく様子と似ていますが、立派な長いひげがいっぱいになってきたら、そろそろ生え変わりの時期になりますので、床などに落ちているのを見つけることが多くなることでしょう。
歯が生え変わっていく様子と似ていますが、立派な長いひげがいっぱいになってきたら、そろそろ生え変わりの時期になりますので、床などに落ちているのを見つけることが多くなることでしょう。
猫のひげの役割5つ
猫のひげを切ってはいけないと言われますが、猫のひげは上記のように重要な役割を果たしています。その中には知られていなかった意外な役割もあります。
「猫のヒゲってアンテナなんだ」と歌っている子供の歌もありますが、アンテナ以外にもある猫のひげの重要な5つの役割について説明していきます。猫のひげの役割を理解して、立派な可愛いひげを大切にしてあげましょう。
「猫のヒゲってアンテナなんだ」と歌っている子供の歌もありますが、アンテナ以外にもある猫のひげの重要な5つの役割について説明していきます。猫のひげの役割を理解して、立派な可愛いひげを大切にしてあげましょう。
猫のひげの役割5つ
- 空気の流れを感じ取る
- 獲物を察知する
- 目を守る
- 通れる場所か判断する
- 馬の耳のように気分を表わす
役割1:空気の流れを感じ取る
猫のひげは体毛よりも太く、体毛よりも3倍も深い場所に埋まっています。ひげの根元にはたくさんの神経が集中していて、外界の微妙な空気の変化も感知することができます。
障害物に近づくと、空気が変わったことを感じ取って、たとえ暗闇でも障害物にぶつかることなく歩けます。またひげで風の方向や湿度を感じ取ったり、ジャンプの時に風速と風向きを感じたりして、うまく飛ぶことができます。
障害物に近づくと、空気が変わったことを感じ取って、たとえ暗闇でも障害物にぶつかることなく歩けます。またひげで風の方向や湿度を感じ取ったり、ジャンプの時に風速と風向きを感じたりして、うまく飛ぶことができます。
役割2:獲物を察知する
猫のひげは、耳では感じ取れない微妙な振動を捉えることができ、獲物がいることを察知することができます。また猫は、近くのものを見ることができませんので、口の横に生えている長いひげで、食べ物を感じ取ることができます。
獲物の存在を感じ取ることができるだけでなく、ひげでその獲物に触れることによって、獲物の生死を判断できることもあります。
獲物の存在を感じ取ることができるだけでなく、ひげでその獲物に触れることによって、獲物の生死を判断できることもあります。
役割3:目を守る
猫のひげは口の周りだけでなく、目の上などにも生えています。両目の上のひげは「上毛」と呼ばれていますが、顔の周りのひげ、特にこの上毛に刺激を感じると、大切な目を守るために猫はとっさに目を閉じます。
また人間の眉毛やまつ毛と同じく、上毛で細かいゴミやほこりを吸着して、目の中にゴミが入るのを防ぐ役割もあります。
また人間の眉毛やまつ毛と同じく、上毛で細かいゴミやほこりを吸着して、目の中にゴミが入るのを防ぐ役割もあります。
役割4:通れる場所か判断する
猫は狭い場所を通ろうとするとき、ひげを使って通れる場所なのかどうかを判断します。猫のひげは、顔の周りに円状に生えています。
狭い場所を通ろうとするときはひげをいっぱいに広げて、顔を少し入れてみてからひげをメジャーのようにして自分の体が通り抜けられるかどうかを測ります。顔を入れてひげが通れるのなら、体も通り抜けられると判断します。
狭い場所を通ろうとするときはひげをいっぱいに広げて、顔を少し入れてみてからひげをメジャーのようにして自分の体が通り抜けられるかどうかを測ります。顔を入れてひげが通れるのなら、体も通り抜けられると判断します。
役割5:馬の耳のように気分を表す
動物は体の部分の様子で感情を判断できることがあります。馬は耳の動きで感情や体調がわかり、犬は尻尾の動きで感情がわかることがあります。
猫は尻尾でも感情がわかることがありますが、ひげの様子にも感情が表れます。例えば、眠っているときや退屈しているときはダランと垂れて、機嫌が良いときはピンと伸ばして上を向いています。怖がっているときは頬にピッタリとひげをくっつけています。
猫は尻尾でも感情がわかることがありますが、ひげの様子にも感情が表れます。例えば、眠っているときや退屈しているときはダランと垂れて、機嫌が良いときはピンと伸ばして上を向いています。怖がっているときは頬にピッタリとひげをくっつけています。
猫のひげが抜ける理由とは?
初回公開日:2019年08月06日
記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。