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猫のひげが抜ける理由とは?3つの理由とひげの役割を知ろう

更新日:2024年03月27日

猫のひげは体毛と同じように抜けて生え変わります。猫のひげには多くの役割があり、猫にとってはなくてはならないものです。もし抜ける前にひげを切ってしまうと、猫は多くの危険にさらされてしまいます。あまり気にしていなかった人も、猫のひげに少し注目してみてください。

猫のひげが抜ける理由とは?3つの理由とひげの役割を知ろう
猫を飼うのが初めての場合、猫のひげが床に落ちているのを見つけると心配になることがあります。しかし体毛と同じようにひげも生え変わりますので、抜けるのは自然なことで心配することはありません。

そこで、猫のひげが抜ける主な理由をご紹介します。猫のひげが抜けるのは、ほとんどの場合は次の3つの理由によります。あまりにも抜けることが多い場合は病気が原因であることもあるので、大切なひげを守るために注意が必要です。

猫のひげが抜ける理由

  1. 生え変わり時期
  2. ストレス
  3. 環境の変化

猫のひげが抜ける理由1:生え変わり時期

猫のひげは古いものが抜けて、新しいものが生えるというサイクルになっています。体毛のように大量に抜けることがないので気が付きませんが、時々、長いひげが床に落ちているのを見つけるのは自然なことです。

体調も特に変化がなく、ひげの数も極端に少なくなっていることがないのであれば、生え変わり時期だと考えられます。

猫のひげが抜ける理由2:ストレス

猫は気ままに過ごしているように見えますが、ちょっとしたことがストレスになり体調に変化を及ぼしてしまうことがあります。ストレスの影響がひげが抜けるという症状に表れてしまうこともあります。

いつもよりひげが抜ける回数が多いと感じることがあったら、猫にストレスを感じさせていなかったかどうかを思い返してみましょう。構いすぎるのも構いすぎないのもストレスになり、食事の変化もストレスになることがあります。

猫のひげが抜ける理由3:環境の変化

暮らしている環境の変化は、猫にとって大きなストレスになり、ひげが抜けるという症状に表れてしまうことがあります。

引っ越しなどで大きく環境が変化した場合、旅行や用事などで飼い主が一時的に不在になった場合、また新しい猫が来た、また他の動物が来た場合などは特に注意が必要です。

猫にとって環境が変化することがあった場合は、特に体調やひげの様子に気をつけてあげるようにしましょう。

猫のひげが抜ける前に切ってしまったら?

猫のひげは自然に生え変わるものなので、抜ける前に人間の手で無理やり抜いたり切ったりすることはしてはいけません。

それでは、もし抜ける前にひげを切ってしまったら、猫がどのような状態になってしまうのかをご紹介します。最悪の場合は命に関わることもありますので、猫のひげを人間によって切ってしまわないようにしてください。

距離感が判断できなくなる

猫のひげを抜ける前に切ってしまうと、距離感が判断できなくなり、それまで難なくこなしていたことができなくなってしまうことがあります。

遠いところや高いところにジャンプしたり、狭い場所を通り抜けるのも、ひげで距離感を判断して行っていたので、これらのことができなくなってしまい、元気をなくしてしまう可能性があります。

物にぶつかることが増える

猫は抜ける前に故意にひげを切られてしまうと、平衡感覚が鈍ってしまい、壁や物などの障害物にぶつかってしまうことが多くなります。障害物にぶつかることによって大けがをしたり、最悪の場合には命が危険にさらされてしまうこともあります。

特に暗いところでは、いろいろなものにぶつかってしまう危険がありますので、もし間違って切ってしまった場合は、障害物をなくすなどの配慮が必要です。

歩けなくなってしまう場合もある

人間にとってはたかがひげであっても、猫にとってはとても大切なものです。その大切なひげを抜ける前に失くしてしまうと、元気がなくなって部屋にすみでじっと動かなくなってしまうこともあります。

平衡感覚が鈍ることによって、歩いたりジャンプしたりすることに不安を感じて、歩けなくなってしまうこともあります。ひげを切ることは本来の猫の能力を奪い、猫らしさをなくしてしまうことになってしまいます。

猫の抜けたひげはご利益がある?

次のページ:猫のひげについて知っておこう

初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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