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猫の7歳以上はもうシニア?飼い猫の老化のサインと対処法をご紹介

更新日:2024年11月17日

猫の平均寿命は15歳前後と言われています。7歳はその半分、すなわち猫にとっては中年期です。健康状態も7歳を境に変化が現れてくるでしょう。老化を素早く察知し、早期に対処することで猫の健康寿命を延ばします。老化のサインを把握して、適切な健康管理を行いましょう!

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猫の7歳とは?

猫はほとんどの場合、1歳で成猫を迎えると言われています。では、7歳になると猫の生涯においてはどのあたりになるのでしょうか。

成猫になってしばらく、高齢猫への曲がり角を迎えるのが7歳です。老化への対処を考え始めましょう。

人間年齢に換算すると44歳

猫にとっての7歳は、人間年齢に換算すると44歳です。いわゆる中年期を迎えた年頃ということになります。

猫の一般的な平均寿命は15歳前後ですので、このことから見ても、生涯の半分あたりであることがわかるでしょう。

人間にとってはたったの7歳ですが、猫としては充分に成熟しているため、いつまでも同じような感覚で接することのないように気をつけてください。

健康管理に気を付け始める時期

猫にとっての7歳は、健康管理に気を付け始める時期です。人間にとっての44歳であることを考えれば、健康維持に気を使うべき頃合であることはおわかり頂けるでしょう。

体力や筋力が衰えてきたり、免疫力が下がってくるなど、体を健康に保つための力が弱くなっていくからです。

見た目からは老化が分かりづらい猫ですが、きちんと年齢を意識して健康管理をしてあげましょう。

遊びたいが盛り上がれない

猫は7歳を境に、なかなか活発に遊ぶことができなくなってきます。遊びたい気持ちがあっても体が付いてこなかったり、疲労感が強くなってくるからです。

もともと猫は気まぐれな動物なので、飼い主と遊んでくれないこともあります。しかし、日常的に遊ぶ機会や時間が少なくなったと感じるのであれば、老化現象が始まっている可能性も高いです。

シニア猫となる時期はまちまちの理由

猫にとっては7歳が健康の曲がり角となりますが、シニア猫の時期を迎える段階は猫によってまちまちです。何歳になったからと言って、必ずしもシニア猫であるとは言い切れません。

人間でも個人によって差があるのと同じことです。

シニア猫となる時期はまちまちの理由1:猫種の違いによる平均寿命の違い

シニア猫となる時期がまちまちの理由として、1つ目は「猫種の違いによって平均寿命に違いがあるから」です。

平均寿命が短い猫であればシニア期を迎えるのも早いでしょう。反対に、平均寿命が長い猫であればシニア期を迎えるのは遅くなります。

愛猫がどの種類であるのかによって平均寿命をきちんと把握しておくと、ひとつの目安になるでしょう。

シニア猫となる時期はまちまちの理由2:飼育環境によるから

シニア猫となる時期がまちまちの理由として、2つ目は「飼育環境によるから」です。飼育環境が安心安全で、食事やトイレなどがきちんと整備されているほど、健康寿命は延びるでしょう。

当然のことながら生活環境が劣悪であるほど、健康寿命は縮まり、老いが加速します。

良い食事を摂り程よく運動、ストレス発散ができていれば、元気で若々しい時期を長く過ごすことができます。

シニア猫となる時期はまちまちの理由3:個体差によるから

シニア猫となる時期がまちまちの理由として、3つ目は「個体差によるから」です。

人間ひとりひとりに個別の寿命があるように、猫にもそれぞれの寿命があります。猫なら必ず何歳でシニア期を迎える、とは断言ができません。

猫によって生命力には個体差があるということを覚えておきましょう。その中でいかに健康でいられるかが重要です。そしてそのために猫の変化を察知してあげるのが、飼い主の役目となります。

猫の老化サイン7つ

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初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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