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猫の7歳以上はもうシニア?飼い猫の老化のサインと対処法をご紹介

更新日:2024年11月17日

猫の平均寿命は15歳前後と言われています。7歳はその半分、すなわち猫にとっては中年期です。健康状態も7歳を境に変化が現れてくるでしょう。老化を素早く察知し、早期に対処することで猫の健康寿命を延ばします。老化のサインを把握して、適切な健康管理を行いましょう!

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猫にとっては一般に7歳が健康の曲がり角と言われますが、上記の通り、シニア期を迎える時期はまちまちです。では、どのようにして愛猫の老化を判断すればよいのでしょうか。

行動や状態に意識して、様子を観察してあげましょう。

猫の老化サイン1:動きが悪くなり寝てばかりいる

猫の老化サインとして、1つ目は「動きが悪くなり寝てばかりいること」です。猫は日常の大半を寝て過ごす動物ですが、悪戯や運動会をすることも大好きです。

特に7歳を迎えてからは、「活発な運動をしているか」、あるいは「食事やトイレへ積極的に行っているか」を意識してみましょう。

回数が少なくなったと感じるのであれば、老化によって体力が衰えているというサインです。

猫の老化サイン2:毛繕いが減り毛並みが悪くなる

猫の老化サインとして、2つ目は「毛繕いが減り、毛並みが悪くなること」です。

猫にとっては毛繕いも大切な生活行動のひとつであり、かなり頻繁に行われます。寝ているか毛繕いをしているかのどちらかであるとも言われるほどです。

つまり、毛繕いが減るということは、「毛繕いそのものが負担になるほど体力が衰えている」ということになります。

7歳を超えて毛並みが悪くなってきたと見える場合には、老化が始まっている可能性が高いです。

猫の老化サイン3:食事や飲水量が減り痩せてきた

猫の老化サインとして、4つ目は「食事や飲水量が減り、痩せてくること」です。食事は生活のエネルギー源ですが、同時に体力を消費する行為でもあります。

そのため、体力が衰えてくると食事や給水も難しくなってしまいます。

7歳以降、以前に比べて食事や飲水量が減ったのであれば、猫の体力が低下してきているというサインです。

猫の老化サイン4:トイレ以外で排泄することがある

猫の老化サインとして、5つ目は「トイレ以外で排泄してしまうこと」です。

これまできちんとトイレでしていたのにできなくなったということであれば、トイレまで行く体力がなくなってしまったか、あるいはトイレの場所が分からなくなってしまったことを意味します。

7歳を迎えて以降に粗相することがでてきたとすれば、それは老化現象のひとつです。トイレの環境を変えるところから、適切な対処を行ってください。

猫の老化サイン5:高い所が登れなくなった

猫の老化サインとして、6つ目は「高いところへ登れなくなること」です。特に、これまで登れていた場所へ行かなくなったといった場合は老化の可能性を疑いましょう。

以前に比べて、筋力が衰えたというサインです。

7歳を境に行動範囲が狭くなったと感じた場合は、老化が始まっていると捉えた方がよいでしょう。シニア期に向けた準備と覚悟が必要です。

猫の老化サイン6:反応が遅くなった

猫の老化サインとして、7つ目は「反応が遅くなること」です。反応が鈍くなったと感じられる場合も同様に捉えてください。

感覚が鈍っていたり、体を素早く動かすことができなくなるというのは、人間にも見られる老化現象のひとつです。

7歳を超えて、以前よりも反応や動きが悪くなったと見えるのであれば、それは老化が始まっていることを表しています。

猫の老化サイン7:筋肉の張りがなくなり皮膚が垂れ下がってきた

猫の老化サインとして、8つ目は「筋肉の張りがなくなり、皮膚が垂れ下がってくること」です。視覚的にもよく分かる変化で、お腹や関節周りにたるみが目立つようになってきます。

筋肉が衰え、肉体が重力に逆らえなくなってきているということです。言うまでもなく身体能力が低下しているサインですので、環境を整える必要があります。

猫の老化サインが現れた時の注意点

老化のサインには行動や様子から見受けられるものが様々あります。7歳を超えたあたりからは特に意識して変化を見逃さないようにしましょう。

老化サインを見つけることができたら次は、環境を改善する段階に移ります。
世話に掛かる手間注意点
生活環境段差や高低差をなくす
ブラッシング・爪切りこまめに行う
お風呂・タオルウォッシュ無理なくこまめに行う
食事柔らかいもの、栄養価が高く低カロリーなもの

猫の老化サインが現れた時の注意点1:猫の安全・安心の確保

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初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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