15歳以上は長生き猫？猫の平均寿命とは｜長生きするための方法

猫の寿命はどういった事で決まるかご存知でしょうか？

猫の寿命とは、猫の生活環境や種類、猫の個体差によっても15歳という平均寿命は変わると言われており、屋外で飼うのと屋内で飼うのとでも寿命は大きく変わってくるという結果もあります。

猫の寿命は年々伸びてきており、最近では15歳を超えて元気に生活している猫も多くなってきています。

猫の寿命が15歳を超えるようになった背景には、猫を飼っている方が猫の健康を考えた生活環境を整えるようになったこともあるでしょう。

猫のための食べ物もさまざまな種類が発売されてきており、子猫用のミルクや15歳を超える長寿猫のための食べやすいペットフードなどもあります。

屋外で猫を放し飼いにする家庭よりも、室内で安全に飼っている猫の数が増えた事も、平均寿命が15歳を超えるようになったポイントといえるでしょう。

猫の平均寿命は15歳となっていますが、オス猫かメス猫でも長生きかどうかに差が出ます。

オス猫は屋外で飼っている場合、よそのオス猫と喧嘩をしたりする可能性があり、寿命を縮めてしまうという事は考えられるでしょう。

他にもオス猫とメス猫では罹る病気を予防できるかどうかでも、寿命の違いがあらわれる可能性も考えられます。

人間に置き換えてみても、世界的に女性の方が男性よりも長生きという結果がありますので、猫の場合でも同じように遺伝子レベルでメス猫の方が長生きなのではないでしょうか。

猫の平均寿命は15歳となっていますが、少し前までは10歳まで生きられれば良い方だと考えられていました。

猫の平均寿命が15歳になった背景として、屋外で放し飼いにするのではなく、完全室内飼いをする家庭が増えてきた事も考えられるでしょう。

室内飼いの猫と屋外で放し飼いの猫とでは2年半程度の寿命の差があります。

野良猫の場合の平均寿命は3年から5年といわれていますので、室内飼育の猫よりも事故や猫同士のケンカに巻き込まれる事も考えなければいけません。

猫の平均寿命は15歳ですが、15歳をはるかに超えて長生きし、ギネス記録にも載っている最長寿の猫は38歳まで生きたアメリカに住んでいた猫です。

人間の年齢で計算すると168歳になるため、人間の長寿ギネス記録でも平均して117歳ですのでかなりの長寿である事がわかるのではないでしょうか。

猫の長寿ギネス記録以外にも、15歳という平均寿命をはるかに超えて、27歳や30歳まで生きた長寿猫がいます。

ギネスブックに載る事が目的ではなく、少しでも長く一緒にいたいと考える飼い主の愛情が伝わるのではないでしょうか。

猫の年齢と人間の年齢を比較するとどのくらいの違いがあるかご存知でしょうか？

猫の1歳と人間の1歳では大きく年齢に差がある事がわかっています。猫の1歳は人間の年齢にすると17歳で、猫の平均寿命の15歳の場合、人間の年齢でいうと76歳になります。

子猫から長寿猫への変化をご紹介しますので参考にしてみて下さい。

猫が生まれてから成猫になるまでの期間は短く、約1年で成猫に成長します。

生まれたての猫にとっての1週間は人間の赤ちゃんでいうと1ヶ月程度ですが、2週間で3ヶ月、3週間で半年と急激に成長している事がわかるでしょう。

3週間の子猫であれば歯が生えはじめ、自分で排泄ができるようになります。兄弟同士でじゃれ合って遊ぶこともできるようになります。

猫の赤ちゃん用のミルクから離乳食の時期を迎える時期でもあり、1ヶ月も過ぎれば猫は人間では1歳です。

1歳を過ぎると猫の大きさは成猫と同じになり、人間の年齢にすると17歳から20歳くらいになったと言えます。

メス猫の場合は妊娠する事ができ、オス猫も交尾する事ができるようになります。猫の個体差にもよりますが、早い猫の場合は9ヶ月辺りで発情期を迎える事もあるでしょう。

2年を過ぎると人間では23歳程度の年齢になり、発情期も盛んになってきますので、外で放し飼いにしている場合は猫同士のケンカに注意しなければいけません。