15歳以上は長生き猫？猫の平均寿命とは｜長生きするための方法

成猫の期間が5年もすぎると、猫も6歳で高齢猫として肥満に気をつけてあげなければいけなくなる年齢になり、人間の年齢で換算すると40歳くらいです。

毛の中に白髪が生えはじめ、腎不全などの病気にも注意しなければいけなくなりますし、寝てばかりいたり歯が抜け始める猫もでてくるでしょう。

運動をあまりしないような猫の場合は肥満に気をつけなければいけないため、猫の食事も見直す必要があります。

高齢の猫用にペットフードが販売されていますので活用してみることもです。

長寿猫と呼ばれる猫は11歳くらいから16歳以上の猫を指しています。平均寿命が15歳の猫にとって、11歳からは長寿の部類に入るでしょう。

人間の年齢にすると60歳から80歳を過ぎる事になり、ボケがはじまったりすばやく動けなくなったリもします。歯も抜け始めるため、エサも一回では食べきれなくなるでしょう。

足腰も弱くなって常に寝ている状態も増えますが、無理して運動させるのは猫にとって負担になる可能性もあります。

15歳が平均寿命といわれている猫ですが、個体差以外にも猫の種類によって長生きしやすいかどうかが変わると言われています。

どのような猫の種類が長生きしやすいのか、15歳を平均寿命としてどのような種類の猫が長く生きてくれるのか考えてみましょう。猫の種類から猫が長生きする秘訣やヒントが見つかる可能性があります。

さまざまな種類の混血である雑種は平均寿命が14.3歳となっており、平均寿命である15歳に近い事がわかっています。

猫を飼っている人の中には血統書付きの猫を飼っている方も多くいますが、飼っている猫の種類には雑種を選んだわけではなく、自然に交配して雑種になったケースも多いでしょう。

雑種が確実に他の猫の品種よりも平均寿命が高いというわけではなく、野良猫の場合は平均寿命が低いこともわかっていますので、一概に雑種の平均寿命が高いとはいえません。

スコティッシュ・フォールドの平均寿命は13.4歳で猫の平均寿命である15歳にはとどきません。

スコティッシュ・フォールドはとてもが高い品種で、垂れている耳が特徴的な猫です。スコティッシュ・フォールドと呼ばれている猫のすべてが垂れ耳というわけではなく、個体差があります。

スコティッシュ・フォールドは耳掃除をおこなわなければいけない事もあり、お手入れがかかせません。他の猫よりもおとなしく運動量も少ないため適度に運動させてあげましょう。

アメリカン・ショートヘアの平均寿命は13.5歳で、猫の平均寿命よりも若干低い事がわかるでしょう。

アメリカン・ショートヘアは、くりくりとしたアーモンド形の目と短い毛が特徴的な猫で、とてもがある品種です。

好奇心旺盛な性格をしていますので、飼い主に懐くというよりも一人で遊んでいる事が多く、室内でもさまざまなものに飛びついたりしまう危険もあります。

できるだけ猫の周りに危ないものを配置しないようにして飼育しましょう。

マンチカンの平均寿命は11.2歳で、猫の平均寿命の15歳をはるかに下回り、少し前までの猫の平均寿命に近い事がわかります。

マンチカンは「小さい」という意味の名前で、突然変異の品種です。足が短く、可愛らしい歩き方をしますが、他の猫とジャンプ力はそれほど変わらないでしょう。

マンチカンは特徴的な体型でがありますが、太らせすぎに注意しなければいけません。平均体重を超えないように適度な運動を心がけなければいけません。

ロシアンブルーは平均寿命が13.1歳となっていますので、猫の平均寿命である15歳にはとどきません。

ロシアンブルーは名前の由来となっている毛色と美しい目の色が特徴的な猫で、その美しさからの高い品種です。

ロシアンブルーは珍しい品種ですので、ペットショップでもなかなか見かけません。運動が好きな個体が多いため、運動不足にならないような生活環境を整えてあげることが大切です。

可愛がり過ぎて肥満にならないように気をつけて下さい。