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猫は18歳で長寿認定!猫の平均寿命や長寿動物表彰の仕方について紹介!

更新日:2024年11月17日

18歳以上の猫には長寿を祝う表彰制度があることをご存知ですか?18歳以上の猫は、平均寿命を大きく上回った長寿猫といえます。長寿猫になるまでの成長過程、長生きの秘訣は何かを解説します。また、猫の長寿動物表彰とは何か、表彰の仕方についてご紹介します。

猫は18歳で長寿認定!猫の平均寿命や長寿動物表彰の仕方について紹介!

猫の18歳は人間に換算すると何歳?

猫の18歳は人間の88歳といわれています。

猫の年齢を人間に換算する場合の計算式は24+(猫の年齢−2年)×4歳といわれています。例えば、猫が1歳の場合、24+(1−2)×4=20となり、人間でいう成人を迎えます。

猫は生まれてから1年間で急速に成長するといわれ、その後は、1年ごとにおよそ4歳ずつ年をとる計算となります。10歳は56歳と還暦間近、18歳は88歳と立派な老年期を迎えていきます。

猫のシニアは何歳から?

猫のシニア期は7歳以上を指します。

人間でいうシニアとは何歳からを指すのでしょうか。一般的に「高齢者」という意味で考えると、国連では60歳を目安としています。では、猫の場合はどうでしょうか?

人間の60歳は猫でいう11歳です。しかし人間と比べて、歳をとるスピードが速い猫は、7歳を越えると見た目の変化はなくとも、身体のさまざまな生理的機能が減退し、老化が進んでいくといわれています。

人間の年齢にするとまだ44歳程度ですが、猫にとってはシニア期にあたるとされています。猫の18歳は立派なシニアであり、高齢期の中でも超高齢の世代になります。

野良猫の寿命

野良猫の平均寿命は3~5年といわれています。

猫の平均寿命は15歳前後ですが、これは飼い猫の場合であり、野良猫の寿命は長くても5年程度といわれています。

飼い猫よりも10歳近く寿命が短いのは、多くの理由が考えられます。外で暮らす環境、飢餓や栄養不足、怪我や病気になっても病院に連れていってもらうこともありません。

外で自由に暮らすことができる反面、頼る飼い主がいない野良猫は、厳しい状況を自分で乗り越えていかなければなりません。

猫が18歳まで生きられるというのは、猫にとって頼れる飼い主がいる証拠だといえるでしょう。

ギネス記録は何歳?

世界最高齢の猫は38歳と3日生きました。

テキサス州に住んでいた「クレームパフ」は、1967年~2005年までの38年間生き、現在もギネス最高齢の猫として記録されています。

38歳とは人間の年齢でいえば約168歳!驚愕の大記録です。

しかも、クレームパフの飼い主ペリー氏は、同時期に「グランパ・レックス・アレン」という猫を飼っており、こちらも34歳2ヶ月の長寿記録を持っているのです!

これはペリー氏の育て方に何か秘密があるのでしょうか?こちらでは要因の1つとして、猫に与えていた食事について挙げられています。

猫の長寿動物表彰

18歳以上長生きした猫を表彰する制度です。

猫の平均寿命は15歳前後、そんな中、長生きをした18歳以上の猫は「長寿動物」として表彰してもらえる制度があることをご存知ですか?

この長寿動物表彰は、公益財団法人日本動物愛護協会が2005年から始めました。

猫だけではなく、長寿の動物として長寿犬も資格があります。表彰対象は猫が18歳以上に対し、犬は、小型犬~超大型犬まで体重によって年齢条件が変わります。

これは犬の歳の取り方が体の大きさによって異なり、大型犬になるほど歳を取るスピードが遅いからです。

公益財団法人日本動物愛護協会

人と動物が共生できる社会をめざして活動する動物愛護団体です。

日本動物愛護協会(JSPCA)は、動物愛護思想の社会への発信と動物愛護活動を推進を目的としています。

主な活動の1つに「動物を理解し、人と動物がよりよい関係で共生できる社会を目指した提言や活動」があります。

その一環として、家族の一員として暮らしている高齢のペットを長寿動物として表彰しています。

猫と人間の年齢の比較

次のページ:猫の長寿動物表彰に必要な書類

初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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