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オスの子猫を見分けるポイントとは?オスの猫を飼う際の注意点

更新日:2024年11月18日

猫を飼う際、オスかメスかで迷う人は多いでしょう。一般的に、オス猫はやんちゃで感情的、メス猫は大人しいとされています。去勢・避妊手術の金額や手間も違えば、性別による行動の違いもあります。オス猫にスポットを当てて、その特徴と、オス猫を飼う際の注意点を解説しました。

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猫を飼う際に性別は重要な選ぶポイントになる!

ペットショップやブリーダーから猫を買う場合、また、知人から譲り受ける場合など、飼い猫の性別を選べることがあります。

個体差がありますが、オス猫とメス猫では性格や行動パターン、去勢避妊手術などの初期費用に差が出てきます。すでに先住猫がいる場合、先住がオス猫なのにオスの子猫を連れて行くと問題が生じる場合もあります。

オスの子猫を選ぶメリット

子猫から飼い始めて数ヶ月後には、去勢・避妊の手術を受けさせる人がほとんどですが、一般的に、去勢費用の方が避妊費用よりも安く済みます。避妊手術は約25,000円前後、去勢手術は15,000円前後で請け負う病院が多いでしょう。

また、避妊手術は1泊入院が必要とする病院がほとんどですが、去勢手術は入院の必要がない病院が多いです。

また、オスはメスより大らかで分かりやすく、甘えん坊な性格の猫が多いとされています。そういった性格の猫が好みなら、メスの子猫よりオスの子猫がです。

子猫の性別を見分けるポイント5つ

生後2ヶ月までの子猫において、性別を見分けるのは、獣医師でも難しいでしょう。何十年も続けてきた獣医師でも、百発百中でないと言われています。

オスとメスの違いが出始めるのは生後2ヶ月頃ですので、それ以降の月齢の子猫におけるオスとメスの見分け方をご紹介します。

例外もあるという点を念頭において、ご覧ください。

子猫の性別を見分けるポイント

  1. 顔つき
  2. 体つき
  3. 生殖器
  4. 行動
  5. 性格

子猫の性別を見分けるポイント1:顔つき

一般的に、オスの子猫の顔つきは、メスの子猫の顔つきに比べて、横に大きく平たくなっています。

これは、オス猫には喧嘩の強さが求められることに関係しています。オス猫はエサ場やメス猫をめぐって他のオス猫と喧嘩をしますが、喧嘩の強さは体の大きさで決まります。顔のパーツが横に広いと体が大きく見え、喧嘩も強そうに見えます。

実際に取っ組み合いの喧嘩をして追い払うよりも、顔つきを見て「喧嘩が強そう」と相手に勘違いしてもらった方が効率的なため、体の大きさだけでなく、顔つきでも喧嘩の強さもアピールしています。

子猫の性別を見分けるポイント2:体つき

顔と同じく、体つきに関しても、オスの子猫はメスの子猫に比べてガッシリしています。遺伝子や成長速度にもよりますが、ほとんどのオス猫は筋肉質で手足が太く、肩幅が広くなっています。

有名なのは「オス猫はライオン、メス猫はチーター」という見分け方でしょう。オス猫は、横から見て背中の位置が高く、前から見て肩幅が広いです。

ガッシリした体つきのオスの子猫と比べて、メスの子猫は長い手足を持っていて、しなやかな体つきをしている個体が多いです。

子猫の性別を見分けるポイント3:生殖器

一番分かりやすいのが生殖器の有無で見分ける方法です。生後2ヶ月前の子猫は生殖器が発達していませんので、生後2ヶ月以降に見るようにしましょう。

オス・メス共に、尻尾の付け根には肛門があります。肛門と尿の出口の間に睾丸があればオス、なければメスです。

肛門と尿の出口の距離が長ければオス、短ければメスという見分け方もありますが、非常に難しい見分け方です。オスの子猫とメスの子猫が数匹いれば比較して判断できますが、そうでない場合は判断がつかないでしょう。

子猫の性別を見分けるポイント4:行動

オス猫はメス猫よりやんちゃでイタズラ好きとされています。

イタズラして人間に叱られても、隠れたり拗ねたりせず、ケロっとしてまた同じことを繰り返すようなタイプは、オス猫に多いとされています。

また、縄張り意識が強いので、喧嘩っぱやく興奮しやすい猫も多いです。

ですが、人間の幼児においても、おてんばな女の子はいます。行動的でイタズラ好きだからといって、彼女は男の子ではありません。同じように、猫においてもおてんばなメスの子猫は存在しますので、絶対的な見分け方ではないと考えた方がいいでしょう。
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初回公開日:2019年08月03日

記載されている内容は2019年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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