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オスの子猫を見分けるポイントとは?オスの猫を飼う際の注意点

更新日:2023年12月16日

猫を飼う際、オスかメスかで迷う人は多いでしょう。一般的に、オス猫はやんちゃで感情的、メス猫は大人しいとされています。去勢・避妊手術の金額や手間も違えば、性別による行動の違いもあります。オス猫にスポットを当てて、その特徴と、オス猫を飼う際の注意点を解説しました。

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子猫の性別を見分けるポイント5:性格

オス猫は、メス猫に比べて大らかで大胆な猫が多いと言われています。もちろん個体差がありますが、怖いもの知らずで能天気な性格をしているオス猫は多いです。

感情をストレートに表すのも、オス猫が多いとされています。ベタベタに甘やかしたい・甘えて欲しいという人は、オス猫が向いています。

メス猫のように神経質でないとされていますので、「あまり猫に気を使えない」という人には、メス猫よりもオス猫との相性の方がいいでしょう。

オスの猫を飼う際の注意点

オス猫を飼う場合には、オス猫を飼う際の注意点があります。

基本的に、オス猫はメス猫よりやんちゃで大らか、気を遣わなくていいタイプが多いと言われていますが、楽なことばかりではありません。オスでもメスでも、その性質は一長一短でしょう。

ここでは、オス猫独特の行動やその原理、対処法などを紹介していきます。

マーキング行為はしっかりしつける

オス猫は、メス猫より縄張り意識が強いです。自分の縄張りを主張するために行われる行為を、マーキングといいます。

身近なところでは、犬が散歩中に電柱に向かって尿をかける行為があります。野生動物では、熊が木に後頭部をこすりつけて、縄張りを主張します。どちらも、体から出る個体独特の匂いを残して縄張りを主張しています。

猫のマーキングの中で最も困ると言われるのが、少量の尿を壁やカーテンにかけるスプレー行為です。スプレーされた場所を徹底的に綺麗にし、猫のストレスを取り除き、去勢手術を行うことで軽減されます。

去勢手術をする

発情した際のオス猫は、メス猫を求めて外に出ようとします。元から外に出ている猫は、より遠くまで足を伸ばすようになり、何日も戻ってこなくなることがあります。

また、他のオス猫と喧嘩をして怪我をしたり病気を貰ったり、遠くまで行き過ぎて迷子になったり、慣れない道で事故にあうケースも多発しています。

去勢費用は大体10,000円から15,000円程度で、半日の日帰り手術で済みます。市区町村によっては助成金を出している所もありますので、必ず受けさせましょう。

子猫の手術時期は、獣医師と相談して決めましょう。

オスならではの性格による違いを踏まえてしつけする

一般的に、オスはメスよりも、大らか・縄張り意識が強い・やんちゃ・能天気など、飼いやすい点もあれば飼いにくい点もあります。どちらが優れているということでもないので、自分にあった性別を選びましょう。

性別による1番の違いは、繁殖期の行動です。オス猫は攻撃的になることがほとんどです。繁殖期の行動は猫にとって本能的で、自分ではどうにもならない物ですので、叱ってはいけません。

性格においては例外もあります。愛猫の性格を1番理解しているのは飼い主です。愛猫の性格にあったしつけをしましょう。

オスの子猫の特徴や育てる際の注意点を知ろう

オス猫の飼育において、メス猫より楽だということは決してありません。と同時に、メス猫の方が楽ということも決してありません。

メス猫も十分に可愛らしいですが、オス猫の愛らしさはまた違った趣があります。実際にオスメス両方を飼った人の中には「人間でいうところの、娘の可愛さと息子の可愛さの違いに似ている」と言う人は多いです。

実際にオス猫を飼うなら、オス猫独特の行動を理解し、躾などの対処方法を実行していけば十分です。愛猫の性格を理解し、見合った方法で躾をしてあげましょう。

初回公開日:2019年08月03日

記載されている内容は2019年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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