猫の黒目の大きさが変わる理由とは?目の構造や種別の色を解説!
更新日:2024年09月13日
猫の目の構造について
猫の目の構造は人間とは少し違う構造になっています。
網膜の下に「タペタム」という輝板があり、わずかな光を反射することで暗闇でも見える目を持っていることや、第3のまぶたとも言われる半透明な白い「瞬膜」があることが代表的な違いです。
夜、猫の目が光って見えるのはこのタペタムに反射した光で目が光るように見えています。
動体視力はいいけれど静止している物は見え難かったり、黒目の大きさが変わったり、種類によって目の色が違っていたりと、猫の目にはねこの秘密がたくさん隠されています。
網膜の下に「タペタム」という輝板があり、わずかな光を反射することで暗闇でも見える目を持っていることや、第3のまぶたとも言われる半透明な白い「瞬膜」があることが代表的な違いです。
夜、猫の目が光って見えるのはこのタペタムに反射した光で目が光るように見えています。
動体視力はいいけれど静止している物は見え難かったり、黒目の大きさが変わったり、種類によって目の色が違っていたりと、猫の目にはねこの秘密がたくさん隠されています。
子猫はいつから見え始める
子猫は生まれてすぐは目を閉じていて、生後1週間ほどで目が開くようになります。そのときの目の色は子猫特有のキトンブルーと呼ばれるぼんやりとした青色をしていて、視力まだほとんどありません。
生後2週間頃にだんだんと見え始めます。
物を追いかけたり母猫を探したり、また奥行きもわかるようにようになります。この頃から生後10週にかけて視力は10倍ほど発達していき、目の色もキトンブルーから本来の目の色に変わります。
生後2週間頃にだんだんと見え始めます。
物を追いかけたり母猫を探したり、また奥行きもわかるようにようになります。この頃から生後10週にかけて視力は10倍ほど発達していき、目の色もキトンブルーから本来の目の色に変わります。
猫の視力はどのくらい?
猫は狩りをする動物で動体視力も抜群で視野も人間より広いので視力の良い動物だと思われがちですが、実は視力は良くありません。
猫の視力は人間の10分の1、0.1~0.2程度です。
猫は夜行性動物のため、視界が暗い場所でも夜目が利くよう光を取り入れる角膜や水晶体が人間よりも発達しています。
角膜が厚いと屈折率も大きく近視になり、レンズの役割を持つ水晶体が大きいと調整しにくいので風景や遠くにあるものなどは全体的にぼやけるように見えています。
猫の視力は人間の10分の1、0.1~0.2程度です。
猫は夜行性動物のため、視界が暗い場所でも夜目が利くよう光を取り入れる角膜や水晶体が人間よりも発達しています。
角膜が厚いと屈折率も大きく近視になり、レンズの役割を持つ水晶体が大きいと調整しにくいので風景や遠くにあるものなどは全体的にぼやけるように見えています。
猫の視力も低下する?
猫の視力も人間と同じように低下します。
視力が落ちる理由はさまざまですが、猫の嗅覚は鋭く、視力低下しても変わりなく日常生活を送っていることもあります。
目をしょぼしょぼさせていたり、涙腺から涙が多く出て目が潤むことが続いていたり、目の色が変わる、猫の目が普段と違うおかしいなど、目の見え方の異常を観察することが大切です。
定期健診での予防も大切ですが、壁伝いに歩く、瞳孔が開きっぱなしなど猫の眼の異常を感じたら病院へ連れて行ってあげましょう。
視力が落ちる理由はさまざまですが、猫の嗅覚は鋭く、視力低下しても変わりなく日常生活を送っていることもあります。
目をしょぼしょぼさせていたり、涙腺から涙が多く出て目が潤むことが続いていたり、目の色が変わる、猫の目が普段と違うおかしいなど、目の見え方の異常を観察することが大切です。
定期健診での予防も大切ですが、壁伝いに歩く、瞳孔が開きっぱなしなど猫の眼の異常を感じたら病院へ連れて行ってあげましょう。
猫の黒目の大きさが変わる理由とは?
猫の目を観察していると不思議なことがたくさんありますが、特に猫の黒目はまん丸になったり縦長になったりと瞳孔の大きさが変わるということは広く知られています。
暗いところで目を丸くする黒目がちな目や、明るいところで黒目を細く縦長にして鋭い目つきなどをしたり、その反対で、明るいのに怒っているときは黒目が丸くなったり、暗いのに黒目を細くして威嚇していることもあります。
なぜ猫の黒目は明るさや感情によって大きさを変えるのか、猫の目の仕組みや理由を紹介します。
暗いところで目を丸くする黒目がちな目や、明るいところで黒目を細く縦長にして鋭い目つきなどをしたり、その反対で、明るいのに怒っているときは黒目が丸くなったり、暗いのに黒目を細くして威嚇していることもあります。
なぜ猫の黒目は明るさや感情によって大きさを変えるのか、猫の目の仕組みや理由を紹介します。
場所の明るさによって変わる
猫は網膜の下にあるタペタムで光を反射させてわずかな光も最大限に利用するため、暗い場所では光をたくさん取り入れようと黒目を丸くし、明るい場所ではまぶしいので黒目を細くすることで光の調節をしています。
黒目を丸くしたり細くすることができるのは、黒目の周りに「瞳孔括約筋」と「瞳孔散大筋」がありためです。1番細いときで1mm、1番丸いときで14mmと13mmもの変化をさせることができます。
黒目を丸くしたり細くすることができるのは、黒目の周りに「瞳孔括約筋」と「瞳孔散大筋」がありためです。1番細いときで1mm、1番丸いときで14mmと13mmもの変化をさせることができます。
感情の変化で変わる
場所の明るさで黒目の大きさが変わるほかに、感情でも黒目の大きさは変化します。
瞳の大きさを変化させる筋肉は「副交感神経」と「交感神経」の働きが関係し、リラックスしているときは副交感神経作用して黒目が細くなる、興奮している時には交感神経が作用して黒目が大きくなる、という仕組みになっています。
感情の変化は尻尾や耳でも表現していますが、黒目は自分の意思で筋肉を動かすことはできないため、黒目の細さや大きさからも猫の感情を推測することができるでしょう。
瞳の大きさを変化させる筋肉は「副交感神経」と「交感神経」の働きが関係し、リラックスしているときは副交感神経作用して黒目が細くなる、興奮している時には交感神経が作用して黒目が大きくなる、という仕組みになっています。
感情の変化は尻尾や耳でも表現していますが、黒目は自分の意思で筋肉を動かすことはできないため、黒目の細さや大きさからも猫の感情を推測することができるでしょう。
初回公開日:2019年08月06日
記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。