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猫の黒目の大きさが変わる理由とは?目の構造や種別の色を解説!

更新日:2024年09月13日

猫の黒目の大きさが変わることは広く知られています。なぜ黒目の大きさが変わるのか不思議に思っている方も多いのではないでしょうか。この記事では黒目の大きさが変わる理由や、猫の目の色について紹介しています。猫の目の仕組みが気になる方はぜひ読んでみてください。

猫の黒目の大きさが変わる理由とは?目の構造や種別の色を解説!
感情黒目の大きさ行動や特徴
興味大きく丸い尻尾を左右に大きく振る、じっと見つめる
怒り大きく丸い尻尾を膨らませる、耳が後ろ向きに立っている
緊張(恐怖)大きく丸い尻尾を股の間に丸める、耳をぺたんと伏せる
驚き大きく丸い口が半開きになる、飛び上がる
喜び大きく丸い尻尾をぴんとして震わせる
平常心・安心縦長楕円香箱すわり、尻尾をぶらんと自然に下げている
緊張(攻撃的)細い目を見開いている
威嚇細い毛を逆立てる、シャーっと鳴く
リラックス細いまぶたを細める、瞬きをする

満足している時

猫が満足しているとき、リラックスしているときと同じように副交感神経によって黒目は細くなります。

大好きな人のそばでリラックスしているときや、ご飯を食べた後の毛づくろいをしているときなど、満足げに微笑むような表情も見られます。

緊張しているとき

緊張しているときの原因が恐怖であれば黒目は大きくなり、原因が攻撃的なものであれば黒目は細くなります。

怖くて緊張しているときは尻尾を丸めたり耳をペタンとさせて、攻撃的な緊張をしているときには目をカッと見開いていたりヒゲを前に出したりという行動も見られます。

興奮しているとき

興奮するとアドレナリンが放出され交感神経が優位になるため、黒目は丸く大きくなります。

喜んで興奮しているときには尻尾がピンと立ち小さく震わせたり、怒って興奮しているときは尻尾を膨らませたり耳を後ろ向きに立たせているので、なぜ興奮しているのか、尻尾や耳などを観察するとわかってきます。

眠いとき

眠いとき、猫はリラックスしているので黒目は細長くなります。

また、目がたれてきたり、第3のまぶたと呼ばれる猫の眼球を守る役割を持つ白い「瞬膜」が目を覆ったりする様子も見られます。

日向ぼっこをしているときやお気に入りの場所でリラックスしているときなど、眠そうな猫を観察すると黒目は細くなっているでしょう。

集中している・興味を持っている時

集中しているとき、興味を持っているときは、黒目は丸くなったり細くなったりします。

興味津々のときは交感神経によって黒目は丸くなりますが、細くなったりするのは興味のあるものを良く見ようとして光の調節やピントを合わせようとしているためです。

猫の目の色は種類によってさまざま

目に色がついているところを虹彩といいます。

猫の虹彩の色はさまざまな種類があり、中には左右で色の違うオッドアイやアルビノによって赤く見える赤い目も存在します。

目の色の違いは猫の種類やメラニン色素の遺伝によって決まり、メラニン色素が少なければ青色系、順番に緑系黄色系、メラニン色素が多ければ褐色系となり、猫によって目の色の違いがあります。

目の色は大きく4つに分けられ、色素の少ないほうからブルー、グリーン、イエロー、カッパー(銅色)と呼び名があり、猫の種類が同じでも虹彩の色が違うこともよくあります。
猫の種類目の色
シャムサファイアブルー、ブルー
ラグドールサファイアブルー、ブルー
ヒマラヤンブルー
ロシアンブルーグリーン
エジプシャンマウグリーン
アビシニアングリーン、ゴールド
シンガプーラグリーン、ヘーゼル、ゴールド
ベンガルゴールド、カッパー、ブルー

猫の珍しい目の色であるオッドアイとは?

オッドアイとは左右で目の色が違うことで、動物では特に猫に多く見られ、日本では神秘的な目「金目銀目」とも呼ばれ「幸運を運ぶ猫」として重宝されてきました。

片目だけ色素がないため虹彩の色がブルーになり、もう片方は本来の色素であるグリーンやイエローなどの色を持っています。

オッドアイになりやすい猫の種類はジャパニーズボブテイルやターキッシュアンゴラ、ターキッシュバンなど、主に白い被毛の猫に多いと言われています。
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初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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