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猫は生後7ヵ月で発情期を迎える!生後7ヵ月の猫の大きさや育て方

更新日:2023年12月17日

成長も緩やかになってくる生後7ヶ月あたりの猫は、今までとは違うさまざまな変化をみせます。発情期・歯の生え変わりなどが出てくるのもこの時期です。発情期に見られる猫特有の行動や、注意点、対処方法などをまとめてみました。噛み癖などに悩まされる人も要チェックです。

猫は生後7ヵ月で発情期を迎える!生後7ヵ月の猫の大きさや育て方

生後7ヶ月の猫の特徴

猫は生後7ヵ月で発情期を迎える!生後7ヵ月の猫の大きさや育て方
生まれてから半年ほどすると、幼さも抜けてきて大人っぽい顔つきに近づいてくるのが、生後7ヶ月を迎えたあたりの猫です。

猫の生後7ヶ月と言うと、人間で言う9歳くらいに相当する年齢に差し掛かりますが、徐々に発情期を迎える猫も出てきます。

生後7ヶ月の猫の特徴1:平均体重3~4㎏ほどになる

生後7ヶ月ともなると、顔つきや体型は成猫とほぼ変わらなくなります。平均体重は猫の種類によって異なりますが、一般的には3~4kgくらいが理想です。

しかし小型種の子だと1.5~3kg、大型種の子だと10kgにもなります。種類や性別によって平均体重は大きく異るため、この3~4kgという数字にこだわりすぎずに、ひとつの目安として知っておきましょう。

生後7ヶ月の猫の特徴2:永久歯が生えそろいだす

生後3ヶ月頃から抜け始める乳歯も、7ヶ月くらいで永久歯に生え変わります。永久歯に生え変わると、猫自身も違和感を覚えて噛み癖が出てくる子もいるので注意です。噛み癖に対する対処方法は、後ほど紹介します。

生後7ヶ月前後にありがちな乳歯と永久歯が混じっている時期は、歯の間に汚れが溜まりやすくなり臭いに悩まされる飼い主も少なくありません。しかし歯が揃うにつれて、口臭は気にならなくなってきます。

30本の歯が揃ったら、永久歯の生え変わりが完了です。

生後7ヵ月の猫の特徴3:発情期を迎える

成長も緩やかになってくると、発情期を迎えるようになります。7ヶ月前後で発情期を迎えるのが一般的ですが、オス猫は3ヶ月ころからマウンティング行為が始まる子もいます。

メス猫に関しては4ヶ月あたりから本格的な発情期を迎える子も早熟な子もいるので、細かい観察が必要です。猫の発情期は、日照時間が14時間以上を超えると始まります。

「猫の恋」という俳句の季語があるように、春先になると発情するイメージがありますが、春に限ったことではありません。1月~8月が繁殖期と言われ、年に3回ピークを向かえます。

生後7ヶ月の猫の注意点

体調管理だけではなく生理的な面でも、細かく注意して見守らなければならないのが、生後7ヶ月あたりからです。

今までに無かった行動を起こしたり、将来に向けての決断が必要になったりする時期でもあります。この時期に気にかけたい注意点をピックアップします。

生後7ヶ月の猫の注意点1:発情期特有の問題行動を起こす

少し早いと感じる人もいますが、生後7ヶ月もすると性別問わず発情期を迎えるようになります。発情期が近づくと、その時期特有の行動を起こし始めます。

その行動は本能として仕方の無いことではありますが、状況によっては避妊・去勢手術を考えなければなりません。

オス猫なら少ない尿をあちこちにかける行為(尿スプレー)、メス猫なら尿に生臭さを感じるようになったら発情期のサインです。

ちなみに、メス猫には月経はなく交尾をした時の刺激で排卵するメカニズムとなっています。

生後7ヶ月の猫の注意点2:去勢や避妊の時期

生まれてすぐの子猫にメスを入れて手術をするというのは、可哀そうと考える人もいるでしょう。しかし猫の将来、健康面のことを考えても去勢・避妊手術は望ましいです。

去勢・避妊手術の時期の目安としては、オス猫なら6~10ヶ月、メス猫なら6~8ヶ月となっています。

一般的には生後7ヶ月あたりに迎える初めての発情期前に、手術を済ませるのがベストです。

生後7ヶ月の猫の注意点3:体重管理が必要になる

食べられるものが増えてくるこの時期、色々な表情を魅せるようになるため、ついついご飯やおやつを与えすぎてしまう飼い主も少なくありません。

体重は健康管理をするための一種のバロメーターです。理想体重をキープすることで、より健康的な体づくりをすることができます。

太りすぎてしまうと高血圧や糖尿病などの病気を引き起こしてしまうので、飼い主がしっかりと管理することが大切です。食べ過ぎ・与え過ぎにはくれぐれも気をつけましょう。

猫は生後7ヶ月前後で発情期を迎えるため避妊・去勢手術が必要

去勢・避妊手術が必要なことだとは分かっていても、躊躇してしまうのが飼い主としては自然な心理です。去勢・避妊手術はデメリットよりはメリットの方が多いので、安心して挑んで良いでしょう。

手術した後のメリットは次のとおりです。

猫が去勢をさせるメリット3つ

  1. 猫のストレス防止になる
  2. 発情による大きな鳴き声やマーキング行動を防ぐ
  3. 望まない妊娠・出産の予防になる
次のページ:生後7ヶ月の猫が発情期を迎えてしまった時の対処法

初回公開日:2019年08月19日

記載されている内容は2019年08月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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